再開発は困ります。

再開発問題の悩みをみんなで共有するブログ
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ようこそ「再開発は困ります。」へ

駅前再開発を経験し、 住民運動を通じて、その場所に住まうと言う 当たり前の生活の権利を主張してました。 電車に乗り、車窓の向こうの駅前にやたら背の高い 人が住まうには、不自由な建物ばかり建っていますが、 その件数分、住まう場所を追い出された生活者が居たという事に 悲しさが込み上げます。 と同時に、怒りも込み上げてきます。 こんな悲しい思いは私達だけで十分だ。。。 今現在、この先、再開発計画に立ち向かう人たちへ 少しばかりですが、応援させて頂きます。 直接連絡を取る事も可能、相談用メールアドレス はsaikaihatsuhakomarimasu@gmail.com コメント欄でも記入結構です。 事前承認せいなので、コメント、TBについては、 こちらで操作するまで公表されません 公表を遠慮したい方は一言その旨記入ください。

相手は主権を侵そうとしている。 私達は怒らなければならない

2011年02月26日 17時02分34秒 | 再開発
再開発のリスクとして、前の記事を掲げているが
あなたの不利益の為に再開発推進派はやってくる、役所の再開発課がやってくる。

この事に対して、あなたは怒らなければならない。

私達は日本の憲法の下、生きる主権を持っている
その為の義務(納税や教育)を果たして居る人であれば、なおさら
他人に人生の進路を妨害される筋合いはない


生きる主権の柱は、衣、食、住、だ。
衣・・・衣服を羽織っていなければ、寒くて死んでしまう。
食・・・食べなければ、ひもじくて死んでしまう。
住・・・屋根があって寝る所が無ければ死んでしまう。

衣食住を実行するには働かなければならない。働かない自由も有るかもしれないが
違うぞっ自由は守られるべきだが、今の日本の自由は有料だ

彼らはその「住」に手を付けようとしているのだ
私達の主権に手を掛けようとしているのだ
怒らなければならない


自己の主権を守る為に、主張する事が大事だが、その為にはあなたも頑張らなくてはならない。


実際各地で行われている、再開発反対運動の主たるテーマは
「生活を守る為に、自己の主権を主張する。」
そんな団体がほとんどだ。




実際にあった嫌な話だが、再開発に賛成している人の中に自身の地所にある建物の老朽化に
金銭的な対応が出来ず、再開発計画に便乗して
潤沢な税金や、外からのデェベロッパーが投入される人の金をあてにして
新しいマンションを手に入れようと画策しているズルイ人間が居る、クズだ、
私から言わせてもらうと、
そんなヨコシマな考えの持ち主が居て、自ら「自身の金力では立て替えが出来ません」と
情けない事言っている小さい人が
「街づくり」などどキレイ事を言い、私達の「住」の主権を侵そうとしている


これに対しては、本当に怒りが千倍だ


このような小さい人が、再開発ビルに入って生活し始めると
「こんなはずじゃ無かった」と「あの時反対しとけば良かった」と
私の前で言ったときには、怒り心頭だった

エゴイズムの持ち主から出る、「公共の街づくり」の大ウソは怒らなければならない。

あなたの主権を主張する為に、集団を結成すること。

2011年02月19日 16時02分58秒 | 再開発
駅前や密集した家屋が並ぶ所は、近所付き合いの密度も濃い
お互いの家族構成など、家の中の事情までも見えてくる

ただ、再開発問題が出てくると、お隣さんとも利害のからみで時には
いがみ合う中になってしまう寂しい現象も起こりがちだ。


だからと言って、くじけても居られない


再開発反対のグループを取材すると
反対の理由も家の事情さまざまだ


・そこで商売をしている、キツイながらも日々の生活は成立している。
・通院している病院が、そばにある。
・友人、知人、親戚が近所に多く居る。
・その家が生家であり、その場で余生を送りたい。
・家が立て替えたばかりだ、借金もある。
・先祖代々この場所で、大事な土地だ。

