バニラ

バニラ

亡くなった日のことを思い出した

入院している病院の横を通り過ぎる時に

「バニラ」と呟き？

…

たぶん

そこにいるであろう場所に行こうかと

そこで「バニラあ‼️」

と呼びたい気持ちになるらながら

工房へ向かう途中

亡くなったと

知らされた…

虫の知らせなんだね…


苦しくて

痛くて

辛かったんだろうね


ごめんね

気付いてあげられなくて

ごめんね…。

バニラに似た子

工房そばのホームセンターで

マンチカンの足長タイプで

めちゃくちゃ可愛い子を見つけた

顔がバニラに似てて

ウロウロしてもた

嫁に言うたら

見に行ったみたいで

ただ

その子を抱いて離さない子がいたみたいで

結局、抱けなかったって

足長タイプやから安くて

148000円やたかな？

普通で24万円とか？


次の日

ホームセンターに電話したら

売れたって


…


なんか悲しい

いや

喜ばなあかんか…


バニラ…




会いたいよぉ。

もうじき命日

もうじき命日です

心の中で

いつでも会えるけど


やっぱり

「にゃあ」と話して欲しい

手を繋ぎたい。

娘の猫

娘んちの猫

マロン君

雄は

あんまり好きやないんやけど

だんだん可愛く思えてきた笑


まだ

会ったこと無いんやけどね

まだまだ泣ける

彼女は

もういない

思い出せば

まだまだ泣ける笑


心の中

いつもすぐ会えるけど

決して触れることはできません


いのち

生かせてもらえているうちに


もうじき

また春が来ます。

かかってこいや

永遠

亡くなった猫のことを想う

いつまでも想う

そう決めているわけでもないのに

いつまでも想う

触れられないし

あの可愛らしい声も聞けない

それでも

そこにいるんじゃないかなと感じるほど鮮明で

たった10年しか生きられなかった猫は

私の命ある限り永遠になった。

裏切らない

うちの猫は

裏切らない

もぉ居なくなったけど

生きてる時

気ままで

思うようにはしてくれないけど

やっぱり

裏切らないんだと思う

繋がってるというか

知らんぷりしてたりするけど

必ず戻ってくるし

思いあっていることがわかる

人とは違うなと

大切なことを

大切にするんだなと思う

猫やのにね。

バニラの声

未だにバニラの声が

ふとした時に聞こえてくる

にゃー

にゃー

甘えた声で呼んでいる


息子に話したら

そりゃ

そばにおるんやろて


やったら

嬉しいねんけど。


また泣いた。

心の奥

海老蔵さんが

息子さんの胸中を思い

心の奥は

こんなにわからないものか

そういう主旨のことを綴られた


心の奥

そうだね

愛する猫を失った私達


皆が悲しんでいて

それはそれは

深く悲しんでいると

そう思っても


例えば息子が

バニラを失い

どんな気持ちでいるのか

本当のことはわからない


悲しんでいるに決まっているけど


マリーちゃんの

ぬいぐるみ


ふわふわで

バニラみたいやで？

みたいに言った時


いらん

そんな感じで触ろうともしなかったのは

くだらない

そう思ったのか

それとも

バニラを思い出して悲しくなるからか


バニラに変わるものは無いと

そう考えていたのか


いずれにしても

思うより

深く深く傷ついているのだと思う


心の奥

わかっているようで

わからないものなのかも知れません。