サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

ずっと君を待っていたんだよ

2019-03-06 04:00:01 | 日記
“神に属する時間の尺度、神聖な環境における時間の尺度においては、私たちが普段使っている時間の尺度は、あてになりません。
私たちが普段の暮らしで使い慣れている時間と空間の尺度は、神の世界では意味を持たないのです。SSIB1972”

ポニョ:ババは、呼吸数と寿命には関係があるって言っておられたよな。

ヨシオ:そうやな。呼吸数が多い方が寿命が短いって言っておられたな。

一回の呼吸にかける時間を長くすることで、寿命を延ばせることが明らかにされています。
呼吸のプロセスが早くなるほど寿命は短くなります。
このことを以下に例をあげて示してみましょう。
象と人間は1分間に12回から13回呼吸をします。
この回数で計算すると、人は百年生きることが期待できます。
蛇と亀は1分間に7回から8回の割合で息をします。
その結果、蛇と亀の寿命は二百年から三百年に及びます。
猿、犬、猫は一分間に30回から40回の頻度で息をします。
そのため、平均寿命は12年から13年を越えることはありません。
ウサギは1分間に40回から50回の頻度で息をします。
ウサギの寿命は5~6年です。
呼吸の早さが早いほど寿命は短く、遅いほど寿命は長いのです。
呼吸はどのようにコントロールすべきでしょうか?
呼吸は、鼻孔の下に粉をつけて、その粉が飛ばないくらい大変ゆっくり行うべきです。29/6/89

ポニョ:ということはマラソン選手は寿命が短いってことやろうか?

ヨシオ:人間の寿命には、いろんなファクターがあるから一概には言えないやろ。それに、マラソンをやっていると心臓が大きくなって所謂、スポーツ心臓になるから、一分間当たりの鼓動も減るし、マラソン選手として引退した後、人より長く生きれるかもしれないな。

一日の呼吸回数の多い生き物は短命です。
犬のようにたくさん呼吸すると、寿命は短くなるのです。
蛇やマングースは一日に少ししか呼吸をしません。
それゆえ蛇もマングースも長生きします。呼吸は寿命に影響を与えるのです。STPSp213

ポニョ:心臓の鼓動数も、寿命と関わっているんやろうか?

ヨシオ:俺たちが、ババの教えに触れて、「そうか、全ての生き物の中に神さんがいるんだな。アートマが全ての生き物の力の源泉になっているんやな。」とか学んでいるけれど動物学者たちはその事に早くから気付いているんや。

ポニョ:動物学者たちが全ての生き物の中にいる神聖な力に気付いているんか?面白い。

ヨシオ:彼らは、全ての動物たちの鼓動数や呼吸数などに一定の共通点がある事に気付いたんや。

ポニョ:共通点と言うと鼓動数や呼吸数が寿命に影響する事が科学的に証明出来たって事か?

ヨシオ:彼らは「心臓の鼓動1回の時間は体重の4分の1乗に比例する」ことを発見したんや。また、呼吸との関係で言えば、どの哺乳類の種も、4回の鼓動に対し1回の呼吸を行っていることも発見したんや。

ポニョ:それってすごい発見やけれど、数学が得意でないから、「心臓の鼓動1回の時間は体重の4分の1乗に比例する」って言われてもピンと来ないぜよ。

ヨシオ:つまり、もっと分かり易く言うと、寿命も体重の4分の1乗に比例するってことなんや。
大きな動物は時間が流れるのがゆっくりやって事なんや。時間が体重の4分の1乗に比例するということは、体重が2倍になると時間が1.2倍長くゆっくりになるんや。体重が10倍になると時間は1.8倍に伸びるんや。例えば、30gのハツカネズミと3トンの象では体重が10万倍も違うから、象の時間の時間はネズミに比べて18倍ゆっくり流れて行くって事なんや。

ポニョ:ふーん、そうなんや。そういや、大きい人は動きものっそりしているもんな。

ヨシオ:それとこれと関係ないやろ。これらをもとに、動物たちの寿命を心臓の鼓動間隔の時間で割ると、全ての動物たちの心臓が十五億回拍動する時間と、動物たちの寿命は一致するって分かったんや。

ポニョ:まだピントと来ないぜよ。分かったような気はするんやけれど、もっとわかり易く説明してくれますか?何乗とか、割るとか数学の言葉が入ると、すぐに拒否反応が起こって脳が働く機能を失ってしまうんや。言ってみたらストライキやな。

ヨシオ:どうやって、脳だけストライキを起こせるんや。

ポニョ:多分それって、牛や馬さん、象やネズミやキリンまでも人と同じだけ、心臓が鼓動するって事なんか?

