サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

一部託半託全託して神の御宅に帰宅(下)

2015-12-31 00:00:48 | 日記
妻が夫に従い、夫が妻に従う時その家庭には大いなる幸福があります。
自分の家庭がそのような一体性と調和を得るように努めなさい。
そうすればあなたの一生は何の心配事もない幸せで平安に満ちたものになるでしょう。
あなたの心配事は全てあなた自身が作っているのです。
心配事は神から与えられたものではありません。
神は、離れた場所にいるのではありません。
神はあなたの内にいます。
この真実へのゆるぎない信念を持ちなさい。
そうすれば、個人だけではなく、社会にも幸福が訪れるでしょう。
純粋な心は神の社です。
ですから、あなたの心に愛を育てなさい。
そうすれば、人生で何事でも成し遂げることが出来るでしょう。
夫と妻が同じ見解を分かち合っていたら、家庭に平安と幸せが訪れるでしょう。22/11/2010

ポニョ:先日の話の続きやけれどあんたの嫁さんは文句を言った事が無いんか?

ヨシオ:そら、女やからその日のおかずを買いに行けるお金が無かったら文句の一つも二つもいうやろ。でも、基本的には俺よりも能天気であまり気にして無いな。昔から欲って無い人なんや。百円ショップで一つか二つなんか買っただけで、一週間ぐらい喜んでるな。すぐにハッピーになれるから安上がりや。

ポニョ:安上がりは無いやろ。

ヨシオ:お腹が空いた時に少し不機嫌になるところなんかはポニョとそっくりやけどな。でもそれまでに周りにあるもので食べれるものを口に入れてるから、機嫌が悪くなるまでお腹が空くって事は無いな。それにそれだけお腹が空くまでに胃痛になるんや。まあ、持病かな。

ポニョ:おいらはよくお腹が空けばキリキリと胃に刺すような痛みが走るけれど、それと一緒かな?それって痛いんやで。今日は大晦日で年越しそばやらいろんなものを食べる機会があるけれど、外国に旅行に行っている時は、食生活が不規則になるからよくおいらも胃痛になったぜよ。でも、あんたは恵まれているよな。この前亡くなったお袋さんもとても良い人やったし、嫁さんも良い人やし、子供たちもみんな素直で天使みたいやし。ええカルマ持ってるってすぐに分かるよな。毎日、天国にいるような生活やぜよ。

ヨシオ:そうやな。全然ストレスも無いし、こんな生活させてもらってもええのかな?って感じやな。朝起きてから夜寝るまで嫌な事一つ無いな。いつもババと一緒に生活してるって実感してるし。

ポニョ:これも全てをババに委ねているからやろな。神に全てを委ねるって言うは易し、行うは難しでなかなか誰でもできる事じゃ無いよなそういや、ババが面白い話をされていたぜよ。敬虔なイスラム教徒の大金持ちが、自分の娘に婿を探していたんや。別に金持ちであっても無くても良いので、とにかく自分のような敬虔なイスラム教徒の若者を探していたんや。すると、その金持ちの目に一人の若者が目に止まったんや。その若者は礼拝が終わってもいつもモスクの片隅に座っていて、アッラーを黙想してたんや。金持ちのお父さんはその若者なら敬虔なイスラム教徒に違いないと思って娘の婿にしようと若者の承諾を得て。二人を結婚させたんや。結婚式が終わってから、新婦は何も部屋に無い家に新郎と行ったんや。そこで新婦は部屋の隅の方に小さいパンのかけらがあるのを見つけたんや。それで夫にこのパンのかけらがなぜここに置いてあるのですかと聞くと、新郎はそのパンは私が托鉢をして回っても食べ物にありつけない時のための非常用のパンなのだ。と言ったんや。花嫁はその話を聞いて直ぐに家を出て実家に帰ったんや。お父さんは驚いてどうしたのか娘に聞くと娘はこう言ったんや。「あのお父さんが勧めてくださった、若者はアッラーに全託帰依しいない全く形だけの帰依者です。というのも托鉢に出かけて食料がもらえなかった時のために、予備のパンのかけらをいつも蓄えているからです。本当のアッラーの帰依者であればこういう事をするわけは無いでしょう。彼はまやかし者です。お父さん。」と言ったんや。

ヨシオ:ふーん、それで実家に帰って来たんか。それって、幾ら何でもちょっと潔癖過ぎるやろ。いくらババが言われた話でもその青年が可哀想やないか。でもその花嫁さん、俺のお袋によく似てるな。めちゃ潔癖やったからな。

ポニョ:ババが神に全託するという意味は、これくらいしなくてはいけないよと言いたくて、このような潔癖な花嫁さんの例を出されたんやろな。

ヨシオ:そのような帰依者の全託度を試す例を、ババは時々話されるよな。俺が知っているのは、シヴァ神とお妃のパールヴァティが自分たちの帰依者が強盗に襲われているのを天上から見ていたんや。その帰依者は強盗に身ぐるみ剥がされて殴られていたんや。それを見たパールヴァティはシヴァ神に、私たちの帰依者があんなに酷く殴られています。早く行って助けてあげましょう。と言うとシヴァ神はもう少し様子を見て見ようと言って眺めていると、今まで強盗に襲われて殴られっぱなしやった帰依者が突然反撃し始めて強盗共を懲らしめているんや。シヴァ神は、ほら、あの帰依者には私たちの助けなんて要らなかっただろ。自分で反撃しているよ。もし、私たちの助けを求めて私たちの名前を呼び始めたら、私は助けに行こうとしたんだけれど彼はそうはしなかった。最初から私たちの名を唱えて助けを求めていたら直ぐに行ってあげたのにな。と言われたんや。

私は、自分自身を私に全託する人々を救うために降臨しました。人々が『私はあなたのものです。それゆえ、あなたは私を救ってくださらなければなりません』と一度でも心の底から祈るなら、私はその人を受け入れ、行為と結果、生死の輪廻、という悪循環からその人を救い出します。実際、私の愛を理解していない人々は、なぜ私が悪事を働く人々を保護するのか不思議に思っています。もし私が罪びとを受け入れず、罪びとを変容させないなら、いったい誰がそれを行うというのですか? ND

ポニョ:つまり、人は何か困った時には、直ぐに神の方へ顔を向けて助けを求めなさいって事なんか?

