「イノチノカタチ」をテーマに ワイルドでメルヘンな作品を作っています。 5歳〜7歳までを過ごした佐渡島(さどがしま)では、 海や川が身近な遊び場でした。 貝殻集めに夢中になったのもこの頃です。 同じ頃、 何冊かの絵本から受けた感動も忘れられません ページを開きます。 たかだか数10㎝×数10㎝の見開きの中に 無限の世界が広がっていました。 また、 画集を観ることを、 絵本を観るのと同じように楽しんでいたことを覚えています。 絵画の物語の中に入って冒険するのが好きでした。 このころの体験が私の原点になっています。 そして「何かを作る人になりたい」という思いを持ち続けました。 20代のある日、 友人と遊びに行った浜辺で、 流されて角の取れた木材と、 傘の柄と、半分に割れたクルミの殻を見つけました。 それらを組み合わせると 犬ができました。 流木という素材は、 私の創作意欲を刺激しました。 作品を作るときはいつも 意識を無意識に近づけることを心がけています。 そして、 頭上にふわふわと浮かんでくるイメージを捕まえるのです。 流木アートをはじめとし、 最近では、 陶芸、 七宝、 絵画など、 様々な素材と技法に挑戦しています。 歳を重ねるごとに、 どんどん作ることが楽しくなってきています。
新潟市在住
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