ヨシオ:そういう事や。また、人も含めて動物たちは一生の間五億回も呼吸するんや。鳥は三億回呼吸することが分かっているんや。また、心臓の拍動数は哺乳類は十五億回で、先ほど説明したように呼吸と鼓動の関係も、呼吸一息毎に、四回心臓が鼓動するんや。

ポニョ:呼吸数も、同じなんか?めちゃ面白いやないか。

ヨシオ:因みに鼓動数やけれど、平均、人は1秒に一回、ハツカネズミは0.1秒に一回、普通のネズミは0.2秒に一回、猫は0.3秒で、馬は2秒、象は3秒に一回、心臓が拍動しているんや。

ポニョ:ふーん。面白い事を研究している人がいるんやな。

http://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000104_all.html

ヨシオ:この研究から分かることは、アートマという神聖な力が、全ての生き物たちに同じように内在し、全ての生き物たちに平等に分け隔てなく生命力をもたらしているということなんや。

ポニョ:だから、自分たちが見ている世界はいろんな生き物がいて多様に見えているけれど、本当はそこには一つの神さんの力が奥底にあるってことやな。ここで、科学と霊性が結びついたって訳か。

ヨシオ:このように科学と霊性はしっかりとくっついて切り離せないものなんやけれど、現代のカリユガ期では、科学は物質文明の影響で霊性から切り離されて一人歩きをし、気狂いのように金を求めて効率という名の下に生命を軽んじて自然を破壊し、世界を破滅へと導いて行っているんや。

ポニョ:科学は物質だけを追求するからな。以前、科学者のC調言葉に御用心という記事を書いたけれど、霊性が科学に加わって初めて完全丸になるもんな。科学だけやったら不完全な欠けた丸、つまりCになってしまうんや。
http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/30585a77d5d16de5e24dcd246bb4cc22
科学技術はあなたに多くの快適さと便利さをもたらすことが出来ますが、平安と至福を与えることは出来ません。
科学とは何でしょう。
霊性とは何でしょう。
科学と霊性の違いは何でしょう。
科学は五感の下に位置します。
霊性は、あなたを世俗から神に連れて行ってくれます。
霊性はあなたにこの世の中で、神性を感じさせ体験させてくれます。
これが科学と霊性を統合する方法です。
霊性は目に見える電子機器や科学的な装置や設備の背後にある、目に見えない原理なのです。
霊性は五感の上で働きます。
科学が目の前にあり、目に見えるものに注意を向けるのに対して、霊性は遙かな遠くにあり、目に見えぬものに集中します。
科学は物質を取り扱い、霊性は至高のものを求めます。
科学は不活発なものを取り扱い、霊性は、意識を扱います。
科学は物として現れたものを研究し、霊性はそれが現れる元に照準を合わします。
科学が「愛の破片」スプリットなのに対し、霊性は「愛の神霊」スピリットです。
科学は外の世界を扱い、霊性は直感的なものを扱います。
科学が目に見える物を視覚化できるのに対し、霊性はその背後に隠されたものを見つけ出します。あなたは科学を肉眼で学ぶことが出来ますが、霊性を理解するには、英知の眼が必要です。
科学はあなたの頭に詰め込まれた事実を集めたものです。
その反面、霊性はきわめて抽象的であり、あなたの心に触れます。
科学は、ある一点から始まり別の点で止まるCという文字のように不完全です。
霊性はOという字のように完全です。
科学はあなたに道具を供給します。
霊性はあなたにそれをどのようにして使うか示してくれます。
科学が陰であるのに対し、霊性は陽です。
創造物が陰であるのに対し、創造主は陽です。
水槽を水で満たすように、あなたの心を陽である霊性で満たしなさい。
感覚器官はあなたが愛という水を汲む為の道具です。
科学は事実を明確に示すことが出来ますが、霊性は、不変なる真理を指し示すことが出来るのです。STPSp266~8 

ヨシオ:今回紹介した、神さんがそれぞれの動物に与えた生命力は同じやけれど、動物の体によってそれぞれの時間の流れの感じ方が違うってことも霊性と結びついて説明をすれば面白い結論が見出されるやろな。

ポニョ:つまり、象さんが見ている世界とおいら達が見ている世界は違うって事なんやろな。例えば動物園で誰かが象さんに餌をやろうとしてミカンを投げると、人は象さんがそれを見つけて食べる間に、「あゝ少し変なところに投げてしまったけれど象さんは見つけてくれるかな?あゝミカンを見つけた。一歩ずつそっちの方に歩いて行っている。お母さん、象さんがミカンを見つけたよ。でも、酸っぱいかもしれないから食べないかもね。あゝ鼻で掴んだよ、お母さん。口に入れた。丸ごと一口で食べよったな。」とかいろいろ話をしているんやろうけれど、象にとっては「なんや今のんは?なんか丸いもん飛んできたけれど。ちょっと食べてみようかな。」と思っているだけなんやろな。

ヨシオ:人と象さんの流れる時間の感覚が違うんや。人と神さんの時間の流れる感覚もこれと実は一緒なんや。ある人がインタビューに呼ばれた時に、ババに文句を言ったんや。「ババ様、どうして私を無視して長い間呼んでくれなかったのですか?私はこれで七回もインドへやって来たんですよ。その間ずっと五年間も無視して酷いじゃないですか?」と言うと、ババは「私は、お前がアメーバの時から知っている。お前が人になるまでずっと待っていたんや。何万年もの間、気の遠くなるほどの時間を辛抱強く、お前がこうしてやって来るのを待っていたんや。それに比べるとお前が待っていた時間って、ほんの五年間程やないか。」と言われたんや。

ポニョ:でも、神さんの時間の尺度はおいら達と違うやろ。ババはジョークが好きやから、その人にそういう風に言って、もったい付けておられるだけやないか。

“神は、一つの目的をもって宇宙を創りましたが、人間はその目的に反する行動をしています。
宇宙は、単なる物質の顕現ではありません。
宇宙は神が直接顕現したものです。
宇宙は、普遍的な存在〔プルシャ〕が手足を持って顕れた具現にほかなりません。
宇宙は神の拡張する特質を象徴していますが、このことは、識別力を働かせることによって、初めて理解できるものです。
神は時間と原因を超越しています。23/7/2003”