サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

神様との約束エピソード❸

2019-03-21 04:00:23 | 日記


オーストラリアのグループが前回インタビューに呼ばれた時、一人のニューカッスルから来た帰依者の母親が、オーストラリアで急病になったのでその者は、急きょ帰国する準備をしていたところだった。

サイババさんは、その男に「オーストラリアのどの都市に住んでいるか。」と尋ねた。

彼は、「ニューカッスルです。」と答えた。

サイババさんは、自分の座っておられる椅子の横の壁を拳で軽く叩かれた。

すると、ニューカッスルの地図が壁全体に現れた。

そして、「どの地区に住んでいるか。」と尋ねられた。男が答えると。

サイババさんは、もう一度壁を叩かれた。

その地区の、一つひとつの家の屋根まで描かれたくわしい地図が現れた。

最後に、サイババさんは「どの家だね。」と尋ねられた。

男は、「この家です。スワミ。」と答えた。

サイババさんが、壁を叩くと男の家の玄関の扉の原寸大の絵が現れた。

サイババさんは、「お前の母親の身体の調子は良くないが、私が面倒見ておいたので峠は越えている。でも、すぐに帰って世話をしてあげなさい。」

と言われて、壁に描かれた扉を指差されてドアを開けられた。そこには年取った婦人が居間のソファーの上で休んでいるのが見えた。

男は、戸惑いながらも壁に近づくと、そのまま壁に吸い込まれるように消えてしまった。

サイババさんはグループのリーダーに、「彼の持ち物はあなたがオーストラリアに送って上げなさい。」と言われた。

グループのリーダーは、「パスポートは、どうすればいいでしょうか?出国のハンコが押してありませんが。」と尋ねると、

「私が、一回毎、壁を叩く度にハンコを押していたので問題ない。」と答えられた。

後ほど、パスポートを調べると確かにオーストラリアの再入国のハンコまで押してあった。一時間後にそのリーダーは壁の中に消えた男とコンタクトを取る事が出来た。確かに男は自宅にいたのだ。サイババは「私がこのような奇跡をしたのは、私が時間や空間を超えた存在である事を皆さんに示す為だ。」と言われた。
ヨシオは今日、その伝説の壁も今から見れるのだ。と思った。

また、マンディールのベランダで待っている時、これからサイババさんが先日母に言ったように、自分のほっぺたを叩くのだ思うと、興奮して少し震えが来た。

サイババさんが、ダルシャンを終え戻って来られた。そして、インタビュールームの扉を開けて、入りなさい。と言われた。

こういう事を毎日続けて休みなしに、信者のために何年やっておられるのだろう。別に、何の自分の利益にもならないし、金儲けでもない。

現に、自分たちの宿泊している部屋は一日百円しか払ってないし、食事もとても美味しいベジタリアン料理がこれまた一食百円もあれば食べ放題なのだ。

サイババさんは、部屋に入ろうとするヨシオに、「君はオーストラリアから来たと言ったけれど、まだオーストラリア人じゃないね。」と独り言のように言われた。

ヨシオは、「あなたは、神さんだから全部ご存知ですね。」と心の中で答えた。また、部屋に入ろうとしていた母にも、「How are you?」と、とても心がこもった言い方で挨拶された。

東洋子は、びっくりしたようで口をもごもごさせながら、「I'm fine.Thank you Swami.」と言った。

サイババさんは、ヨシオの息子を自分の前に立たせ、「この子はまだ六歳の子供だ。あと三十年経つと一人前の男になる。」

「六十年も経てば、人は彼を老人と呼ぶだろう。」

「このように、彼の身体は変化して、人は彼を年と共に違うように呼ぶが、彼の中にあるアートマは変わらない。ということは、彼自身は、変化するこの肉体では無いという事だ。」

