初めてのヨーロッパ1人旅で、ロンドンを選びました。
旅慣れた友人に、「どうして、イギリスまで行くのに、パリに行かないの?」
そういわれて、それもそうだな、と、急遽、パリ行きを計画に組み込みました。
そして、すっかりパリに魅了されました。
是非、また、パリに行きたい。
そして、今度は、ひと月くらい暮らしたい。
そう思いました。
織田先生へ
「自ら機会を作り、その機会によって自らを作る」
私の大好きな言葉です。
自分が成長するために、
通常の生活から一歩抜け出た環境に自分をおく。
そして、その環境を自分のルーチンにする。
いつの間にかそれが習慣化して、
当たり前の1日に組み込まれている。
織田先生のフランス語のレッスンはそんな感じでしょうか?
敷居の高かったフランス語。
もちろん今でも敷居が高いのは変わりませんが、
でも、無理をしてでもその敷居をまたごうと毎日努力して来れたこと、
本当に無駄ではなかったと思っています。
本来、外国語というものはこうして身につけていくものだということを、
織田先生によって、身に沁みるように教えられた気がします。
「いい師には、意地でもついていくこと」
それが成長と上達の王道である気がします。
今回のレッスンで、
カミーユの単語が、
ところどころですが聞き取れたこと、
もちろん、私のレベルではそれが精一杯の段階ですが、
本当に嬉しく感じました。
織田先生へ
ついにたどり着きました、最終回。
私は織田先生の言葉を、スピーカーを通して、涙を流しながら聞いています。
「よくたどり着きました。あなたはそれができたほんの一握りの人です」
「きつかったと思いますよ、とくに、30回以降・・・」
はい、はっきりいってきつかったです。
私はもうだめかと思いました。
私は落ちこぼれなんじゃないかと思いました。
久々に味わった劣等感でした。
でも、今日の織田先生の言葉で報われました。
感慨深い最終回です。
本当に涙が流れました。
自分でもほめてあげたいと思っています。
でも、ここまでこれたのも、
ひとえに織田先生のレッスンの内容が素晴らしかったからです。
いつも楽しみにしている前置き。
織田先生でなかったら、
これほど深く、「星の王子さま」を満喫することはできなかったでしょう。
子どもが主人公のお話というのは、
そこに道徳的教訓が存在するけれども、
それが説教臭くなってはだめなのです。
行間から、または、その登場人物を、内内的に追及して理解していくことから、
そこに潜む大切な何かを感じ取らせなければならないのです。
この「星の王子さま」は、そんなお話の典型ともいえるものでした。
「薔薇」はあなたの「才能」。
誰もが自分の薔薇を持っている。
あちこちに散りばめられた美しい言葉たち。
そしてまた今日、
織田先生の言葉は光っていました。
「七色の虹」
「赤・青・黄」その三つの言葉しか存在しないならば、虹は三色。
でも、「橙」「紫」といった言葉を知っているからこその、「七色の虹」
「ぼくは、あなたがたにそんなさまざまな色の存在を知って欲しいから・・・」
いつもいつも心に沁みます、織田先生の言葉。
24色フルカラー、すべて揃いましたね。
30回以降の、かなりきついレッスン。
とにかく、一歩一歩進むことだけを考えました。
はっきりいってもうだめだと思いました。
でも、今日の織田先生の言葉で生き返った私です。
もう一度、繰り返しスパイラルして上昇していきます。
「はっきりいって、文法はこれでおしまいです」
はい、この一言に、自信がぶり返しました。
かなりの自信家の私が、久々に味わった劣等感。
これで吹き飛びました。
これから、一生懸命ついていきますので、
よろしくお願いいたします。