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才あれば「三年有成」、才なきにして「善人爲邦百年」オモワザレバスナワチクラシ、「欲速則不達」人生を語らず 

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桝の負担

2013-03-05 22:07:36 | その他
既に供用している区域内の新たな汚水桝は、誰が設置し、誰が負担するか。

考え方はいろいろある。
まず、市施工、市負担の場合、
①供用開始は接続義務の発生原因であるから、供用区域においては、原則として直ちに接続できる環境が用意されていなければらないから市で設置する。
②計画外の排水による第19条の工事負担金は改築の場合に徴収するものであり、これを逆に読んで、汚水桝程度のものは市で負担する。
③汚水桝は、例外なく市で管理する必要があるので、市の負担で設置する。
④受益者負担金を賦課済みであり、桝について別途に負担をさせるのは、住民間の不公平が生じると考えて、市で設置する。
など。

受益者施工、受益者負担の場合
④暗渠に係る物件設置は10条1項の場合を除き、24条の行為の制限に係る許可行為であり、申請者が設置し負担する。(この場合、10条1項は供用開始による排水設備の接続であり、供用後相当期間を経たときの排水設備の接続は、物件設置の許可が必要であるという整理
⑤新規接続は、集落排水の事後加入と同様の状況であり、先行者の利益、後行者の追加負担はあって当然との考えから、受益者施工、受益者負担とする。
⑥単純に、原因者負担とする整理(この場合、公物の損傷を修復した費用請求としての原因者負担とは意味が異なる。)

実際の取扱いとしても、開発行為以外は全て市設置市負担とする自治体、 区域外からの接続の場合は受益者の設置とする自治体。
変わったところでは、桝設置分担金条例を制定して、市施工、受益者負担としている自治体がある。

そもそも桝の所有権が誰にあるのか。
供用開始時に市が施工して本人に譲渡しているのか、又は市が土地を使用貸借して設置しているのか。そして、供用後の場合は、本人が設置して市に寄付しているのか、又は本人所有のままで管理のみ市が行うのか。
その点については、どこかに明記してあるとは思うが、それぞれの市で考え方は違うかもしれない。

公営浄化槽事業の場合も似たようなことはあるが、その場合は過去に本人が設置した浄化槽を市が引き取る形だと思う。それに対して、桝については、将来設置の場合に本人負担させるので逆のパターン。

それにしても、供用区域内、認可区域内の供用区域外、認可区域外からの接続、集落排水の場合などで取扱いが違うとすれば煩わしい限りと思う。

追記 公設浄化槽事業の場合、新規加入も区域外接続もありえない。従って公設浄化槽事業を同時に実施する場合、新規加入、事後接続であっても公共桝は公設としなければ公平性が確保されないのではないかという疑問がある。それとも、浄化槽の排水経路は個人で確保させることにより、公平性を保つということか。しかし、排水路が確保できるかどうかは個々のケースで異なるから、それこそ公平性がないと言われる可能性もある。


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