そして、ヨシオの方を向いて空中で手をクルクル回して指輪を出された。

ヨシオは、サイババさんの隣に座っていた。そして、その指輪をヨシオの目の前に持って来た。

ヨシオは、指輪なんて全く興味が無かった。じっと、サイババさんの目を見ていた。

それは、九個の宝石を煌めかせた指輪で、ヨシオが長い間探していた物だった。


というのも、スリランカ人の友人がこれと同じ指輪をしていて、一つ一つの宝石の持つパワーが、九つの惑星から出ているネガティブの力と、中和するので指輪の持ち主に影響を与えないと言っていた。

同じ指輪をするなら、霊的に御利益があるのがいいのに決まっている。と思って宝石店巡りをしたが、見つけられなかったのだ。

でも今、こうしてサイババさんと一緒にいるだけでハッピーだった。他に何も興味が無かった。

サイババさんは、「この指輪の貰い手がいない。」と言われて指輪にフット息をかけると、それは宙に消え去った。

「何か質問はあるかい?」と聞かれたが、何も思い浮かべられなかった。何か、彼に聞かなければいけないことなどあろうか。

彼が、愛の化身が、神御自身が、目の前にいて、自分に話しかけて下さっている。これ以上、何を求めることなどあろうか。

ヨシオは、この時が永遠に続いて欲しいと思った。

インタビューも終わりの頃、みんなが席を立とうとして腰を上げているどさくさに、サイババさんはヨシオのほっぺたを軽く弾くように叩かれた。

ヨシオはそれを期待はしていたが、少し驚いてサイババさんの顔を見た。

ニコニコされているだけで何も言わなれかったが、ヨシオの目を覗き込んでいるサイババの目は、「お前はやんちゃだったな。」と言っている目だった。母は、それを見て微笑んでいた。

まだサイの教えに触れる前、やんちゃな事、無茶な事を沢山して母親を困らしたり、心配させたりした事が、走馬灯のように頭を横切った。「親不孝をいっぱいしちゃったな。」と思った。

サイババさんに、「カルマを取っていただいて有難うございます。」と言った。

夢のような時が過ぎて行き、三人とも部屋に戻った。満足だった。「来て良かった。」と母がポツリと言った。「最高やったな。」とヨシオが答えた。

あくる日の朝、ヨシオは、「もう帰ろか。」と母に言った。「でも、ちょっとサイババさんに、帰っていいか聞いてくる。」と言って歩き出した。

一人でふらりと、朝のダルシャンが終わって誰もいないグランドに面したサイババさんのお住まいを、ゲートにもたれて見つめていた。

最初ここに来た時、この場所でサイババさんに五体投地して挨拶したっけ。まだ二週間も経っていないのに随分前のように感じた。

「サイババさん、ありがとうございます。こんなにも目をかけて頂いて、愛を一杯もらって、感謝しています。そろそろ帰ろうと思いますが……」と心で呟いていた。


突然、サイババさんの車を入れてある車庫の扉が、大きな音と共に開いた。あの見慣れた、サイババさんの車がゆっくり近づいてきた。

そして、中におられるサイババさんが、左手をヨシオに向け、空中で円を書くようにされた。「行っていいよ。」という意味だとすぐに分かった。

すぐに、荷物をまとめてスーツケースを部屋の前の通りに並べ、タクシーを待っていた。部屋のある宿泊棟は、奥まった場所にあり、あまり人も来なかったのでタクシーが来てもすぐに自分たちを見つけるだろうと思った。。

