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カレーショップ サイのツノ 公式ブログ

「マスターの独り言」 日々の雑感やお店の裏話などを綴っています。サイのツノへの興味と関心が増して頂ければ幸いです。

レモンピール事件

2019-12-15 23:33:29 | 日記

 我が人生、最大のミステリー、レモンピール事件とはいかなるものか?
 時は今をさかのぼること20年ほど前のこと。場所は自分の働いていた
 吉祥寺のバー。20坪ほどの店内にシングルモルトを中心に酒瓶が300
 ほど並ぶ、内装も手のかかったオーセンティックな雰囲気の良い店
 (BGMを使ってませんでした。無音!)でした。

 そこでのある日のこと。営業前の仕込みをしている時に[それ]は
 起こります。
 
 まずはレモンピールって何?という話ですが、レモンの皮を薄く切って、
 カクテルを作って提供する直前に皮を半分に折ってグラスの上にレモンの
 香りをふりかけるという技法があるんです。形的にはアーモンドスライス
 を想像してもらうといいかもしれません。まあ、パフォーマンス的要素も
 あって、初めて見るお客さんには「エッ!何?今のなんですか?」と
 聞かれるので「美味しくする魔法です」と答えたりします。日常的には
 恥ずかしくて言えないようなことも言えたりするのがバーという場所でも
 あります。非日常の空間づくりもバーテンダーの仕事です。

 というわけで、その日もいつも通り仕込みをしていました。店内には自分と
 同僚の二人。カウンターの中でせっせと働いていました。
 知ってる方も多いかもしれませが、飲食店は営業前が一番忙しい時間帯です。
 その日は自分がドリンクで同僚が料理担当でした。ジュースを絞ったり、
 氷をアイスピックで割ったり、せっせと仕込みに励んでおりました。
 
 そしてレモンピールをまとめて作っている時に[それ]が。
 まな板に10個ぐらい作ってひとまとめにして専用のタッパーにしまおう
 として、何かの拍子で後ろを向いたんです。確か酒瓶のチェックか何かだった
 と思います、その場でホンの2、3秒、後ろを向いただけ。姿勢を戻して
 レモンピールをタッパーにしまおうと、まな板に目をやるとレモンピールが
 2つの山に分かれているんです。
 レモンピールが2つの山に!まな板の上にほぼ等分に、2つの山に!
 レモンピールが!
 思わず隣の同僚に目をやりますが、何の変化もなく、全くさっきと同じ様子で
 淡々と仕込みをしています。距離にして2メートルはあるでしょう。それを
 一瞬で移動してレモンピールを2つに分けて一瞬で戻るといのも考えられない。
 店内を見回しますが、いつもの営業前の静けさ。もう一度まな板の上の
 レモンピールに目をやります。そこに2つの山が。ふり返った時に腕があたって崩れた
 とかじゃないんです。きれいに等分に分けられた山が2つ。同僚に声をかけ
 そうになりますが、ぐっとこらえて、ちょっと待て、何かの勘違いかも。
 自分で2つに分けたのかも、、、でもそんな記憶はない、ホンの少し前なのに、
 それになんで2つに分ける?まとめてタッパーにしまうのに。
 しばし固まっていました。この現実にどう対応すればいいのか、これ、
 ちっょと見て!レモンピールが2つの山に!と騒いでも、だから?さっさと仕込み
 しちゃいなよ、と言われれば、まぁ、そうか、しまっちゃえば一緒だし、と言う
 しかないし、何に困るわけじゃないし、とあれこれ考えているうちに
 レモンピールはしまわれいつもの日常が続いていきました。自分の頭の中以外は。
 
 確かに、確かに2つになっていたよな、レモンピール、レモンピールが2つの山に、
 気のせいじゃないよな、レモンピール自体、ちゃんとタッパーにしまわれてるし、
 あれは幻ではなかったよな、とその日、その後は頭の中はレモンピールでいっぱいでした。

 その日の営業が終わってからみんなには話したんですが、隣にいた同僚はレモンピールを
 ジッと見つめていたのには気がついたようです。レモンピールがそんなに珍しいの?と
 思ったらしいですが。

 何かの勘違いと言ってしまえばそれまでなんです。このことがあって何かが自分の中で
 変わったとか、その後も不思議なことが続いたとかもなく、ただレモンピールが2つに
 なっただけ。なのでこのことを人に話すこともあまりありませんでした。
 ただときどき思い出しては不思議がってる次第です。




