アンテナショップ かっぽ

埼玉県庁内にある「福祉の店」アンテナショップかっぽです!ぜひご来店ください♪

今月の

2010年02月24日 | 販売商品
値付け職人。


自分でやり易いように配置を決めて、黙々と。
今日は終日値付け。おかしやら飲み物やら。

手をとめることなく、ずーっと。「休憩しましょう」の言葉にも「大丈夫だよ」と一言。


頼りになります。

月イチ

2010年02月22日 | 販売商品
働いていて、何が一番楽しみで嬉しいかって言えば、やっぱりお給料。

今日はお給料でした。


現金払いなので、喜び格別!振り込みより現金払いはなんか嬉しい。


パートさんにお給料を計算してもらい、手渡しで頂いています。毎月必ず「おつかれさまでした」と言ってくださいます。その瞬間がすっごく嬉しくて、自分でも「一ヶ月おつかれさまでした」と思ってしまいます。働いたんだって実感する時ですかね。 また明日から、来月に向けてがんばろー。

伝える

2010年02月17日 | 販売商品
今日、聴覚障害を持った方が店番に来ました。


唇を読んでくれたので、なんとか伝わったような…。手話の出来ない私は口をパカパカ開くばっかりで…。あとは動きで。
言葉以外の方法で、物事を伝えることの難しさを感じました。


一緒に仕事をするとなると曖昧な伝え方ではダメなので、何をどうしたら良いのか、どうしてほしいのかを伝えられませんでした。


いろいろと考える一日となりました。

2月4日(木)

2010年02月08日 | 販売商品
かっぽ開店以来店番の一人として、かっぽを支え続けてくれた方が亡くなりました。享年39歳。



世間では「重度障害者」とされた彼女でした。が、そんな彼女がかっぽで店番をすることは「障害者の就労」にいっせきを投じるものだったと思っています。


店番の仕事とされることが出来なかった彼女。かっぽに来ること、そしてその場にいることが仕事でした。彼女と一緒に働く私に、共に働くことの難しさ、楽しさ、やりがいを感じさせてくれました。


世の中では障害者の就労が話題になっています。しかし彼女はそんな話からは遥か彼方にいる人でした。生きる姿をさらけだすことこそ彼女の仕事で、それは世間で言う「就労」とは程遠いもの。でも、いまの世の中ではそれしか彼女の「仕事」としか言えなかったと思います。
そんな障害者はまだまだ沢山いるはずです。私にとって彼女はそんな人たちの象徴でした。



もう二度と店番に来ることがなくなってしまった彼女。私の中に残された淋しさと後悔。そして感謝。



彼女と過ごした9年に感謝を込めて…今までありがとうございました。彼女が私に投げ掛けてくれたものを忘れずに、やっていきます。





告別式の日、強い風が吹いていました。
強い風の中、彼女の車椅子を押しながら、彼女の住む生活ホームに帰った日々を思いだしました。