家族分、想いは異なるが、「再開発は不要だ。」と言う意思が同じ人が
近所に数人は居るはずだ


その仲間が集まれば、大きな力になる、先行き必要な結束となる
仲間が集まれば、まず必要なのは勉強だ、何を勉強しなければならないか?
再開発の仕組みと、戦う相手だ。
集団を結束しただけでは、烏合の衆と扱われ、敵側は相手にしない、気にも留めない

戦う相手とは、
・役所
・デェベロッパー
・ゼネコン
・再開発コンサルタント、設計事務所
敵は多いし、頭脳も多い



だが、コチラは反対の意思は強固であり、結束していると言う印象を植え付けるとともに
こちらの情報収集力も抜け目が無いのだぞ!!を表明する為に
まず、再開発の仕組みを学び、理論武装する事は、後にも先にもあなたの味方となる。


再開発推進派は、ノラリクラリと、高層化の安易な考えだけで再開発街づくりの必要性を訴える
それを撥ね返すのも再開発を不要とする理論を提示するのだ、



では、勉強と言っても、「再開発に反対する方法」と言うマニュアル本もないし
理論を身につける一番早い方法は、現在どこかの地で再開発反対住民運動をしている地域に出向き
再開発反対派の代表と交流を取る事だ。

このブログの左脇にある、リンク先に幾つかの
再開発住民運動をアシストしてくれるNPOや集団が居る
そことコンタクトを取る事も、ひとつの方法ではないだろうか??




再開発法と戦うのかと、不安に思うことは無い
法律は全てに万能ではない。


日本の国では、個人に生きる主権を与えているから
生きる為の、衣、食、住、を誰も侵すことが出来ない

後から出来た新しい法ほど、憲法や民法にそぐわないものが多くある
立法が個人の主権を侵す時には、その法と戦うべきだ。
そんな、ザル法は従うこともせずに、自己の主権を声を大きく主張すべきと
筆者は強く思う。

再開発のリスク その6 生活費用は増となる。

2011年02月12日 14時10分56秒 | 再開発
今、あなたがお住まいの生活費用の支払いは、どの程度か皆さん理解されていると思う。

・固定資産税は、土地建物所有権者は毎年恒例の納税義務である(悲しいかな)

・所得税や消費税のように経済生活活動する上で納税義務のある物

食費、光熱費、貯蓄預金など毎月費用計画があるはずだ。


ですが、再開発計画に乗り、高層マンションの一室で生活する事となると
上記の費用のほか、支出が増える事が起こるので、注意していただきたい。

●「管理費・共益費」・・・ほぼ同じ意味なので、同時に支払う事は無いが、必ず支払う
☆支払先は高層ビルと契約しているビル管理会社(民間)
☆支払う目的はと言うと、
 ・昇降エレベーター定期点検費用  ・高層ビル廊下、ホール、照明電気代(24時間点灯)
 ・電球の交換費用  ・共用部の清掃、管理費
 ・高層ビル防火管理センター装置、センサー、防犯カメラ費用
 ・外部植裁(樹木)のメンテナンス  ・管理人の給与
 ・その他もろもろ。。。


上記の中で、現在あなたが支払っているものありますか??
家の前の掃除は、毎朝10分程度で済むし、
小さな庭の木々や植木鉢の管理はいつも通り手をかけてあげて、
門灯何かは電球を買ってきて1ヶ所取り替えてあげれば済む、
自分の無理しない範囲で、建物も面倒見れば、劣化も押さえる事が出来る。



もう一つ高額なのが。。。

●「修繕積立金」・・・20年~30年後の高層ビル修繕費を居住者全員で分割して
  月々支払う、
☆支払先は、居住者組合責任の元、積み立てられる
☆支払う目的はと言うと、
 鉄筋コンクリート造の高層マンションの経年劣化による修繕を行う
 ・屋根防水、ベランダ防水、サッシシーリング、の修繕
 ・外壁目地劣化の為、高層に足場を掛け、外壁改修
 ・昇圧ポンプ(飲み水を上階に上げるポンプ)の交換
 ・ガス配管、下水配管洗浄工事、電気設備修繕
 ・その他もろもろ

