サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

神の意思に委ねた男Part1

2017-03-31 16:00:55 | 日記
サイババさんが肉体を離れらてから六周年と再降臨の前夜祭を兼ねて、サイババさんの御講話の中から特に心に響いた甘露のような御言葉と、英知の教えを網羅しました「サイのメッセージ」という本を公開しました。
https://bccks.jp/bcck/149385/info
以前公開しました「Sai's Messages for the Golden Age 」の増補改訂版です。以前の倍近い七十七万文字を超えた内容は多彩にわたり、項目は800もあります。元本は「Pages」を使っていますので圧縮して400ページに抑えましたが、bccksではページ数は2736ページもあります。目次のページ数は「Pages」を基にしたものです。ページ数はダウンロードされる媒体によって変わって来ます。bccksの都合により今回はepubには対応出来なくなりましたが、bccks reader のアプリでも読む事が出来ます。紙本の設定はまだしておりません。電子本はもちろん無料です。容量が大きいのでダウンロードに時間がかかるかもしれませんが、サイのメッセージを通じて読者の皆さまにサイの恩寵が行き渡りますようにお祈り致しております。本当にありがとうございました。

あなたは、神の意志を理解できないために、神が苦悩をもたらすのだと言って神を非難します。
もしあなたが神の意志を知ることができたとすれば、すべてはあなたのためであることに気がつくことでしょう。
私たちは皆、至福の化身です。
毎日、朝から晩まで、至福を体験し、他者とそれを分かち合いなさい。
そして初めて、至福はより大きなものとなります。14/1/05

ポニョ:今日はヴェーダナラヤナンさんという帰依者の話を紹介しますね。

ヨシオ:俺はその人を知ってるで。ヴェーダの先生やろ。

ポニョ:へえ〜その通りや。アシュラムで結構有名な人やで。あんたは顔が長いだけやと思ったら、結構、顔も広いんやな。

ヨシオ:うるさい。名前がヴェーダナラヤナンやからそうかなと思っただけや。

ポニョ:何やそうやったんか。このヴェーダナラヤナンさんはアシュラムのサイババスクールでサンスクリット語も教えておられるんや。五年前に日本に来られた事もあるんや。

ヨシオ:サイババスクールでサンスクリット語を教えておられるんやったら、サンスクリット語で「ガンバレ」って何の意味か知っておられるやろな。今度聞いといてくれや。

ポニョ:あゝ、例のルッドラムのナマカムの九章に出て来る言葉やせよ。もうその意味を探すのを諦めて、日本語で「頑張れ」と言う意味やと覚えておいたらええやんか。

ヨシオ:いや俺はこの「ガンバレ」というサンスクリット語の意味が分かるまで、神と融合しないでおこうって決めたんや。

ポニョ:そんな大袈裟な。でも全然シリアスさを感じないぜよ。冗談ってすぐに分かるっちゃ。ヴェーダナラヤナンさんは、世界15カ国を周ってルッドラムやヴェーダの普及をされているんや。アメリカに行かれた時に、シカゴで飛行機の便が嵐でキャンセルになり、飛行機会社が提供するはずやったホテルに行くバスも来なかったので、空港内で一夜を過ごす事になったんや。でもその日はシヴァラトリの日だと気づいて朝までガヤトリマントラを唱えながら起きていようと、誰もいないシカゴの空港ロビーで座っていると、どこからともなく黒い上下の服を着た黒人の男が夜中の二時ごろに近づいて来て、「ここで一体何をしているのか」と尋ねたんや。それで事情を話すと、俺について来いと言って空港の駐車場に停めてあったバスまで案内し、一時間近く運転してホテルまで連れて行ってくれたんや。それで礼を言おうと後ろを振り返るとバスも男も消えてしまっていたんやで。

ヨシオ:サイババさんはいろんな人になって現れるもんな。いつ神さんが自分の目の前に現れるか分からないところが面白いよな。でもサイババさんが黒人になって現れて、ヴェーダナラヤンさんを助けるって事は、それだけの信仰心を持っておられるって事なんやろな。

ポニョ:そうなんや。ヴェーダナラヤンさんは、子供の頃から信心深い人で、両親が神さんを深く信仰しておられる家庭で育てられたんや。ケララ州にある家の近所の人が、サイババさんのアシュラムに行き、インタビューに呼んでもらってとても感動して戻って来たんや。それで、弁護士をしているお父さんに「是非このサイババさんについて書いてある本を読みなさい。」と言って本をくれたんやけれど、お父さんはヨギや苦行者には全く興味が無いので、本に目を通さずに部屋の片隅に放っておいたら、お父さんが仕事に出かけている間に、お母さんが本を見つけて読んでとても感動したんや。それで仕事から帰って来たお父さんに、「この本を是非読みなさい」と薦めたので、お父さんは目を通し始めたんや。するとそこには、ラーマ、クリシュナであった神が現代の世の中にサイババという名で降臨していると書いてあったので、もしそれが本当なら大変な事だと思い、家族を連れてサイババが本物の神の化身かどうか調べにプッタパルティのアシュラムまで、三日もかけて行ったんや。

