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カレーショップ サイのツノ 公式ブログ

「マスターの独り言」 日々の雑感やお店の裏話などを綴っています。サイのツノへの興味と関心が増して頂ければ幸いです。

記憶に残る映画

2020-05-17 20:16:19 | 日記
 まさかこんな日常が続くとはおもいもよらなかったです。最初のクルーズ船で
 集団感染が報じられた時も、またこのニュースか、という感じで見てましたから
 数か月後にこんなことになっているとは予想だにしていなかったです。
 まさに細い糸の上を歩くが如しの人の世ですね。そんな非日常が続いて
 いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 サイのツノは短縮営業でやっていますのでそんなに日常が変わった感じはしま
 せんが(普段から店と自宅の往復の日常です)、体力的には楽ではあります。
 気分はあまり先のことを考えると暗い穴に落ち込みそうになるので、とりあえず
 その日、その日に集中するようには心がけてはいます。
 なので気分転換のため映画の話題を。
 ところで自分の時間は多少ですが増えました。家にいると(家族も一緒なので)自然、
 映画を見る機会も増えてきます。
 
 自分は普段からよく見ます。というか、小学4年生の時に
 スピルバーグの「ジョーズ」を見て以来映画館には毎月行ってましたし、
 レンタルビデオが普及してからはビデオで、今は配信ですが、毎週のように
 見てます。今は家族と一緒に見るので子供と映画についていろいろと話したりして、
 いろんな映画のことを思い出したりしています。
 映画の話をするときりがなくなってくるんですが、今回は記憶に残る映画
 とはどういうモノか、ということをテーマにしたいと思います。
 なぜかというとこのところふと思い出す映画があって、どうしてその映画を
 思い出すのか自分でもよく分からないので、書きながら考えれば何か分かるかな
 と書き出しました。
 その映画をどのように覚えているかというと、あまりに眠くなって最後まで頑張って
 眠らずにに見終えた、という記憶の仕方なんです。
 制作された皆さん、スイマセン。
 そもそも今に至るまで映画館で映画を見ながら寝てしまったという体験はありません。
 子供と見た子供向きの映画でもそれなりに楽しんで見ていました。(でもポケモンの
 劇場版の何かの時には落ちそうになりましたが、何とか踏ん張りました)

 その映画を見たのは 学生の頃なので19,20の時なんですが、当時の批評家の間で
 評判になったフランス映画で今でいうミニシアター系での公開だったと思いますが、
 題名が「田舎の日曜日」。
 これだけでも眠そうですよね。主人公が年老いた老画家。田舎の家にひきこもって
 人生に絶望しかけているのですが娘が何とか生きる意欲を呼び戻そうと、その田舎の
 家にやってくる。出てくる人物はだいたいその二人(おそらくこのようなストーリーでした。
 昔の話なので違っていたらスイマセン)でも、、、眠りますよね。19,20の若造が面白く
 感じるはずもないだろうと思うんですが、粋がるというか、背伸びをしたくて見に行った
 んでしょうね。何だか評論家の評判が良いみたいだからオレも行って面白く鑑賞できる
 んだということを証明したかったんでしょうね。誰に証明するのかよく分かりませんが
 無理だったみたいです。
 とにかく眠くなって、何とか眠らないようスクリーンに意識を集中しようとするんですが、
 意識がどこかに飛んでいきそうな感覚を今でも思い出せます。最後まで見終えた時に
 ホッとしたしたこともありありと思い出せます。でもストーリーの細かいことはほとんど
 覚えていません。
 そんな記憶の仕方をされても作っている方としては嬉しくも何ともないんでしょうが、実際と
 してはよくあるようことのような気はします。何気ない昔の日常の一コマがなぜか思いだされる。
 別にその時にショックを受けたとか、深く感動したとか、そんなことは全くないのになぜか印象に
 残って、時々に意識に浮かび上がるというようなこと。何か意味があるのかな、とその印象のことを
 よく思い出してもなんの意味も見いだせない。で、すぐ忘れるけどまた何かの拍子に思い出す、
 みたいなこと。この映画もそういうモノの一つなんでしょうが、学生の頃の鬱屈した気分や映画に
 対する興味、将来に漠然とした不安、そんなものがつながって印象に残っているのかもしれない
 ですね。学生時代に見た映画はいくらでもあっても記憶の片隅にも残っていない方が多いわけです
 から、自分にとってなにかの働きかけがあった映画だったということになるんでしょう。どういう働き
 かけかは謎ですが。

 でもホントに最近この映画のことをふと思い出すんですよね。こういう非日常の時期とも関係が
 あるのか、ないのか(どんな関係?)。そういえば「田舎の日曜日」という映画をみたなあ、とぼんやりで
 はあるんですが、映画の断片的な映像として、フランスの田園風景や、(たぶん)娘が自転車に乗っている
 シーンや(たぶん)ラストで家の中から窓の外に向かってカメラが向かっていくシーンとか。実際には
 そんなシーンがあるのか今となってはよく分かりませんが。
 そのうち「田舎の日曜日」を見返してみたいですね。今見れば良さを多少は分かるかもしれませんし。
 年を取る楽しみでもありますね。若かった時に味わえなかったものが味わえるようになるというのは。

 映画の話はずるずると出てくるので次も書きたいと思います。あまりにつまらな過ぎて忘れられないとか。