週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
045-941-3541

象か獏か

2012-02-29 00:26:46 | 寺報記事

今回の寺報の表紙を飾ったのはコチラの写真。

     

山門の獅子の彫刻です。

そして、ボツになった写真がコチラ。

     

山門を別のアングルから撮ったものです。

さて、左は獅子ですが、右の彫刻は何でしょう?

私は象だと思ったので、寺報の草稿案にも左端に「山門の彫刻 獅子と象」と書きました。
すると、住職が一言。

「獏という説もある」

・・・え、獏ですか?

獏(バク)とは、中国から日本へと伝わった伝説上の生き物です。
体は熊、鼻は象、目は犀、尻尾は牛、足は虎に似せて創られたとのこと。

一般的に人間の悪夢を食べるとされていますが、これは日本に伝わってからの解釈のようで、もともとは邪気を払うという伝説が中国にあったそうです。


それはともかく、最乗寺のは象鼻なのでしょうか、それとも獏なのでしょうか?
見ただけでは分からない・・・ちょっと調べてみることにします。

とりあえず、今回撮影した箇所はココです。

    

梅の木に隠れていますが、白い○で囲われた部分を撮りました。

今度お越しになられたときには、どうぞ上をご覧になってください。
如意宝珠を握った龍も、皆さまが通られるのを今か今かと心待ちにしていますよ(笑)



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