ヨシオ:ケララとカルナータカは近いやろ。なんで三日もかかるんや。

ポニョ:六十年代は、交通網もあまり発達していなかったんや。アシュラムに着くとすぐにインタビューに呼んでもらい、当時、長男が都合で大学を休学している事をサイババさんに指摘され「私が一緒にいるから学業を最後までやり通しなさい。必ず卒業出来るよ。」とアドバイスをして下さったんや。それ以来、お父さんもお母さんもサイババさんの帰依者になり、毎年のようにアシュラム詣でをされたんや。その頃、ヴェーダナラヤナンさんはまだ幼い子供で、全然訳が分からんやんちゃ坊主やったんやけれど、お母さんがそのやんちゃぶりを直そうと、サイラムを108回唱えなさいと教えたんや。

ヨシオ:幼い子供がサイラムを108回も唱えられるか?

ポニョ:お母さんが指を使って数える方法を教えたんや。でも子供やから間違えて28回しか唱えられなかったけれど。ある日、ダルシャン会場でヴェーダナラヤナンさんは、その頃ダルシャン会場に砂が敷き詰めてあった砂を集めて小山を作ったり、砂を投げたりして周りの人に迷惑をかけながら、サイババさんが出て来られるまで遊んでいたんや。近くに座っていた大人達はヴェーダナラヤナンさんのやんちゃぶりに頭に来て「そんな事をしていたら、サイババさんが出て来られたらお仕置きされるぞ」と脅したんやけれど、ヴェーダナラヤナンさんは「叔父さんは間違っているよ。サイババさんは僕を叱ったりしないよ。それどころか今日はインタビューに呼んでくれるんだ」と答えて、お母さんから教えてもらったサイラムというマントラを唱えて、サイババさんにインタビューに呼んでもらうように頼んだんや。するとサイババさんは目の前に来てヴェーダナラヤナンさんに「お父さんと一緒にインタビュールームに行きなさい」と言ったので、周りの大人達はとても驚いたんや。

ヨシオ:子供は純粋なハートを持っているから、神さんに願いが直接届くんやろな。

ポニョ:そしてヴェーダナラヤナンさんは、サイババスクールに行きたいとお父さんに頼んで自ら志願してサイババスクールに入学したんや。

ヨシオ:すごい子供やな。めちゃ良いカルマを持っているんやろな。

ポニョ:大学で理科系のコースの学位を取ったんやけれど、サイババさんから修士過程では哲学を学べと言われて全く寝耳に水の文化系の分野を学ぶ事になったんや。それで哲学科へ行くと、その年の入学受付は一週間早く締め切っていたので、 入学出来なかったんや。その事をサイババさんに告げると、「もう一度事務所に行って入学したいと言いなさい」と言われたので、半信半疑で事務所に行って「理科系のコースしかやった事が無いけれど、哲学科で受け入れてくれますか」と聞くと、OKと言われ、全てトントン拍子に入学手続きが済み、晴れて哲学科の学生になれたんや。でも今まで一度も哲学を勉強した事が無かったので、テストの成績も悪く、卒業出来るかどうか心配してたんや。そんな頃、アシュラムにVIPが訪ねて来た時に、サイババさんは幾人かの学生達も一緒にインタビューに呼び、そのVIPたちに学生達を自慢げに紹介されるんやけれど、ヴェーダナラヤナンさんも呼ばれたんや。サイババさんはヴェーダナラヤナンさんの事を大学院で哲学を学んでいる学生で、そこで首席を取った学生ですとヴェーダナラヤナンさんの事をVIPに紹介したんや。ヴェーダナラヤナンさんは事実と全然違うので、恥ずかしくて顔を上げる事が出来ずに、そのまま部屋に帰って行ったんや。でもその年、ヴェーダナラヤナンさんは哲学科をサイババさんが言われた通り首席で卒業したんや。

ヨシオ:サイババさんが意思すれば、何も不可能な事は無いもんな。俺たちは自分たちが何でもしていると思い込んでいるけれど、実は神さんが全てをされているんや。問題はいつどのようにして神の意志が実現するかだけなんや。サイババさんは、大空を歩き、山脈を持ち上げ、世界をダルマに基づいた至福の千年の世界に変えるって言われたけれど、それがいつどのようにして起こるのかだけが 問題であって実現するのは間違い無いんや。

ポニョ:神の意志って、つまり結果なんやな。思えば成るって奴や。すごいよな。

私がアヴァターとしてやって来たのは、何か小さい仕事をする為ではなく、全世界を霊的に高めるという偉大なことをなす為にきているのです。
私の仕事はすべての人類を高みにもって行き、サッチャ、シャンティ、プレマ、サルマ、アヒムサの道に彼らを引き上げ、モクシャを願う者にはそれを叶えさせる、という途方も無く大きなことなのです。
私の仕事を遂行するに当たり、私は何者をも恐れず、誰にも頼む必要は無いのです。
というのも、私は真理そのものだからです。P, 66 ANDI



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