建物の規模が大きいから、もちろん修繕費用も膨大となる。
これから日本の経済が縮小していくのに、20年先の膨大な工事費が積み立てだけで
まかなえるとも思えない。
工事時期になって、修繕費の追加徴収も現実としてあり得る。



上記の2つに合わせて、通常通りマンション所有権の固定資産税はかかるのです。



現在のあなたの手が届く範囲の生活が一番ローコストで、
掛けられない費用については、少し我慢すればいい、
町会で行う町内清掃やボランティアに参加していれば、自分の手の届かない範囲も
近所の人が善意でやってくれたりする。 地域で街の良い雰囲気を作れるのだ。


これが、高層マンションともなると、個人の力ではどうにも成らず、
高額な管理費用で、ちょっとしたメンテも頼まなくてはならないのだ。。。

高いところに住まわされて、共益費を払っていれば
エレベーターで昇降する度、料金を払っているのも同じとなる。
生活するだけで、おおよそが有料になる訳だ、
それを住まう住民に押しつけて、街づくりと言ってしまう役所の人間は無責任だ



再開発のリスク その5 避難経路を考える。

2011年02月05日 19時55分58秒 | 再開発
建物に住んで、生活する以上、地震や火事を心配するのは当然のことで
自身の生命、近隣への迷惑を考えると、地震、火災対策はしておかなければならない、
みなさんいつも注意しているだろう


地面に根付いている住宅や、低層マンションでは避難経路や
地震災害や火災の際に消火活動や、避難経路などは複雑でなく
お年寄りなどは理解できるし
避難のために下降する階は多くても2~3階だ、
低層住宅なら、近隣の住民の助けや、消防隊の進入も比較的早急に行われる。


再開発ビルに見られる、高層住宅では、火災や震災時の避難は
それと異なってくる。
高層であるが故に高齢者などには優しくない現象が見られる


高層住宅はおおよそ鉄筋コンクリート造である、
地震が起きた場合、マンション形態のドアはスチール製のドアである(鋼製防火戸)
高層であれば、振れ幅が大きいため、ドア枠が歪みドアがスムーズに開かなくなる
鋼製なので、並みの力では開かない、
開いたとしても、次の避難経路が安全だろうか??


エレベーターは当然使えない。
避難階段は高層ビルには必ず付いていて、居住者を安全に避難させるものだが
阪神淡路大震災級の地震の場合、避難階段の破損が起こると予想される
階段が降りられない事態が起こるかもしれない
降りられたとしても次の心配事がある


地震が引き起こす火災によるパニックだ、
共同住宅で多くの居住者が避難階段に殺到する
下階に下降する人が増えると、下からの救助の為の消防隊が上に上がれない
地震災害の場合、再開発ビルだけに救助が来るとは考えられない
ハシゴ付き消防車は有っても、居住者避難のために初動では使われない
ハシゴ車から届く階もおおよそ10階までだ、

あなたは、コレだけの災難の中、1人で地面まで降りなくてはならない
普段エレベーターで昇り降りしている階数を徒歩で下る
地震災害など全ての人が災害にあった場合は、消防隊は全ての救助に対応は出来ず
近隣住民の強力で負傷した人を救助するしかない
近所付き合いがしっかりしている今の状態であれば
所在の有無がスグに判明して、救助される事が可能だが、
マンション形態で、となりの家族構成まで把握できない世知辛い世の中で
あなたが安全に避難し救助される確率が高いのは、明らかに高層ビルではなく
今のあなたの住まいだ、

高層化して、そこに住まうと言う事は、帰って危険を買う事と筆者は考える

高層化と言う、安全とは逆行する建物を建てる計画をして
何が、地域活性の街作りだあ聞いてあきれる