オモワザレバ 

才あれば「三年有成」、才なきにして「善人爲邦百年」オモワザレバスナワチクラシ、「欲速則不達」人生を語らず 

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追記

2013-04-07 22:03:36 | その他
追記 
資本費平準化債をもって償還した地方債を資本費から控除して分析しようとするのは、減価償却費の基準となる耐用年数と地方債償還期間との差について資本費平準化債の借入が認められているため、返って、その部分を控除したほうが、より平準化した意味での汚水処理原価を把握できるという考え方によるものであろう。
しかし、耐用年数が資産の額を対象としているのに対して、地方債の償還期間が借入額を対象としている点で、それらを混同した処理になっている。

当面の税負担を抑制するために資本費平準化債を借入することはやむを得ないかもしれないが、基準外繰入をして償還した場合と単年度の汚水処理原価は変わらないきずである。資本費平準化債を借りることで、将来の利子負担を増加させているにもかかわらず、当概年度の汚水処理原価が低下するという現象が生じている。

一方、特別措置分の借入も資本費平準化債と同様に将来の利子負担を増加させるものであるが、汚水処理原価との関係では、資本費平準化債とは異なる考え方で控除される。
特別措置分を資本費から控除することは、特別措置分が過去の雨水の繰出基準の変更に係る代替措置であることから、単純に税で負担すべき部分として汚水処理原価から控除しようとするものであろう。
しかし、このように過去の繰出基準にまで、こだわって算定される汚水処理原価が、どれほどの意味があるだろうか。

資本費平準化債も特別措置分も借入は任意であり、全ての団体が借入しているものではない。従って、算定される汚水処理原価について団体間の比較の意味が乏しい。
そもそも減価償却費の代わりに地方債元金を資本費の定義に取り込むこと自体が、借り物の分析であり実態を正確には把握できないものであるのに、そこに、税と料との負担区分(時代によって変化している)を持ち込んでいるため、一層の混乱がある。

法非適用の決算統計による汚水処理原価は、単なる参考値に過ぎない。幻想の中で失われた年月が過ぎていくことになろう。

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