サイババさんとも、先ほどお別れ出来たし何も名残りは無かった。

遠くに車の影が見えた。息子を呼び、母と三人で通りに並んだ。手を振ってタクシーに合図した。

しかしなんとその車は、サイババさんの車だった。三人が並んでいる真横に来られて、手を振られた。「サヨウナラ。よく来たね。」と言われているようだった。

神様が自ら、自分たち三人にさよならの挨拶をされる為に、こんな奥まったところまで来られた。

言葉には出来ないぐらい感激した。

信者が自分を神の信者だと思い込むのは信者の勝手。

それで、信者の一丁あがり。

愚か者、たわけ者、無知にどっぷり浸かった者よ

そんな事ではいつまで経っても信者は信者のままになる

信者が、自分は信者だと主張して、神を求めてもがいても

海の底深く沈んで行くだけ

本当は、神が認めたものだけが信者となれる

神が信者を探していて、決してその逆ではない

神が信者と認めないと、決して信者と呼べないのだ

神が認める信者とは、自分を神と為せるため

どんな事でもする者なり

神が認める信者とは、自分を信者から解き放つものなり

神が認める信者とは、自らを神のレベルに高めるものなり

神が認める信者とは、神と信者との違いを認めぬものなり

そんなに無理に焦って信者にならなくてもいいんだよ

この世は、実は神の戯れの遊園地なんだから

愚か者、たわけ者、無知にどっぷり浸かった者のままでいいんだよ

そのままの方が、神を求めて泣けるんだ

神の甘露を味わえるんだよ

そっちの方がいいんだよ

良い子ぶらなくてもいいんだよ



拡がりゆく至高の平安を意味するプラシャンティから再び、世俗の喧騒の中に戻って来た

しかし、ヨシオの心はまだあの、アシュラムの中にいた。

サイババさんの決して言葉にできないほどの、愛のパワーを経験し、それを思い起こせば、いつでもどんな時でも、そのモードに自分を切り替えることが出来た。

あのサイとの神秘的体験が、それからもずっと心の中に残っている。これが、スワミがダルシャンを与える秘密なのだ。と思った。

「神を観、神と話し、神に触れる。」というこの三つの神聖体験をするために、ヨガ行者や聖者たちは何十年、時には何回も生まれ変わって、苦しい行を山に籠って行わねばならなかったのだ。

それを、エアコン付きの車に三時間乗って、アシュラムのバストイレ付きのユニットに宿泊し、美味しいベジタリアンの料理を食べながら待っていると、神御自身がお呼びくださってそれらの三つの体験が出来る。

自分達は、何という幸運な星に生まれたのだろうと、感謝せざるを得ない気持ちになった。
ヨシオ達は、その日バンガロールのホテルに投宿した。明後日の夜には例の直行便でパースに着いている頃だろう。

その夜、サイババさんが夢に来られて、こう言った。「お前がここに来る前、私はお前にコンタクトしようとしたが、針のような小さい穴を通じてするようで、とても難しいかった。」

「しかし今は違う。お前と私は、…」と言われるや否や、その針の穴がとても大きくなり、ヨシオはその穴に入って行き、穴の向こうにおられたサイババさんの鼻の穴の中に吸い込まれてサイババ自身になってしまったのだ。

これが、神との生まれる前での遠い昔に交わした約束事だった。ヨシオはこれをずっと待ち望んでいたのだ。それを、サイババさんは、夢の中で実現して下さった。

これからの人生は、彼に、百パーセント従い、彼の道具となって生きて行けばいいのだ。と思った。




私はもう、迷える子羊ではない。

自分には、グルが出来た。

自分には、導き手がいる。

自分を守って下さっている方がいる。

自分には、世界中の誰よりも自分を愛して下さっている神がいる。

そして、その神は、神と自分は一つだと、説いておられる。

愛の神様。

私の本当の親。

そして私の中の本当の私。

実は、この世界には、もともと私しかいなかったのだ。


オーストラリアに戻り、ヨシオは時間が取れる限り地方の街や村に出かけた。

時には、往復三日もかけて当てもなく彷徨った。

一日の走行距離は、軽く六百キロメートルを超えた。

そして何をしたかというと、カメラでその土地の景色や風景を撮って帰るだけだった。

それらの写真を、サイババさんの祭壇に捧げてどの場所に行けば良いか尋ねていた。

人は、ヨシオに様々なアドバイスをした。

インドのアシュラムで本当か嘘か分からない噂を聞いただけで、大津波が来ると思い込み、高台の土地を探している信者がいる。

そういう輩は、全く神への信仰心を持っていない証拠だ。

サイの教えによると、自分たちは肉体ではないと言っておられるのに、なぜ君は自分の身体を守るためにそんな田舎に逃げようとしているのか。

そんな事が、もし本当に起こるのであればサイババさんは、皆を救ってくれるはずだ。

その為に、自分達は彼に帰依しているのだ。

また、もしそういうことが本当だったら、サイババさんに聞けば良いではないか?

