あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路道にある道しるべ⑫

2011-08-16 21:49:54 | 四国遍路あれこれ
 3月12日(土)、東横イン高松中新町を出発して、市街地を東に抜けて屋島山上の84番
屋島寺に参拝しました。境内を東に出て、眼下の壇ノ浦を見下ろし、その方向に向かって
急坂の遍路道を下り、車道を横断します。さらに下の遍路道を下って行くと、次の85番八
栗寺(やくりじ)への標識が立っていました。


 さらに下り、民家が現れる辺りに立つ、84番屋島寺への逆打ち遍路用の標識。珍しく、英
語とハングル文字でも記されています。このタイプの標識も、初めてでした。


 壇ノ浦に注ぐ川を渡り、番外霊場州崎寺を経て、牟礼北小の背後を通過しました。その
付近に立つ古い石標と、柱に貼られたへんろ道標識。


 85番八栗寺に参拝し、急勾配の県道145号を南に下りました。二ツ池親水公園横を過
ぎ、新しいルート標識に従い、琴電志度線の塩屋駅横を通過します。近くに立つ86番志度
寺(しどじ)への石標。


 86番志度寺へのお参りを済ませ、87番長尾寺を目指して南下します。途中にある番外
霊場玉泉寺(ぎょくせんじ)を過ぎ、鴨部川の広瀬橋の袂(たもと)に、中務茂兵衛(なかつ
かさもへい)が181度目の遍路の際に建立した標石が立っています。


 3月13日(日)は、いよいよ結願の日。87番長尾寺そばの民宿ながお路(じ)を出発して、
前山ダム南岸にある前山お遍路交流サロンに寄り、最後の険路、標高740mの女体山越
えを目指します。譲波の休憩所を過ぎて、山道にかかる遍路道の入口に立つ標識。


 標高500mにある太郎兵館近くの、へんろ道に下がっていたもの。


 太郎兵衛館付近から少し車道を進み、女体山へのへんろ道にかかるところ。右手前の新
しい標石は、遍路地図では「平成遍路石72」と記されています。


 もう1度、迂回してきた車道を横断する地点に並ぶ標識。


 最後の急坂を上がって着いた、女体山頂(776m)にある「四国のみち」などの標識。


 88番大窪寺ももうすぐ、とうとう結願(けちがん)です。結願を祝う標札。


 四国霊場の結願寺、88番大窪寺の本堂です。


 翌3月14日(月)は、別格霊場の結願寺である20番大滝寺に向かいました。樺川荘本館
を出て、県道106号を少しずつ上がって行きます。さぬき温泉を過ぎると、ヘヤピンカーブの
続くところまでしばらく民家が途絶えます。ヘヤピンカーブが近づいた辺りのカーブ点の標識。


 ヘヤピンカーブを通過して、六角堂と呼ぶ若者集いの家の先で、稜線上の林道と合し、さ
らに県道153号と合する三差路に出ました。その三差路にあった、大瀧寺への標識。


 その先、この日の最高点、標高920mの稜線は香川県高松市と徳島県美馬市との県境
になっています。 

 こここら右に少し下ると、別格20番大瀧寺です。前回と今回とで、別格霊場20か寺も
全部巡ることが出来ました。


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