本当にあった不思議な話

2019-12-11 23:34:10 | 日記

これは本当にあった話です。嘘も誇張もありません。

ことの発端は買ったばかりのミキサーに不具合がしょうじたこと。
当店のカレーにはミキサーが多用されます。不具合がしょうじた
のはスイッチの部分でなんとか使えるものの、完全に止まってし
まうのも時間の問題、という感じだったので、早く買った量販店に
行って取り替えてもらわないと、という状況になりました。
自分が動けるのは日曜日だけなので、まぁ、今週の日曜に行って
来るか、と保証書を確認しておきました。買って2ヶ月も経って
いないので、さすがに交換してくれるよな、という感じでむかえた、
その週の土曜日の夕方の時間帯。明日の午前中には行くつもりで、
保証書を手元に置いておこうと、取り出そうとしたら見当たらない
のです。

置いておいたのはステンレス製の収納付きの作業台の中でした。
厨房機器の取り扱い説明書や保証書の置き場所にしているところで、
ほんの2,3日前に確かめたばかり。あれっ?なんでないんだ、と
入っていた紙類を全部取り出してみてもありません。大事な物だから
 と他に移動したかと、あちこち探しますが見当たらず。無くしちゃ
 いけないからといつもと違う場所にしまって、どこにいったか分から
 なくなるパターンかと、それこそ、こんなとこ絶対しまわないという
 ところまで見てみますがありません。さすがに保証書がなければ交換
 してくれないよな、と焦り気味になって、懐中電灯まで出して作業台
 の中やレジの下、台のすき間も調べますが見当たらず。これじゃ、
 明日は交換にいけないと諦めました。でも、どう記憶を探っても最初
 にあった作業の中から持ち出したというかけらもないので、おかしい
 なと釈然としない気分のまま次の日になりました。

 日曜日も必ず一度は店に行きます。その日も軽く仕込みをして帰ろう
 かな、というところで、でもどう考えてもここなんだけどなあ、と
 作業台を開けたら目の前にありました。保証書。何気なく、しれっと。
 思わず、あるじゃん、と言ってしまいました。でも、なんで?
 
 まあ、こういうことってありますよね。合理的に説明しようと思えば
 できなくはないけど、、、でも不思議という体験。

 このことがあって思い出したのが、我が人生最大のミステリー、
 レモンピール事件です。
 長くなるので、ここで投稿。to be continues!




地球環境に配慮する具体的行動に関するサイのツノからの提言

2019-12-01 14:16:11 | 日記


地球環境の悪化は今や人類の直面する最大の課題と思われます。
そこでサイのツノは考えました。これからの寒い季節、環境に優しく
生活するにはどうすればよいか?エアコンにしてもストーブにしても
結局化石燃料を使います。再生可能エネルギーにしても、その設備を
作って、維持していくには化石燃料を使わないというわけにはいかない
と思われます。電気やガスの力を使わず温まる方法はないものか?
ない知恵を絞りました。ありました。押しくらまんじゅうです。
サイのツノで率先して実践していきたいと思います。どのようにするか。

まずお客様が来店します。「いらっしゃいませ!」と言いながらスタッフが
駆け寄り「せーの」のかけ声で1分ほど押しくらまんじゅうをします。1分も
すれば身体はホカホカ。運動になるのでお腹もすきます(まぁ、食べに来て
いるのでお腹はすいているでしょうが、より一層)。お客様同士やスタッフ
も共同作業をすることでよりコミュニケーションがとれるでしょう。
一石二鳥といわず三鳥ともなります。ただ問題としては女性と一緒に押し
くらまんじゅうというわけにもいかないでしょうから、その時は鬼ごっこを
選択してもらいます。えー、いきなり鬼ごっこ?!という反応もあるでしょうが、
1分間逃げきればカレー一皿無料のルールにします。そうなれば真剣に逃げ
まわること必定。ただ狭い店内で1分間逃げ切るのは現実的にはまず無理なので
経営的に負担になることもないという見事な作戦。電気やガスなんて使わなく
ても暖かく過ごせるというのを証明しようではありませんか!

雪山に行って山中でテント泊をしても寝袋の中で暖かく眠ることはできます。
外は零下10度でもきちんと装備をしていれば暑いぐらいになります。
熱源は体温。そうです。人間は恒温動物ですから常に36℃ぐらいの熱源がある
わけです。36℃といえば真夏です。身体を使えばいいのです。身体こそ大自然。
鬼ごっこや押しくらまんじゅうで人と人が触れ合うことで温かい感情も生まれる
でしょう。もしかしたら恋愛も生まれるかもしれません。素敵なことばかりじゃ
ないですか!
 書き出した時は荒唐無稽な笑い話のつもりでしたが、案外、これ、いけるかも! 
 、、、のわけないか。失礼しました。