彼は、インタビューを与えて多分教えてくれるはずだ。

もし、教えてくれないのであれば、そんな準備をやるべきではなく、あなたは時間と金をを無駄にしているだけだ。

サイババさんは、そんな地球規模の大きな大災害は起こらないとDr.ヒスロップに言われたではないか。人々を、惑わすような行動を慎みたまえ。

丁度その頃、Dr.ヒスロップがパースにやって来た。

ヨシオは、彼と昼食を共にしていた。

ヨシオは、例の大災害に関するサイババさんのコメントを聞いた。

Dr.ヒスロップは、「もしあなたがそういうことが起こると信じていて、その準備をしようとしているのであれば、是非それをやり続けて下さい。」

「誰が反対しようと、それはあなたとスワミの問題なので、他の人の意見には耳を貸さなくても良いでしょう。」と言われた。

自分は、これからやろうとしている事を、全てサイババさんに捧げるつもりなのだ。

これから買い求めようとしている物や、しようとする事は自分の為では無い。

ましてや、自分の命を守るためでもない。

自分は、とっくの昔にこの世は幻想だと悟っているのだ。

自分が、やらなくてはいけないことは、全てを知っておられるサイババさんに、何でも聞くのではなく、まず自分が出来ることからやり始める事なのだ。

食事をする時、いちいち神に許しを得てから箸を口に持っていく者などいないように、自分の良心が、OKといえばそれに従うのだ。

でないと、サイババさんがこの世を離れられた後、誰に聞けば良いのか。

だから、自分は自分の良心に従ってやれる事から先ずやっているのだ。

自分が何をやっているのか、サイババさんは重々ご承知だ。

時期が来れば、必ずサインを下さるはずだ。

それまで、人に変人だとか、サイの信者ではないとか、何を言われようが構わない。

堅忍不抜の精神で、やり抜くのみ。

ある日、イタリアからサイババさんの地図を見て、パースに移り住みたいという十五家族ほどのグループのリーダーが、ヨシオに連絡して来た。

彼は、地図のコピーを持っているという。そしてヨシオはそれを見せてもらった。

噂に聞いた、地図のコピーだった。

それを、母 東洋子と、嫁に見せた。そしてどうしてこのようなことになるかを説明した。世潮は何度もそういうヴィジョンを見ていたのだ。

「古いみかんの皮が、中身から離れてゴワゴワする様に、地殻という硬い岩で出来た層が、その下にあるマグマという半液体状のドロドロの溶岩の上を、つるりと滑ることによって地軸が傾くのや。」

「でも実際には、地軸は元のままで表面の地殻だけ滑るんだけれど、地軸が傾くように見えるんや。」

「その、理由はサイババさんによると赤道付近に点在している石油資源を無制限に採油した結果、赤道付近の地殻が空洞になり、両極の氷とのバランスが崩れて重い両極が遠心力の働きで、赤道付近に移動し、逆に軽くなった赤道周辺の地殻が両極へと移動するんや。」

「でも、もし人がオイルを採った後に水でも入れれば、バランスは崩れないのにそうはしない。自然の微妙なバランスを人は崩している。」

「それは、一瞬のうちに起こる。」

「大洋の水が、大陸に押し寄せてくるように見えるが、実は大陸が大洋の方へ突っ込んで行くんや。」

「その為に、大洋の水はあらゆる大陸に押し寄せて都市を飲み込んで行くのや。」

「それって、事前に兆候とかないの。」

「もちろんある。そういう風に、滑らないように地磁気が働いているんやけれど、太陽風が来たりして、地磁気に影響を与えると滑りやすくなるんや。低緯度で、オーロラが見えた時が危ないな。」

