あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

東京横断水辺66㎞ロクロクウオーク(第2日)

2008-01-12 11:52:33 | 江戸・東京を歩く
 2008年1月5日(土)

 やまさんの「東京横断水辺66㎞ロクロクウオーク」、
2日目のスタートは、昨日のゴール、東京・北区のJR
王子駅の西側台地にある飛鳥山公園である。

 昨日のメンバーとは一部入れ替わったが今日も13
人が参加した。

 昨日とは違い、曇り空で一時アラレもぱらついたが、
長くは続かなかった。

 記念撮影しスタート直後、カタツムリ歩行の事務局を
担当されているDさんご夫妻も加わり、15人になった。

 東京に残るただひとつの都電、荒川線の走る通りを
横切る。

 音無橋際から親水公園になっている石神井川の河床
近くまで下る。


 すぐに、左岸沿いの「武蔵野の路」と呼ぶ遊歩道に
上がり、上流に向かう。

 両岸が桜並木になっている石神井川沿いの遊歩道、
流れを見下ろすと、かなり掘り下げられている。


 板橋区に入ってすぐ、JR埼京線の下を通過、くね
くねと曲がる遊歩道は、帝京大医学部そばを過ぎる。

 みどり橋のそばに水車の説明パネルがあり、「明治
初期、水車動力を利用した西洋式による最初の黒色
火薬の製造が開始された」ことが記されていた。

 今日の参加者の約半数は、毎年の中山道ウオーク
のメンバー。中山道で通過する板橋宿にある、おなじ
みの「板橋」に来た。

 いつもは南北に通過する中山道を、今日は横断する。
 

 少し先で遊歩道は途切れ、北側に迂回して国道17
号の板橋本町陸橋を越える。

 そのまま愛染通商店街を進むと、材木店の初荷に
新春挨拶が描かれていた。


 再び石神井川左岸の遊歩道に入り、東武東上線の
ガードをくぐる。

 桜並木が無くなり、国道254号(川越街道)を横断
し、上の根橋そばで西武有楽町が下を走る環七通り
を越える。

 流れが大きく左カーブする地点の北側にあった、豊
富な樹林が広がる城北中央公園で休憩する。


 そばの橋げたに、海鳥のユリカモメがたくさん止まっ
ていた。

 再び片側だけの桜並木が現れ、11時半近く、練馬
区に入って間もない高稲荷公園で昼食とする。

 この辺りまでずっと日が差さず、うす寒い曇り空が
続いた。

 1㎞ほどで石神井川の流れは豊島園の真ん中を
通過するようになる。入園する必要もないので南側
を迂回することにした。

 西武豊島線の豊島園駅のすぐそばくに、練馬区立
向山庭園という小公園があった。無料で観覧できる
というので入ってみた。

 池のまわりを回遊出来るようになった日本庭園で、
集会や茶会などに利用出来る和室もあった。

 豊島園の南側の住宅地を西端まで迂回し、再び
石神井川左岸沿いの遊歩道へ。予報どおり午後は、
次第に青空が広がり、気温が上がり暖かくなった。

 関越自動車の始点、谷原ICに通じる都道8号目白
通りを過ぎると、右手に大きなガスタンクが5個ほど
見えてくる。

 一時無くなった桜並木も再び現れた。こちらは比較
的若木である。

 西武池袋線練馬高野台駅下を通過すると、花どき
は見事と思われる桜並木が続き、両側は都営南田中
住宅の中層建物群が続く。


 住宅の西側で左折する石神井川に分かれ、直進して
都立石神井公園に入った。

 半世紀も前、私の最初の職場は石神井公園に近い
ところにあり、この公園には休日など、よく訪ねた。

 先ほど通過した都営南田中住宅の辺りも、当時は
水田だったことも思い出す。


 細長い石神井池に続く三宝寺池は、湿地植物群落
で知られ、浮島を中心に昔ながらの自然がかなり残
っている。その池のほとりで休憩した。


 三宝寺池の西端から南に向かい、住宅地や早稲田
大高等学院横を進む。

 西武新宿線上石神井駅の西側踏切を通過し、都道4
号、青梅街道を横断して杉並区に入り、今日の迂回先、
都立善福寺公園に入った。

 北側の池を囲んでここも緑がかなり残っている。


 池の東側を中程まで進むと、東側斜面上の杉の木
にオオタカが止まっているのを見つけた人がいて、
ビデオカメラで捉えた姿を見せてもらう。

 東京23区内でオオタカが見られるとは、思っても
いなかった。

 北側の池をひと回りして、公園の北西端に抜ける。
住宅地を北西に進み、西武新宿線武蔵関駅に15時
32分に着いた。


(天気 曇後晴、距離 23㎞、地図(1/2.5万) 東京
 西部、赤羽、吉祥寺、歩行地 北区、板橋区、練馬
 区、杉並区、歩数 36,000)



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