相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

磯部漁港 いま秋の旅鳥に

2008-10-04 19:01:46 | インポート

 今日の土曜日は久しぶりに秋晴れの天気となりました。かねて、来相される八戸支部の皆さまの探鳥地として磯部漁港をお知らせしておりました。12時頃が干潮ということで私も出かけて見ましたところ、偶然にもお会いすることができました。本当に良かったです。また、トウネンだけではなく、オオソリハシシギ、オグロシギ、オバシギが同時に一カ所で撮影できるという状況に出合い、訪れて下さった皆様もお喜びいただけたらいいなと、野鳥の会のネットワークの素晴らしさを実感したところです。はじめにトウネンが前回と同じ場所にいてくれたと思ったら、八戸支部の方々から「堤防の先に、シギがいますよ」との声に行ってみると先ほどの3種類のシギを撮ることができました。Photo_2 20081004_5 20081004_6 20081004_7 20081004_8 20081004_9 20081004_10

2枚目の写真の左端のシギの羽の付け根が黒いことがおわかりいただけるでしょうか、オグロシギです。真ん中がオバシギです。右側がオオソリハシシギです。写真クリックしてみて下さい。

夕方、夕焼けが見たくて、鹿狼山へ17時ころ、急に雨が、残念。無理かなと思い登山を控えました。雨上がりに、でもかすかな夕焼けが美しく、そして、自宅前で三日月、一番星(金星か?かすかに)Photo_3 20081004_11 ?自然を観察しているといつも感じます。その美しさに。 この素晴らしい瞬間(とき)はただ過ぎゆき、出会えた旅鳥とそれを包む自然の様相、それは偶然ではありますが、出会えたことに感謝して。       西行の歌に、あまりにも有名ではありますが出家した身の、その寂寥感を込めた「心なき身にも哀れは知られけり鴫立沢(しぎたつさわ)の秋の夕暮れ」をふと思い出しました。