ヨシオ:俺やったら先ず、神様からいただいている知恵を使って困難を切り抜ける事を考えるやろな。それでどうしても切り抜けられない時は、神様に助けてもらうやろな。でもその帰依者のように暴力を振るったらダメやろな。

ポニョ:ふーんそうなんや。たまにはまともな事を言うやんか。口が出るより、手が出る方が速かったあんたのセリフでは無いぜよ。

信仰の目的とは、自らのハートにおわす神を認識する事、そしてその神の光と力をあなたの身体を通じて顕現さすことです。
これが成し遂げられたなら、この世の全てのものに対して投げかけられている神の愛があなたのハートの中から溢れ出てくることでしょう。
そうなれば、あなたの目はあらゆるものの中に神を見、あなたの手は万人のために良いことだけをするために使われ、そしてその結果、あなた自身が神の化身そのものとなり、至福に満ち、永遠の法悦を味わうことでしょう。
この状態にあっては、帰依者と神との違いは消え失せてしまいます。
常に神を憶念し、神に全託することによって帰依者は神自身となります。
それゆえ、あなたが常に神を思うなら、あなたは神の似姿となるのです。
その時、永遠の歓喜と平安を味わうのは他でもなく、あなた自身なのです。PD42

ヨシオ:何がたまにはまともな事を言うや?ポニョの方がいつもトンチンカンなことばっかり言ってるやないか。

ポニョ:まあ、今日は大晦日やから好きな事を言わしてもらいましょか。今年もババは帰って来られなかったし。来年こそ帰って来て欲しいぜよ。

ヨシオ:神さんの御計画って俺たち凡人には計り知れないからな。でも来年戻って来られても少なくとも五年はこの世界におられるから、世界を千年至福の時代にするには十分過ぎるくらい時間はあるやろな。

ポニョ:生きておられたら来年は91歳で、肉体を離れらるのは96歳と言っておられたから、確かに五年間あるよな。

ヨシオ:まあ慌てずにゆっくりと構えて、来年も神様の御遊戯を高みの見物させてもらいましょか?

ポニョ:おいらたちもそれほど人生が残っているわけじゃ無いけれど、毎日毎日を少しでも世界のため、社会のために有意義に過ごして行きたいよな。

ヨシオ:残りの人生か…。あとどれくらい生きれるんやろな?そういや先日、嫁さんと二人でインド洋に沈む夕日を見に海岸に散歩に行ったんや。二人で砂浜に座ってゆっくりと夕日が沈んでいるの見ながらガヤトリマントラを唱えていたんや。すると俺よりも少し年取ってる感じの爺ちゃんが仔犬と散歩してたんや。俺はその爺ちゃんを見ながら嫁さんにこう言ったんや。「多分あの爺ちゃんは最近連れ添いを亡くされたので、誰かに仔犬をプレゼントしてもらったんやろな」って。すると嫁さんはこう言ったんや。「私たちめぐり合ってもう半世紀近く経つんですね。私、一つ神さんにお願いをしたんです。それはあなたが私より先に逝ってしまわれると、私は多分辛くて生きて行けそうに無いので、私の方が先に逝かせて下さいねって。もちろん同じ頃に逝くのが理想的だけれど…。でもそういうわけにはいかないでしょう?でも安心してね。もし私の方が早く死んでも、私はあの爺ちゃんが連れて歩いていた仔犬になって生まれ変わってあげるよ。そして一日中あなたの周りにまとわりついて、あなたを退屈しないように飛び跳ねたりして遊んであげるよ。だから犬に生まれ変わった私を大事にしてね。」と言って砂浜の上を犬の真似をしてワンワン吠えながら飛び跳ねるんや。俺はその姿が可笑しくて笑い転げていたんやけれど、でも涙が出て来たんや。だって犬になって生まれ変わっても、俺の事を思って愛してくれているって、素晴らしい嫁さんやなって思ったんや。一生俺を信じて、いつもニコニコして文句一つ言わずに着いて来てくれて、俺のために尽くしてくれて、五人も子供を産んでくれて本当にありがたいなって思ったんや。俺はその時に、俺の残りの人生をこの女性を幸せにするために、どんな事でもしなくては行けないなって決心したんや。

ポニョ:ご馳走さんでした。という事で今年最後の記事は如何でしたか?来年もババが再降臨される日まで、毎日は無理ですが、できる限り記事をアップして行きますので、どうぞそれまで御付き合い下さいね。
それでは読者の皆様、良いお年をお迎えください。
サイラム

献身的で信仰心の篤い従順な妻は、夫を神への道と神聖な徳の実践に導くことが出来ます。
一方妻や夫が、それぞれのパートナーを神への道から引き離し、霊性から感覚のレベルに引きずり降ろすなら、それは家庭と呼ぶことは出来ない、亡霊や悪霊が大騒ぎしている地獄です。
夫と妻が偉大な理想のもとに、生涯を送る家庭、共に神の御名の栄光を歌い、良き行為に時間を使い、真理と平安と愛が行き渡っていて、毎日欠かさず神聖な書物が読まれ、感覚を支配し、あらゆる生き物は基本的に一つであるということを認識して、万物を平等に扱う家庭は、地上の天国です。DVJp34

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