めざせ!信州のカーネギーホール

信州・田舎の温泉地、鹿教湯温泉に毎週ロビーコンサートを行なっているホテルがある。さて、そのロビーコンサートとは!?

行ってきました《サイトウキネン編》

2006-09-11 22:46:23 | Weblog
9月11日(月)

こんにちは、赤羽泉美です。
今年も、松本を彩る音楽の祭典《サイトウキネン・フェスティバル》が
行なわれています。(明日、12日までです。)
今日はその《サイトウキネン・フェスティバル》に行ってきました。

曲目は
・ディスタンス / 武満徹
・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 / L.V.ベートーヴェン
・交響曲第5番 / D.ショスタコーヴィチ

指揮:小澤征爾  ピアノ:内田光子

私は、内田光子さんのピアノが大好きで、
先日もピアノの先生にお願いして、モーツァルトのソナタを
MDにダビングしてもらったばっかりでした。

その内田光子さんが、あの小澤征爾氏と…皇帝をやっている!!

もう、それだけでお腹いっぱい。満足しそうでした。
日頃ホテルで仕事をしていると、どうしても練習時間がとれず、
「あー!もっとピアノを弾きたい!」
と欲求不満(?)に陥りがちな私なのですが、
今日の演奏を聴いて
「やっぱり、私はピアノが大好きなんだなぁ
と実感させられました。

どんなに時間がなくても、それは言い訳にすぎず、
自分のやる気さえあれば、もっと上達できるはず!
私は、もっともっとピアノに触れたいんだ!

そう思ったときに、自然と涙があふれてきました。

誰かの演奏を聴いて、涙が出るほど感動したのは初めてでした。

と、これで終わりではありません。
最後のプログラム「交響曲第5番」が始まるまで、あと3分…というときです。
なんと!内田光子さんが、目の前に現れたのです!

私の4列前ですよっ!!!!

「あぁー!どうしよう!」

と思っているうちに、足が勝手に動いていました(笑)
内田さんに駆け寄ると、握手をしてくれました。
とても大きくて、とても温かい手でした。

そして、また、涙がでました。。。(泣きすぎです。)


そんな気分を一瞬にして変える、ショスタコーヴィチ。
繊細さと、迫力。その対比が本当に素晴らしかったです。

言葉では、言い尽くせません。


ちょっと変な言い方かもしれませんが、
音楽の神様は絶対にいるし、音楽は人の心を動かすことができる。
私は、そう思っています。

斎藤ホテルのロビーコンサートは、小さなコンサートですが、
ほんの少しの感動でもいい、何かを皆さんに伝えられたら…と思っています。
「癒された」でもいい。「昔を懐かしく思った」でもいい。
何か、心の動くような、心の通じ合う、そんなコンサートにしたいです。


すみません。長くなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(今夜は興奮して、眠れなそうだなぁ…)と思っている、赤羽でした。

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2 コメント

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音楽ってとても素敵に同感です (こぼたん)
2006-09-13 12:25:33
ショスタコビッチ第5番「革命」ですか良いですね!!

音楽の神様は、見た事はありませんが何処かに必ずいるんでしょうね。

クラッシックは結構疲れてどうしようもない時に聞くと

心の琴線に当たるときがある様な気がします。

でも、ロビーコンサートも素敵です。

これからの、ロビーコンサートの発展を願ってやみません

心の琴線…に同感です (あかはね)
2006-09-13 21:42:46
私は、ショパンのバラード4番、

チャイコフスキーの白鳥の湖のワルツ、

あたりが心の琴線に触れる曲です。



ぜひぜひ聴いていただきたい曲ですね。



ロビーコンサートは、本当に小さな小さな音楽会ですが、

たまに音楽の原点を垣間見る気がします。



誰かの書いた曲を、誰かが演奏し、誰かの心が動く。



これからも応援してくださいね。