オモワザレバ 

才あれば「三年有成」、才なきにして「善人爲邦百年」オモワザレバスナワチクラシ、「欲速則不達」人生を語らず 

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償却償還差額

2013-08-17 18:02:18 | その他
地方債の償還期間は最長30年、それに対して施設の減価償却の期間はコンクリート50年、設備はそれより短い。下水道全体では45年とも48年とも。
資本費平準化債の借入の根拠や連結決算における解消可能資金不足額の計算の根拠は、償却償還差額である。
解消可能資金不足額の計算は、現在の赤字は、いわゆる計画赤字であり、将来解消できるということを示すものであり、資本費平準化債は、仮に現在の赤字を表面化させたくないのなら平準化債を借入しても構わないことを示している。

管渠の実質的な耐用年数は70年とも言われ、現に100年以上維持されているものもあるから、こうした計画赤字論は容易に現場の空気にマッチしてしまう。汚水資本費にまで過剰に拡大されている繰出基準やそれに基づくエセ汚水処理原価など、使用料の値上げの根拠すら否定するような材料がいくらもある。(いくら分析しても根拠なき料金改定を強いられる)

しかし、法非適の官庁会計にあって、現在の赤字が計画赤字であるという考え方は正しいだろうか。それは、本当の経営状況を表しているのか。
黒字の官庁会計が、法適化したとたん、大きな赤字(損失)を発生させ、料金値上げと事業抑制や外部痛くの推進を余儀なくされたという話を聞く。

法適化した団体の損益収支の赤字額(損失額)は、減価償却費を費用に計上したうえでのものであり、そこで示される赤字額(損失)について連結決算上、過大になりすぎないための調整するという意味なら理解できる。
だが、減価償却費を費用に計上していない官庁会計において、償却償還差額を計算することに何の意味があるのか。
公会計の連結決算といいながら、そこには、あくまで資金収支ベースでしか判断しようとしていない姿勢がありはしないか。


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