佐渡の翼

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フイオレンテイーナ(グランドハイアット東京)   投稿者:佐渡の翼

2019年02月28日 06時00分37秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

2016年の10月16日は久しぶりの安定した秋晴れとなった。ついこの間まで暑いと言っていたのが嘘のように、朝晩はめっきり冷え込むようになり、季節の歩みを実感出来るようになった。

さて、筆者は、愛車のi8を新宿高島屋に駐車した後、地下鉄大江戸線で六本木に向かい、グランドハイアット東京のロビー階にあるイタリアンレストラン「フイオレンテイーナ」を訪ねてみた。午前11時丁度にお店にお邪魔した。奥の方の窓際席へと案内された筆者は、前菜、パスタ、メイン、デザートから成るコース料理(4844円)を注文した。前菜は、左から時計回りに、海老のジェノベーゼ風、ポークコンビのコロッケ、レバーペースト、マルガリータのロトロ、野菜のバーニャカウダーである。お味はいつものフイオレンテイーナで、実に美味い。パスタは、秋トリュフを乗せたタリオリーニパスタでクリームソース味である。トリュフの香りが強烈だが、美味いパスタだ。メインには、魚介のフリットを選んだ。フリットとは早い話が洋風天麩羅であるが、日本の天麩羅と違い、小麦粉を軽くまぶしただけでさらっと揚げてあり、素材の旨みを上手に閉じ込めてある。日本の天麩羅のように衣が厚くないのでどちらかと言えば素揚げに近い調理法だ。魚介は、天使の海老、鯛、やり烏賊で、付け合わせに舞茸のフリットを合わせてあった。これらにレモンの絞り汁をかけた後、添えられたピンク色の塩に付けて食べた。

店内はさほど混雑しておらず、10月中旬だと言うのにやや蒸し暑く、筆者はニットを脱いでシャツだけになり、食事を続けた。デザートは、いつもの、チョコムースとストロベリーバジルのシャーベットである。チョコムースの中にはラズベリーのジャムが挟まれていた。アールグレー紅茶を飲み干した後、お代を支払い、筆者はいつものフイオレンテイーナを後にした。

新宿へ戻った筆者は、伊勢丹と小田急百貨店を物色したが、訪日観光客、特に中国人観光客の爆買いブームが減速したため、店内が異常なほど空いていた。これからの百貨店経営は厳しいだろうなと思った。伊勢丹では2016年4月から、前年の買い物額に応じた割引販売制度を廃止し、MIポイントに一本化した上、新たにTポイントカードと、MIカード以外のクレジットカードの二枚払いでのTポイント付与制度を開始したが、これが富裕層の常連客達に不評らしく、売り上げが落ち込んでいるそうだ。

ところが、経営が悪化した伊勢丹では、2018年の3月末を持って、このTポイント付与制度を廃止した。伊勢丹のリストラは止まるところを知らない。

メニュー

テーブルセッテイング

テラス席は喫煙可だが、2018年11月からは禁煙になった。ホテル内で唯一喫煙可能なエリアは、オークドアのバーカウンターの後方の席のみとなった。

店内の様子

前菜

左がチャバタと言うパンで右が紫蘇ハーブ入りのパン

海老のジェノベーゼ

コロッケ

レバーペースト

マルガリータのロトロ

野菜のバーニャカウダー

タリオリーニ

それを縦アングルで撮影

メインの魚介のフリット

紅茶

デザート

ストロベリーバジルのシャーベット

チョコムースの中にはラズベリージャムが挟んであった



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