さいあいの里

豊かな自然の力と触れ合いながら
  豊かな心と身体をとり戻していく里を目指して
   ♪ 畑を始めました ♪

六角軸ドリルポンプ 完成♪

2021-06-07 | 畑にて
5月下旬に[ 六角軸ドリルポンプ ]を、畑で使い始めた日のことを記録させて頂きます。
この日は、数日降り続いた雨が上がり、久しぶりに気持ちの良い晴天に恵まれた日でした

畑へ向かう途中にお会いした師匠が、声をかけてくださいました。
「雨が凄かったけど、水がはけて作業ができるで

畑に着くと、前日まで雨が降っていたのに、水はちゃんと捌けていました
師匠は、私たちの畑の水が引いていること知っておられました感謝です

雨がいっぱい降った後の晴天だからでしょうか〜
遠くに見える山々の緑が綺麗で、畑の野菜もイキイキしているようでした。


六角軸ドリルポンプ 始動

養池が完成して、水を運ばなくてもよくなりました
次に、が考え始めたのは「養池からどうやって水を汲み上げるか・・・」でした。

柱は、ネットで調べたりしながら、棟梁を相手にアイディアの検討を続けていました。
そして最終的に「試作してみよう〜!」と、作り始めたのが[ 六角軸ドリルポンプ ]です。

これは六角軸ドリルの回転を利用して、ポンプを回して水を吸い上げるというものです。

柱は、家で試作していたポンプを、養池と畑の間にセットしました。

水を吸い上げるゴムホースの先には、不要なものを吸い上げないよう工夫もしてあります

六角軸ドリルを始動させると・・・

出ました出ました〜
「こりゃ〜、すごい!」という棟梁の歓声もあがりました

六角軸ドリルポンプ完成です

これからの暑い季節の水やりの負担が、一気に解消されましたありがたい
さらにポンプのお陰で、養池の水を道具の土を洗い流すことにも利用できるようになりました


明日葉の苗を植える

この日は、数日前に女性陣が購入してきた、
なり駒まくわ・なりくわまくわ・かぼちゃ・明日葉を植える予定にしていました。

でも、まくわとかぼちゃを植える予定の畝の整備が終わらず、
もう少し土を掘り起こしてから植えることにしました。

明日葉は、植えることができました

師匠に、苗を植える場所が適切か・・を見て頂いてから植えました。
「明日葉は日当たりを好むが、真夏の直射日光は避けた方がいい」とのことで、
[ 竹を組んで上から簾のようなものを被せると良い ]ことも教えて頂きました感謝


そろそろ6月を迎える頃、畑ではきれいに並んだ野菜達の緑がキラキラしていました
里芋の葉っぱも見え始めていました




養池を復活!

2021-05-29 | 畑にて
5月の初旬の畑では、日野菜人参小松菜がぐんぐん育っていました
野菜が増えていくと、次にメンバーで考えていく必要があったのは水やりでした。

畑に雨水を溜める大きめのケースを置きましたが、思うように雨水は溜まりません。
もっと効率的に雨水を溜める貯水槽を考えている時、[ 養池(やしないいけ) ]を復活させる提案を頂きました。

養池とは、畑にたくさんの水を必要とする暑い時期のために、昔の畑にあった池のことです
もちろん私たちは、養池が在ったことも知らなかったですし、その名前も初めて聞きました。

( 他の地域で在ったか? 在っても養池と呼んだか? 不明です )

養池を勧めてくださったのは、最初に畑を耕してくださった隣の畑の方です感謝
師匠に相談すると『では、養池を復活させましょう!』と言ってくださいました。
畑の持ち主の方からもOKを頂き、トントン拍子で養池を作ることになりました


