あるきメデス

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冬の飛騨路〈3日目 下呂温泉を観光後 帰路へ〉〈1/2〉(岐阜・下呂市)

2023-02-12 21:12:14 | 国内旅行
 2023年1月19日(木)  〈前半・下呂温泉観光〉

 宿泊した下呂温泉の旅館、小川屋にて7時頃起床した。部屋は本館の最上階の7階、ま
ずは別棟の景観荘1階にある温泉で朝風呂に浸かる。


 部屋に戻って間もなくの7時30分過ぎ、窓を開けると快晴で、下流↑から上流へと飛
騨川沿いの温泉街などを一望した。




 8時頃、2階にある食事処「季咲亭」でバイキング朝食を済ます。


 食事を終えて3階に上がり、フロントやロビーなどを眺める。



 チェックアウトをして、10時前に小川屋を出た。玄関には、当館のキャラクターとい
う「湯けむりどんびき(蛙)」が。


 下呂温泉のこの辺りは、飛騨街道 湯之島宿だったよう。


 午前中は下呂温泉の温泉街を回ることにして、昨日駅横の観光案内所で入手した「下呂
温泉 観光案内図」を手に、北西に延びる白湯坂を緩やかに上がって行く。

 下呂温泉は、飛騨地方の玄関口として大型ホテルなど約50軒の宿が集中していて、平
安時代中期の天歴年間(947~957)には湧出していたと伝わる歴史ある温泉地。

 古くは湯治場として栄え、室町時代には京都の高僧・万里集九(ばんりしゅうく)や、
江戸時代初期に幕府に仕えた儒学者・林羅山(はやしらざん)が名湯と讃えたことで全国
に知られ、群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉と並んで「天下の三名湯」のひとつに数
えられ、なめらかな湯は肌触りがよく、美人の湯としても評判のよう。


 緩やかに右カーブするところに「ビーナスの足湯」があるが、頭部は影になっていて見
にくく、少し欠けてしまった。
     
  
     
      すぐ先には、「日本三名泉 発祥の地」碑と「温湯連句碑」がある。
          
          

  山すその温泉寺へと延びる交差点を左折してすぐ先に、加恵琉(かえる)神社があり、
いたるところにカエルが。






     

 境内の北西端の道路際には、伊能忠敬が文化11(1841)年4月に測量に来たときに
宿泊した本陣 飛騨屋 武川久兵衛宅址碑が立っていた。 
     

 その先、右手高みには「下呂発 温泉街博物館」があるが、木曜の今日は休館日だった。


     
 博物館への細道際に下呂プリンの店があり、SNSで評判なのか、若い人がたくさん来
ていた。
          


 道路の反対側の小さい広場には「鷺の足湯」があり、近くには。天保11(1840)
年に寄進されたという常夜灯が立っている。
          

      広場には記念撮影用パネルも。
      

 この消防団の建物の壁面には、下呂市のイメージキャラクター「げろぐるくん」が。




 飛騨街道湯之島宿の北側入口に立つ、ゲートをくぐる。


 その先にあった百貨店。

 
 すぐ先のY字路で商店もほぼ終わったようなので折り返し、加恵瑠神社の手前の十字路
まで戻り、左折して温泉寺への細道へ。

 寺への急な石段下まで行った、上がって往復すると予定した列車に間に合いそうにない
ので止めて、南東へ延びる高台の旧道を進むことに。


 ふり返ると眼下に、「温泉発祥の地」碑やビーナスの足湯などが望まれる。
     

 旧道が右にカーブし始める辺りには、太平洋戦争時に魚雷回天で殉職した、「海軍少佐
黒田博司生誕地」碑が立っていた。



 カーブを下り、加恵瑠神社方面に延びる通りに合流してすぐのところに高札場があり、
古い定めが復元されて掲示されていた。




      折り返して南東へ延びる湯の街通りへ。
     

 道路には、あちこちにカエルの顔を浮き出しにした舗装が。


     
      石垣や建物の軒下、商店などにもカエルが目につく。





 路傍のがけから「かれるの滝」が流れ落ち、ここにも何匹ものカエルがいる。
     

          


 少しずつ下って行くと、すぐ上の斜面に役行者堂(えんのぎょうじゃどう)があったの
で、少し回り込んで上がり参拝した。




 その下が飛騨街道湯之島宿の南端のようで、北側同様のゲートが設けられていた。


 ゲート際の趣ある手打そばうどん店に入ってみたいが、昼食には早いので通過する。


 下呂駅方面に延びる幹線、阿多野通りと交わる十字路に出た。交差点には、いま回って
きた見どころまでの距離を示すパネルが並ぶ。


 阿多野通りに沿って飛騨川に流れ落ちる支流があり、両側に遊歩道が設けられている。


      阿多野橋からの上流↑と下流↓の眺め。
     
 
 橋の南東側、左岸際には、「湯の香慕ふて 若鮎さへも 益田川すち 瀬をのほる」と
記した、野口雨情作詞の下呂歌謡の歌碑があるが、逆光で見にくい。


 右岸側の遊歩道に戻って少しずつ下って行く。


 飛騨の地酒などを販売する商店の軒下に、「雅の足湯」があった。


     
 すぐ先、別のビル際のしらさぎ横丁には「さるぼぼ黄金足湯」と「さるぼぼ七福神社」
があり、円形の絵馬がたくさん奉納されている。
          



          

     
      さるぼぼ黄金足湯


 人気スポットのようで多くの観光客が訪れている。一巡して七福神と神社↑に参拝した。


 すぐ下の交差点際、ビルの1階には温泉神社が祭られている。




     
 そばの、白鷺橋の上流側には林羅山と猿の石像が、下流側には下呂温泉を訪れたことの
あるというチャップリン像↓が。
          

 飛騨川の下呂大橋際に出た。
 

 橋を渡りながら、流れや周辺の旅館などを眺める。


 右岸に近い河床には噴泉池があるが、入浴する人は見えない。


 振り返り見る橋の左岸上流際に立つ、宿泊した小川屋(右手)のビル群など。


 橋を渡り終え、そばの土産物店で駅への近道を聞き、高山線のガード下を反対側に回り、
正午近くに下呂駅前に着いた。


 少し時間があったので、駅前の土産店で弁当と土産物を求める。
 

 (天気 快晴、距離 2㎞、地図 「下呂温泉 観光案内図」)


 今日の歩行エリア(矢印が歩行順路)

 スタートの小川屋は、中央部を流れる飛騨川の中ほどより少し右上。
                                    〈続く〉




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