「でも、一番のサインは人の世が、悪で満ちた時や。」

「この世には、悪意で持って世界を破壊しようとしている奴らが陰で暗躍してるよって、そいつらが世界経済を意図的に崩壊させるのが引き金になるかもしれん。」

「そして、そのあと世界中を巻き込む程の混乱を引き起こした後に、地軸が傾くというお掃除が始まるかもしれん。でも、誰もそのタイミングは分からない。」

「でも、何も心配せんでもええのや。自分らは、肉体やない。」

「たとえ、この肉体が滅んでも魂は永遠や。」

「でも万が一、肉体が生き残ったら、その時は人様に役に立つ用にいろいろ用意しようと思っている。」

「でも、この後に千年至福の時代が来るんや。いわゆる、ゴールデンエイジや。もちろんババがこの世に来られた時からゴールデンエイジは始まっている、とババは三十年も前に宣言されている。でも罪もない生き物が人に食されるために殺されたり、戦争や飢饉が人々を苦しめたり、一部の地球を支配している戦争屋がダルマに反する悪さをしたり、人口を減らす為にワクチンや食べ物に毒を混ぜたり、自然を破壊したりしているけど、これら全てが大掃除によってきれいに掃き清められるんや。その時、ババは世界中の大空に現れ、山脈を持ち上げられて人々を大津波から救われるんや。」

「その後、地球は本来の姿に戻り、人々は自然と調和した神様を思い、お互いを兄弟姉妹とみなした素晴らしい世界がやって来るんや。金、金、金が支配する世界は終わりや。」

「神さんが、すべてをコントロールしておられるから、そのお掃除で身体を離れその後の素晴らしい世界に生まれ変わる運命の者や、生き残って新しい時代を創り始めなければいけない者などいろいろや。」

「いずれにしても、身体を離れた者は次の人生は、バラ色の千年至福の時代に生まれ変われるので、万々歳や。何も心配することあれへん。誰がどうなるかはババがもう全て決めておられるので自分たちがどうこうという問題ではない。」

「自分は、未来の地球を垣間見せてもらったので、その為に準備せなあかんというお仕事がある。」

「これも全て自分の為では無い。人様の為や。どうや、一つみんなで、神様の仕事をやろうや。」


東洋子は、「今、私思い出したわ。あんたの亡くなった父親もそっくり同じ事を言ってはったわ。」

「私、その時、あんた産んだばっかりで、まだお腹は痛いし、吐き気もするし、眠たいし、そんな難しい話やめてって言うたんやけれど、あの人言い出したら必死になる方やから、我慢して聞いててん。」

「それを、今思い出したわ。」

「何やそれって?」

「あんたの名前の意味や。」

「ヨシオか?世の中の世に、潮流の潮で、世潮。『世界の潮流』という意味やろ。」

「変な硬い新聞のコラムみたいな名前やな、とずっと思うて来たのやけれど、そうとは違うんか。」

「違う。世界の世はおおとる。でも潮はさんずいへんに朝、つまり水と朝や。」

「それがどうした。誰でも知ってるで。」


「違う。あんたのお父さんは、あんたが生まれる日の朝、夢を見たんや。」

「地球の地軸が傾いて地球の表面が水で覆われ、海沿いの大都市が全て水没するんや。そのあと平和な素晴らしい世界が来るって。」

「光り輝く太陽が、朝陽のように地軸が傾いて水に覆われた地球の地平線から昇って来たんやて。そしてそのあと地球は、神の光に包まれた美しい平安な惑星になり、人々が幸せに暮らして行ける時代がやって来るんやて。」

「それが、あんたの名前の本当の意味や。」


その頃、遠く離れたインドのアシュラムでは、サイババさんがサイオーガニゼーション オーストラリアの会長と統括世話人に、

「私は、オーストラリアの写真を探している。それらを持って来なさい。」と言われた。

世潮の家のサイババの祭壇には、オーストラリアの写真がうず高く積まれていた。



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