あるきメデス

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「松浦武四郎展」観覧に静嘉堂文庫美術館へ(東京・世田谷)

2018-10-06 21:02:46 | Weblog
 2018年10月3日(水)

 何の番組か忘れたが、最近、幕末の探検家・松浦武四郎(まつうらたけしろう)のこと
を紹介したテレビ番組を見て興味を持ったところ、その後間もなく静嘉堂(せいかどう)
文庫美術館で展覧会が開催されることを知り、観覧に行くことにした。

 西武池袋線から東京メトロ副都心線、東急東横線、みなとみらい線直通電車に乗り、渋
谷駅で乗り換え、東急田園都市線の二子玉川駅に10時ちょうどに着いた。


 西口を出て、北側の高島屋本館内↑を北西に抜けて、西館ARENA HALL前を通過する。


 北側の二子玉川小近くから、西北西に延びる遊歩道「きしべの道」を進む。

 この通りは、もと玉川電気鉄道の砧(きぬた)支線跡地を活用したもの。砧線は1924年、
多摩川の瀬田河原から採れる砂利を、関東大震災復興中の東京市内へ運ぶためにつくられ
たとのこと。

          
 きしべの道には、1989年2月につくられた石彫があり、台石には「砧線軌道跡」と
記されていた。

    

    
 さらに進むと、道路際のエンジュの木にたくさんの実が付き、工事中の建物のそばでは
フヨウが。
         

    
 スイフヨウが紅白の彩りを見せる民家もあった。
         

 スーパー・マルエツのそばで右折し、北に延びる「きしべの路」へ。民家のムクゲが咲
き出していた。
    

  
 世田谷総合高バス停のある通りに出るところ、「パークコート」と呼ぶマンション沿い
は、敷地の一部を緑地化した「幽皇堂庭園」と呼ぶ緑道があり、敷地内もモミジなど豊富
な緑に覆われている。
        

 その北側で、国分寺崖線(がいせん)の斜面下を流れる丸子川の下山橋を渡る。
     

 橋の北側が静嘉堂文庫バス停で、その先を左に曲がるとすぐに静嘉堂文庫への入口。敷
地内は「岡本静嘉堂緑地」となっていて国分寺崖線の一角にあり、もとは岩崎家が所有す
る庭園だったもの。

 昭和20(1945)年頃までは庭園として維持管理されていたが、その後、人の出入
りもなくほぼ自然状態のままにあったので貴重な自然が残されているのだという。

     
 緑地の間を緩やかに上がって行くと、岡本静嘉堂文庫と静嘉堂文庫美術館が現れる。
          

 正面の岡本静嘉堂文庫は、岩崎弥之助・小弥太父子2代が集めた和漢の古書籍と古美術
品とを収蔵するため、大正14(1925)年に建築されたもの。


 今日の目的である「~生誕200年記念~ 幕末の北方探検家 松浦武四郎展」を開催
中の静嘉堂文庫美術館は左手にあり、10時45分頃に入館した(入館料 一般1,000円)。
 
    

 館内は撮影禁止なので、上のリーフレットの裏面に掲載された松浦武四郎の紹介と、展
示品の一部の写真を紹介する。











 松浦武四郎が集めた縄文時代~近代までの宝石で自作した大首飾り。肖像写真でもこの
首飾りをかけている。
              

         鬼面鈴(きめんれい)
        

             装飾台付壺(古墳時代 6世紀)
            

 絵入りで現地の様子を記した詳細な「十勝日記」や「手塩日記」など道内各所の探検記
も貴重なものだが、さらに多いのが縄文時代、弥生時代、古墳時代から近代に至るまでの
松浦武四郎が収集した玉(ぎょく)、勾玉(まがたま)、石器、石棒、硯(すずり),須
恵器(すえき)など国内のものから、エジプト、ヨーロッパ、アメリカの出土品や貨幣な
ど、収集品の数の多さと多彩さは、予想外だった。

 松浦武四郎展の観覧後、入口正面の小コーナーでの「川北半泥子(かわきたはんでいし)
の茶陶、特別出品!」の7点の茶陶の展示も見た(下はリーフレット記載の紹介文)。


 
 ガラス張りのその一角からの眺め。


 さらに、休憩コーナーにあったほかの美術館の催しのリーフレットや、世田谷区の観光
関連のパンフレットなどを入手し、さらに松浦武四郎を紹介した冊子があったので購入し、
12時15分頃に館を出た。
         

 美術館前の噴水周辺。


 その左手には、樹齢など記されてないが世田谷区保存樹木になっているギンモクセイの
古木がある。


 美術館の南側から東側がけ下にかけて広がる静嘉堂緑地には遊歩道があるので、回るこ
とにした。

 館の南側斜面には梅の木が多い。

 建物近くに、大きなリュウゼツランがあった。



 梅や松の間を東側に向かう。見上げた美術館の一角。


          東側斜面は深い森になっている。
         

 その上部を進むと、平成7(1995)年に天皇・皇后両陛下行啓記念樹がある。
    

 その先には幾つかの石灯籠が配置されていた。
     

 緑地の中央部には、りっぱな岩崎家廟堂がある。


 美術館の入口近くにある廟堂の案内


 その先にある石灯籠には、「大正10年 子爵 加藤高明」と夫人の名がある。
     
 ちなみに、加藤高明は第24代総理大臣で最高位は伯爵になっている。

 こちらの2基の灯籠には、明治43年(1910)3月と刻まれていた。


     
 国分寺崖線の東端になる急階段を下り、丸子川に流れ込む小さい流れを渡る。
         
 緑地内を北に回って12時42分頃に入口から出た。


 往路を戻って再びきしべの道を進む。スイフヨウの花はピンクに変わっていた。
         


 高島屋本館内を抜けて南館に入り、6階のレストラン街に上がり、「ラ・メゾン アン
ソレイユ ターブル」と呼ぶカフェレストランに13時20分過ぎに入り、ランチとする。


     前菜
    

         主菜の黒豚とキノコのトマトソースパスタ
        

 テーブル背後のアクセサリ


 販売していたケーキ類


     
 食事を終えて6階中央部のホールに回ってみたら、横浜の「原鉄道模型博物館」で開
催中の「東急電鉄展」(9月1日~12月3日)協賛の催しらしい、原鉄道模型博物館
所蔵の各国の古い鉄道車輌模型や、館の創業者である原信太郎さんが撮影した海外の鉄
道旅の映像を紹介する「世界鉄道の旅 -ヨーロッパ編-」のコーナーがあったので、
ひととおり観覧した。
     
   










 二子玉川駅には14時40分に戻り、往路と同じルートで帰る。





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4 コメント

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庭園者品 (H.T)
2018-10-07 16:22:19
紀行文、庭園の写真楽しみました。
私も最近この近くを歩きました。
二子玉川周辺を (saikoroat)
2018-10-07 22:23:00
H.Tさんも、この近くを歩かれたのですが。
静嘉堂文庫のそばには岡本民家園や旧小坂家別邸の庭園があり、
さらに北には広大な砧公園などもあるので、
これらを巡るウオーキングもしてみたいです。

用賀駅から (H.T)
2018-10-08 15:03:07
私は,用賀駅からフラワーランド、岡本公園民家園、兵庫島公園二子多摩川駅のコースでした。
最近は保存民家のある公園を歩いています。
保存民家のある公園 (saikoroat)
2018-10-08 21:46:04
保存民家ですか、実は7日の例会で県内宮代町を歩き、町立民俗資料館のある
西原自然の森と呼ぶ公園に、移築された古民家がありましたので、次回紹介します。

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