短文化するニュースサイトの手法まとめ

2014-05-30 | 三鷹住人の日々の出来事

livedoor NEWSの「ざっくり言うと」

3つのポイントを「ざっくり言うと」でまとめている。

 

SLICE NEWSの「自動で3行要約」

3行でニュースを要約。「”要約”という手助けをすることで、より多くのニュースに関心を持ってもらいたいと思いました。SLICE NEWSは、読者のために興味の入り口を作り出すニュース要約サービスです。」

技術的には自動で要約を作っている精度が高いのがすごい。

 

LINE NEWSの「LINE NEWS DIGEST」

 

Circa News

事実以外の無駄を省いてカード形式でニュースが読めるのが特徴で、ニュース(テーマ)をfollowして、マレーシア航空墜落事件のようにニュースに続きがある場合はおえるようになっているようです。

 
 

NYT Now

アルゴリズムではなくスタッフの手によってニュースが集められるアプリ。ニュースはモバイルで読みやすいように、短く、ビジュアルを増やし、箇条書きなどを使って要点がわかりやすいように編集されるとのこと。NYTの記事以外にも、「Our Picks」というセクションではスタッフが選んだオンラインの記事がキュレーションされるそうです。
アプリの利用は月額$8で、NYTの有料購読料($15)の約半分。
NYT Now:NYTがキュレーションアプリを始めることを発表

LINE NEWSのように、要点があって、詳細はリンク先で読める。要点だけ読んでもわかるようになっているぽい。

 

まとめ

短文で要点が伝わるようにすることで、「ニュースを読む入り口が簡単であるほうが多くの方が読んでくれる」というところに価値があって、さらにライトユーザーの多くが使うスマホと相性がいいってところがブレイクするポイントだと思う。

この考え方に近い→ メディア消費の断片化を超える/ステートフルなメディア小論

それはまるで、親しい友人との間のメッセージのやり取りのように、ニュースやトピックスが届けられ、つねに継続していく方向です。始まりも終わりものないようなメッセージのやり取りとしてそれが続きます。

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