都知事選、新聞各紙の社説 [メモ用]

2014-02-10 | 三鷹住人の日々の出来事
手堅さを選んだ都民 - 朝日新聞

 急速な少子高齢化のなか、安心して暮らし、働けて、活気もある東京を、いかにつくるか。都民の大きな関心はそこにあった。6年後の五輪への備えも、大きな課題に違いない。

 福祉に詳しい大臣経験者の舛添氏なら手堅くさばいてくれると都民は期待したのだろう。



原発論戦今後に生かせ|首都の安全網に全力を - 毎日新聞

都知事選では、与党の支援を受けた舛添要一氏も脱原発依存の立場だった。再稼働反対を訴えた細川護熙氏や宇都宮健児氏の得票も含めれば、再稼働への信任が得られたと安易に考えるのは誤りだ。



無責任な「原発ゼロ」信任されず - 読売新聞

 非現実的な「原発即時ゼロ」の主張に、多くの都民が拒否反応を示したと言えるだろう。

 東京都知事選で、元厚生労働相の舛添要一氏が圧勝した。「東京を世界一の街にする」と述べ、福祉や防災、五輪に全力を尽くすと強調した。

 原発の再稼働を認めず、即時ゼロを掲げた元首相の細川護熙氏や、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏は及ばなかった。

 国政に関わる原発・エネルギー問題を首長選で争うのは、無理があったのではないか。




「脱原発」ムードの敗北だ 五輪や福祉への対応を急げ - 産経新聞

2人の元首相が巻き起こそうとした劇場型選挙に都民は乗らなかった。国政と都政の課題の違いを見きわめ、冷静な選択が行われたと評価できる。



東京の活力向上へ舛添氏の責務は重い - 日本経済新聞

細川護熙元首相のように原発の是非を最大の争点に据える動きに対して、有権者は現実的な選択をしたといえよう。

最新の画像もっと見る