掘って、掘って、掘って・・・

養池が在った場所に、柱・棟梁・若頭を中心として、[ 直径2m以上 ]の池を掘り始めました。

トントン拍子で作ることになりましたが、なかなかの力仕事でした


最初は、菖蒲の根などを切って取り除く作業も必要でした。

若頭が、力いっぱい一生懸命に掘り続けて、活躍してくれました


1時間以上かかって、養池の完成です

[ 深さ40cm ]程の池が出来上がりました

作業の途中からは、水が染み出してきているようでした。
半日くらい経った夕方、柱が、養池を見に行くと、既に5cmぐらい水が溜まっていたそうです



茄子を植えました〜

養池を完成させた後には、次の二種類の茄子を植えました。
[ 千両二号 ] ・・一般的な長茄子
[ 早生大丸 ] ・・賀茂茄子に似た丸茄子

予め師匠の茄子畑を見せて頂き、それに習って[ 約50センチ間隔 ]で植え付けました
また、風に負けないように、近くに[ 支柱 ]を立てて[ 麻紐 ]で茄子と結び付けました。

若頭女性陣で、一株ずつ丁寧に植えていきました

後日、[ 下田茄子 ]を植える予定の畑も、草の根や石を取り除きながら、整備しました。



今日も師匠から〜

師匠からは、完成した養池を見て、嬉しい言葉を聞かせて頂きました
『なんと〜!もう掘れたのか〜!
岩風呂できたな〜
養池に10センチ溜まったら充分やろう。』


また、これから暑くなる時期の水やりについて、
ジョウロでは少ないので、[ シャク ]を使って、茄子の根元にたっぷりの水をあげるよう教えて頂きました。

さらに、近くの[ きれいな水の流れる用水路 ]に連れて行ってくださり、
そこでも水を汲めることを、教えてくださいました

また師匠からは、水芹やスイバ(酸っぱい味がする草 )も、教えてもらいました
師匠と過ごしていると、どんどん自然界と仲良しになっていくように感じます感謝です

この日、初めて[ 小松菜の間引き ]をしました

日野菜もどんどん大きくなっています
間引きした日野菜は、女性陣が持ち帰り、色々な漬物を試しています。
またブログでも、紹介させて頂きます







畑初め( 5 )🌱発芽🌱

2021-05-14 | 畑にて
初めて種まきをした数日後に、畑に水やりに行ったメンバーが、
日野菜が芽を出しているのを見つけました。

ちょうど師匠がご自分の畑の作業をされていて、新芽の報告をさせて頂きました
よかったです

その後、日野菜がぐんぐん芽を伸ばしていく中、人参の芽は見つけられませんした。
「人参は発芽に時間かかるしなぁ」ということでした。

そして、日野菜に遅れること十日位で、人参も新芽をだしてくれました


初めての発芽

4月3日に種まきした二種類の野菜は、順調に芽を出してくれました。
[ 日野菜 ] 4月9日 [ 人参 ] 4月18日

[ オレンジ枠の人参の芽の写真 ]は、種まきの後に、師匠から頂いたものです。

「人参の芽は見つけにくくて、草と間違えて抜きやすい」と言う理由からです。
人参の芽はとても小さくて… この写真を頂いていて本当によかったです感謝


その後も畑作業は続いています

日野菜はぐんぐん順調に伸びていて、間引きも始めています。

雨が降らない日は水まきも欠かせません


他の畝に野菜を植える準備や、新しい畝を作る作業も続けています。

この日は、若頭は、これから[ 里芋 ][ ナス ]を植える予定の畝作りです。

棟梁は、丁寧に畝を整備して完成してくれました。
早速、[ 小松菜 ]の種を植えることができました。


毎日のように畑の様子を見に行ってくれるが、メンバーを上手に率いてくれています

力仕事のほとんどは[ 男性陣 ]が、担当しています
[ 女性陣 ]は、畝からセイダカアワダチソウや石を取り除きながら、空気を混ぜ込み土を整えています
また大切な仕事である、毎日の水やりは、都合がつく女性陣が行っています。



