西園寺 淳のブログ

難関大学を目指す塾の塾長である西園寺 淳が、出来事・教育・趣味等を中心にしたブログです。詳しくは「西園寺淳.COM」で!

難関大を突破する為の学校の数学の授業のあり方

2016年11月18日 19時08分44秒 | 受験
 「数学成績上昇法の伝授シリーズ」のブログを書き始めてから、生臭してしまい、随分経ってしまいました。入試が近づいたこともあり、久しぶりに「受験」に関するものを書いてみることにしました。
 今回は「難関大を突破する為の学校の数学の授業のあり方」についてであります。
 これは難関大(東大・京大等及び医学科)を受ける生徒に対して、先生が日頃の学校の授業をどのようにすれば良いかということについて、自分なりの意見を書いてみました。
 殆どの高校の数学の先生方の授業は、市販されている参考書や問題集の重要(基本)問題を前日宿題に出しておいて、それを授業で偉そうに(?)解いて解説するというのが殆どであります。特に上手い(?)と言われている先生ほど自分が教えている感を出してきます。(^^) これははっきり言いまして、全くの時間の無駄であります。そんな程度の問題の宿題は難関大受験生にとって苦痛以外何ものでもありません。何故なら、難関大を受ける者がその程度の問題を勉強していないはずがありませんし、もし、それをやっていないとしても、その程度の参考書や問題集は持っていて、必ずいつか目にすることになるからです。つまり、そんな問題は時間の無駄で、自分でやれば済むという話なのであります。
 では、どういう授業をしなければならないかと言いますと、理想を言えば、生徒に質問時間を設け、そこで質問した問題についての授業をしたり、市販の問題集にない問題(良問・難問)を先生が見つけてきて、これを前日宿題にし、それを授業で解いて解説したり、また市販されている問題集の難問に対して、解くのが目的ではなく、解き方の糸口の見つけ方や重要ポイントの解説をするのがベストです。こういう授業をやれば他校との差を付けることが出来、飛躍的に難関大合格者を増やすことになるでしょう。もし先生がこういう授業を出来ないのであれば、授業を本人任せにし、自習時間にして下さい。この方が前述した一般的方法よりもかなり有効なのであります。つまり、これによって本人は授業が無駄な時間とならず、かなりの学習量をこなせるようになります。ただ自習時間にするということは、先生の面子丸潰れになるかとは思いますが、面子を捨て、学校の為、生徒の為と思ってやって欲しいと思っております。
 以上より、授業をこのような効率的なものにすることで、必ずや学校の難関大合格率がUPし、本人の睡眠時間も増やせ、しかも入試までにしなければならない問題の量を早く到達終了出来、一石三鳥となります。(ここで、生徒の自宅での難関大を受ける人がしなければならない問題の量はほぼ決まっており、その量を如何に早く終え、定着させるかが勝負となります。)
 学校の授業で消費される時間は非常に莫大であります。ですからこれを無駄にせず、有効に活用することこそが、難関大を目指す生徒に対する有効な授業のあり方だと思っております。
 では、次回も、乞うご期待!

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