サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

自然災害は人為災害

2016-04-18 00:00:01 | 日記
人は生まれてから死ぬまで、明け方から夜まで、人は自然を収奪し、略奪し、その神聖さを汚すことによって束の間の喜びを追い求めます。
そして、自然は創造主である神の財産であり、それに対してなされる如何なる損害も厳罰に値するほどの神への冒涜であるという真理を無視しています。PD12

ポニョ:おいらが尊敬しているディビッド スズキさんという生物学者の日系カナダ人がいるんや。

ヨシオ:その人やったら俺も知ってる。有名な環境保護活動家やろ。

ポニョ:もう、三十年以上も氷が解けて海面が上昇するから危ないと警告されているんや。それだけではなく、森林破壊や空気汚染、水汚染など人類が今まで経験した事がないほど金儲けのために環境破壊をしている事に反対しておられて、世界中を周って講演をされているんや。その娘さんのセヴァンさんもまだ若干十二歳の時に、世界中の指導者やリーダーが集まっている国連が主催した集会で演説し、そこにいた全ての人々の目を釘付けにするほど、素晴らしい演説をしたんや。その演説は今でも伝説の演説と呼ばれていて、セヴァンさんの演説は、世界中を感動させた五分間とも呼ばれているんや。この演説によってセヴァンさんは有名になり、日本にもやって来て講演を何回かされたんや。今はカナダの自然の中に住まわれていて、もう三十歳をこえておられるやろな。

ヨシオ:それは知らなんだな。是非その世界を感動させた演説を聞いてみたいな。

ポニョ:セヴァンさんはこの演説をした会場であるブラジルまでの飛行機代を、自分でバイトして貯めたんや。めちゃしっかりしてるやろ。おいらのたちの子供の時とえらい違いや。

ヨシオ:俺はコンクリートジャングルで育ったから、天神祭の時に買ってもらったカブトムシが死んだ時に電池が切れたんと違うかと思ったな。

ポニョ:あんたは夏休みの課題に蛆虫を飼って観察をし、お袋さんに叱られたって言ってたもんな。自然を知らないかわいそうな子供時代やってんな。そんな自然を知らない子供が大きくなるとロクでもない大人になるんやな。

ヨシオ:じゃかーしいわい!

ポニョ:というわけで、今日は予定を変更して、いつもの肩苦しいことばっかりごちゃごちゃ言ってるガラの悪いおっさんの話をパスして、可愛いセヴァンさんの演説を載せますね。たまには初々しい女性の清々しい空気を入れないと、このブログの空気も汚染されたままになるぜよ。

ヨシオ:さっきからうるさいっちゅうに。

ポニョ:今日、世界中で地震が起こり、火山が噴火していますが、ババはこれらは全て人が正しい行いをしていない、ダルマに反した行為をしている為だと仰っています。

ヨシオ:それにポニョのような汚れた人の想念も、自然に悪い影響を与えているしな。カネ、カネ、カネ、オクラ、オクラ、オクラの世界やからな。今、俺たち大人たちが子供の未来も考えずに世界中で環境破壊をしているけれど、それを子供の視点から見たらどんな風に映っているんやろな。あのディビッドさんの娘さんやから手厳しい事を言っておられたんやろな。

多くの自然災害は人為的なものなのです。
地震、火山の噴火、戦争、洪水、飢饉や他の災害は厳重な自然の乱れの結果です。
それらの乱れは人の行為の帰結なのです。
人は、未だに人と自然の関係を完全に理解していないのです。SSvol25chap37

ポニョ:という事でセヴァン スズキさんの感動の演説です。お楽しみ下さいね。

 こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼーション)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。あなたたち大人のみなさんにも、ぜひ生き方を変えていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。

 今日の私の話には、ウラもオモテもありません。なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。

 私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。

 太陽のもとにでるのが、私はこわい。オゾン層に穴があいたから。呼吸をすることさえこわい。空気にどんな毒が入っているかもしれないから。父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。それらは、もう永遠にもどってはこないんです。

 私の世代には、夢があります。いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?あなたたちは、私ぐらいの歳のときに、そんなことを心配したことがありますか。

 こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。まだ子どもの私には、この危機を救うのになにをしたらいいのかはっきりわかりません。でも、あなたたち大人にも知ってほしいんです。あなたたちもよい解決法なんてもっていないっていうことを。オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう

 死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、あなたは知らないでしょう。

 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。

 ここでは、あなたたちは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。でもほんとうは、あなたたちもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。そしてあなたたちのだれもが、だれかの子どもなんです。

 私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。そうです50億以上の人間からなる大家族。いいえ、じつは3千万種類の生物からなる大家族です。国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。私は怒っています。でも、自分を見失ってはいません。私はこわい。でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私はおそれません。

 私の国でのむだづかいはたいへんなものです。買っては捨て、また買っては捨てています。それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富をわかちあおうとはしません。物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。

 カナダの私たちは十分な食べものと水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。

 2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。

 「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べものと、着るものと、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」

 家もなにもないひとりの子どもが、わかちあうことを考えているというのに、すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。

 これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの歳だということが、私の頭をはなれません。どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。私がリオの貧民街に住む子どものひとりだったかもしれないんです。ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドで物乞いをしていたかもしれないんです。

 もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけどそのことを知っています。

 学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたたち大人は私たち子どもに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。たとえば、

* 争いをしないこと
* 話しあいで解決すること
* 他人を尊重すること
* ちらかしたら自分でかたづけること
* ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
* わかちあうこと
* そして欲ばらないこと

 ならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんですか。

 なぜあなたたちが今こうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。そしていったいだれのためにやっているのか。それはあなたたちの子ども、つまり私たちのためです。みなさんはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。

 親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子どもたちをなぐさめるものです。あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。

 父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。しかしあなたたち大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、いわせてください。もしそのことばがほんとうなら、どうか、ほんとうだということを行動でしめしてください。

 最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。

(翻訳:ナマケモノ倶楽部)
http://www.sloth.gr.jp/relation/kaiin/severn_riospeach.html

科学者は無制限に自然を探求、開発して、自然災害の原因となる恐るべき不均衡を作り出し、人類を危険にさらけ出しています。
この事に関して科学者を責めることは出来ません。
識別心を用いること無く、科学の発見を無分別に運用する人間こそ責められるべきです。
彼らは、天然資源を過剰に撮り尽くせば如何なる結果が発生するかについて、深く考えることをしません。
~自然は人間よりも一段上のレベルにあり、その自然を保護するために自然の開発には限度を設けなければなりません。
人間が無思慮に自然に干渉するならば、自然は人間に逆らい問題が生じます。
自然を守るために欲望に限度をもうけねばなりません。
自然が人間に対して不利益をもたらさぬように十分に配慮しなさい。
この点に関して、科学者達は彼らの発明が社会にもたらす有害な影響については全く無関心です。21/1/93

最近、自然が災害という形で反旗を翻しているのをよく目にします。
それは人が自然の資源を強奪する際に、あらゆる限度を無視しているからです。
豪雨、干ばつ、地震、洪水は人間の貪欲に対する反作用です。
科学の進歩を理由に、科学者たちは世界の幸福を考慮する事なく、ますます利己的になっています。
科学者たちは、自然を報復へと駆り立てているのです。 25/5/95