師匠をはじめ地域の方々から多大な力を頂けたからこそ、始めることができた畑です
感謝感謝感謝


これからも皆様に学ばせて頂きながら、畑作業を楽しんでいきたいと思っています
どうぞ、よろしくお願い致します




畑に初めての芽が出るまで
畑初め〜ました♪
畑初め( 1 )いっぱいの助けが
畑初め( 2 )畝作り
畑初め( 3 )水捌け作業
畑初め( 4 )種まき
畑初め( 5 )発芽






畑初め( 4 )種まき

2021-05-14 | 畑にて
4月3日畑に初めて種をまきました
それに先立ち、種まきが出来るように土を整える。


種まきの前に

棟梁女性陣が、種をまく畝を整備しました。
畝の土を解し、セイタカアワダチソウ等の根っこや石を取り除き、粘土の塊を細かく・・・

若頭は、中央部の畝作りの力仕事を続けてくれました。


初めての種まき

[ 日野菜 ]と[ 人参 ]の種をまきました
女性陣が一粒一粒大切に、畝に作った浅い溝に置いていきました。

[ 人参 ]の種は、赤く色付けされていました。
人参の種は光を好むそうで(好光性種子)、土を軽くかぶせるためだそうです。

人参は、育てるのが難しいと、師匠からもただしさん&さきえさんからもお聞きしました。
日野菜は、発芽しやすく育てやすいそうです。


次に、まいた種の上に土を被せていきました
師匠は、道具を使って、被せている土をならしてくださいました

師匠の両手で包むようにして持ち上げた土を、サラサラ〜と被せられる姿からは、
長年の経験と作物へのを感じました。



初めての水やり

畑に馴染んでくれたらいいな〜元気に成長してくれたらいいな〜と思いながら、
最後に、まいた種に水をあげました

師匠タンポポで[ 笛 ]を作って、吹いて聞かせてくださったりもしました
しっかりした大きな音が出るのに、ビックリしました


種をまいた後は、水やりが大切な仕事になります。
これも初めてのことなので、メンバーで当番を決めたりして、慣れていこうと話し合いました。




畑に初めての芽が出るまで
畑初め〜ました♪
畑初め( 1 )いっぱいの助けが
畑初め( 2 )畝作り
畑初め( 3 )水捌け作業
畑初め( 4 )種まき
畑初め( 5 )発芽






畑初め( 3 )水捌け作業

2021-05-14 | 畑にて
5本の畝ができて、初めてが降りました
けっこう水量の多い雨だったので、畑の水捌けの状態が一目瞭然でした。


雨の日が多くて

雨で溜まった水が上手く流れていませんでした。

最初の雨から、メンバーが揃って作業できる土日のたびに雨が降りました

雨が続くある日、メンバーのは、雨の中を畑を見に行ってくれました。
すると師匠も来られたようで、次のように言われたそうです。
「掘ってパイプを埋めた所からの水捌けが有効なので、湿地地帯の水から順に流れていくだろう〜」

雨が止み水が自然に捌けていくのを、待つしかないようでした。


水捌けをよくしたい

雨が上がると、連日の雨で溜まっていた水を抜く作業と、
水が流れていく水路作りに取り掛かりました。

雨でぬかるんだ土足を取られることも多く、水の流れも定まらず作業は難航しました。

水が溜まりやすい所に土を盛ったり、雨の日に水の流れを確認したりという作業が続きました。

ある雨の日、が、畑の水溜りが気になり見に行き、
それを知った都合のつくメンバーが、急遽集まって作業したりもしました


なんとか野菜が植えられそう

そして試行錯誤を続けて、なんとか自然に水が捌けていきやすい畑になりました

この水捌け作業と並行して、畝の数を増やしたり畝の土を掘り起こして細かくしていきました。


この間には、さらに新たな道具を頂くことができました。
ただしさん&さきえさんご夫婦が、お知り合いの農家から集めてくださったものです感謝



畑に初めての芽が出るまで
畑初め〜ました♪
畑初め( 1 )いっぱいの助けが
畑初め( 2 )畝作り
畑初め( 3 )水捌け作業
畑初め( 4 )種まき
畑初め( 5 )発芽