あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路道にある休憩所⑥

2010-09-23 18:19:50 | 四国遍路あれこれ
 昨日、9月22日(火)の所沢の最高気温は35℃を超えたとか。秋分の日の今日
は、北から下りてきた全線が停滞して、雷も鳴る冷たい雨の1日となり、昨日までの
猛暑とはうって変わった陽気に。

 17時のアメダスによると、所沢の気温は15℃台のよう。1日で20℃も下がり、体
がうまく対応してくれるだろうか…。

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 3月15日(月)、高知・愛媛県境の松尾峠(300m)を越えて、愛媛県愛南町に入
り、40番観自在寺(かんじざいじ)に向かいます。

 上大道(うわおおどう)の満倉簡易郵便局の先から、県道299号に分かれて入った
遍路道にある、「いっぷく堂」と呼ぶ休憩所。小さな事業所か個人宅だったかの傍ら
にありました。


 いっぷく堂の内部、かまどや冷蔵庫もあるので、宿泊も出来るようです。


 少し先から遍路道は、僧都川の左岸堤防をしばらく進みます。川が右カーブする
地点にあるこぢんまりした休憩所。観自在寺までは2㎞余りです。


 40番観自在寺から、次の41番龍光寺までは50㎞余り。観自在寺のある愛南町
(旧御荘町)のおなじみの民宿を出て、国道56号を進みます。最初の上り坂の上の
八百坂峠バス停の建物。

 お遍路さん向けのものではありませんが、乗降客は少なそうな場所なので、ひと
休みさせてもらうにはよい場所です。

 3㎞ほど先にも、同じスタイルの外室手バス停があります。このあたりも、乗降客
は少なそう。


 海のそばの内海(うちうみ)(旧内海村)の中心街に下り、愛南町と宇和島市との
間の柏坂越えにかかります。上り坂の途中、標高400mにある番外霊場・柳水大
師(やなぎのみずだいし)のそばにある、「四国のみち」の古い東屋。


 柏坂を越えて宇和島市(旧津島町)に入り、下り道の途中、標高190m地点の送
電線鉄塔下にある東屋。初回と今回(3回目)は、ここで昼食をしました。


 芳原川沿いに下って国道56号を横断し、川の左岸沿いを少し進むと、川向こうに
東屋がありました。ここは遍路道とは川を隔てているので、立ち寄ったことはありま
せんが、回って休んでもよさそうな休憩所です。。


 芳原川の鴨田橋を渡った国道56号沿いにある、ヘンロ小屋19号津島・かも田、
そばに農産物直売所があり、弁当も販売していますが、今回は売り切れでした。


 津島町を抜けると松尾峠越えとなります。国道の松尾トンネルの手前に上がり口
があり、そばにあるお遍路さん休憩所です。

 松尾峠周辺の遍路道の復元などに尽力されている「てんやわんや王国」で設けた
もののよう。その内部には畳も敷いてあり、宿泊も出来るのでしょうか。 


 林間の遍路道を上がった、標高220mの松尾峠にある、ヘンロ小屋わん屋26号。

 この建設にも、「てんやわんや王国」の皆さんの支援があったようです。上に吊さ
れているのは、津島名物の大ウナギに見立てた枯れ木。


 41番龍光寺と42番佛木寺(ぶつもくじ)を回り、宇和島市の西端、旧三間町から
歯長峠へ向かいます。県道31号を離れて、工事中の松山自動車道横から上り道へ。
再度県道に出たあとの遍路道へ上ったところの東屋。


 宇和島市から西予市(せいよし)に入り、43番明石寺(めいせきじ)に参拝しまし
た。国の伝統的建物群保存地区に指定された宇和町の古い街並みを抜け、明石
寺から10㎞ほどで、国道56号を離れて鳥坂峠への遍路道に入ります。

 鳥坂番所の近くにある古い東屋。


 標高470mの鳥坂峠を越えて、番外霊場・札掛(ふだかけ)大師堂の下で国道56
号に出ます。600mほど下ったカーブ点にある、「ポケットパーク札掛」に出来た休憩
所です。

 この場所は、国道を走るドライバーのために設けられたようです。

 大洲市の中心街を抜けて、別格霊場8番十夜ヶ橋(とよがはし)を過ぎ、いったん、
国道に並行する旧道に回ります。JR予讃線北山駅の先あたりで、再び国道に合す
る手前にある、神南堂と呼ぶ休憩所。


 3月19日(金)、4㎞ほど先のJR内子駅で、前半の区切り打ちとしました。
コメント
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