「阿波おどり×IT」の新しい動きが始まっていた!今週末の高円寺阿波おどりも対象に

2015-08-28 | 地域課題をWEBで解決する「Code for系」

三鷹阿波おどり2015、みたか連の模様

2015年は本場徳島の阿波おどりと東京の高円寺阿波おどりで「阿波おどり×IT」の新しい共通の動きがあったようです。

 

それぞれ以下のスマホ向けアプリを提供し、連の場所がわかる機能を提供しています。

 

・「東京高円寺阿波おどり」
http://smartlinks.jp/%E9%98%BF%E6%B3%A2%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8A%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/


・「徳島阿波おどり」
http://codefortokushima.org/sub-contents/awaodori/radar/

 

技術的には、ビーコンっていうBLEの規格で情報を発信し続けるデバイスを使ったサービスになってます。

ここ1年くらいでスマホの省電力でBluetoothが当たり前に使えるようになり、
スマホ側に常時、Bluetoothの通知を受信できる状態をつくることができるようになりました。

そこに、ビーコンというものを店舗などに設置することで、その店舗に通りがかったら通知が行くようなことが可能になったりしています。

実際の阿波おどりアプリは、現地で使っていないので予想ですが、機能としてはビーコンをどこかに設置することで連の場所を正確に把握し、閲覧用アプリに通知するくらいのことをしてそうです。それプラス、お目当ての連を予め登録しておき、半径◯mに近づいたらプッシュ通知が受け取れるくらいのことはしているかもしれません。

 

ここで面白いのは、同じタイミングで違う会社が同様のサービスを出していることです。


これは、ニーズがあったけど技術的に解決できなかったものが、
技術が追いつき解決できそうな状態になったのから起きたことなのかもしれないと思いました。

 
今回のサービスが同じタイミングでリリースされた背景には、阿波おどりを見に来る人が「自分の友人・知人が所属する◯◯連が現在、どこにいるのか探せない」という課題があり、その解決策として「自分の目当ての連が近づいたら、常に持っているスマホに通知が来るサービス(アプリ)の提供」をしたということも想定できそうです。

 

基本、阿波おどりに人が多く来たり知ってもらう状態を作るには、
阿波踊りを見に来る人を増やすには、基本はファンベースでのマーケティングが効きそうです。

であれば、阿波おどりのポイントは、関係者及びその知人友人を介して、SNSやブログなどで良い情報発信がされ、それを見たさらに知人友人に影響を与え、行ってみようかなと思わせるような仕掛けになることじゃないかと思いますし。

 
で、結果といえば、、、 

徳島の阿波おどりは8月中旬に開催されたみたいでアプリの利用者が1000人だったそう。少ない。。。
東京ならスマホ利用率も少し高いのでもう少し期待できるかもしないので高円寺阿波おどりでどのように使われるのか、非常に気になります。

 

今回のようなアプリは一気に使われたりするには、「ビーコン」に対応した便利なアプリが複数出てきて、「ビーコン」というものの認知が進まないとダメそうですね。

 

恐らく、来年はお気に入りの連を追うアプリとしてスタンダードになっているでしょう。 

 

↓↓↓それはそうと↓↓↓

今週末から始まる参加する連が150以上で100万人以上を動員する高円寺阿波おどりに
先週、三鷹阿波おどりで出演したゴリラ率いる「みたか連」も出演するらしいです。

みたか連は日曜日だけの出演のようです。
17時開始で16時くらいから東演舞場というところに行けば目の前で見れるみたいですよ。

 

ご興味ある方は、連の場所がわかる高円寺阿波おどりアプリを試してみるのと合わせて、みたか連を探してみてください!

高円寺阿波おどりの公式サイト

 

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