佐渡の翼

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一挙にどかどかとお料理を出してきた佐渡の割烹屋さん  投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年02月21日 06時56分23秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
天麩羅を一口食べようとしたら、再び間髪を入れずに、「真鯛の塩焼き」がどーんとご登場。ご主人、一世一代の大勝負に出ました。ご馳走攻めです。画像のように、まるで結婚式の祝い膳のような豪華絢爛たる趣になりました。圧巻です。佐渡に伝わる懐かしい晴れの日のお料理、鉢台料理もかくやあらん。

女将さん曰く「この鯛はお刺身でも食べられるほど新鮮ですが、焼き過ぎないように、ほどよい焼き加減にしてありますので是非味わってみて下さい」とのこと。うーん、どこかで聞いたような台詞です。一口食べてみたら、これが絶妙な焼き具合!失礼ながら「なかむら」さんの焼き物とは月とすっぽんの旨さ。鯛を丸ごと一匹焼いて出すという豪快さはさすがに佐渡らしいが、それにしても美味い!鱈の白子とは別に鱈の卵の部分も調理して出してくれました。味付けは薄味で関西風。これも美味しかった。

日本料理屋のコース料理に於いては、客が食べ終わるか終わらないかを見計らい絶妙のタイミングで仲居さんが、一品、一品、お料理を出したり下げたりするものだが、このお店ではコース料理の全7品が15分ほどの間に一挙にどかどかと出てきたのです。写真撮影を意識して店側が気をきかせたのか?いやこれはちと考え過ぎかもしれない。とても一人では食べきれない分量です。ふぐちり鍋もいいダシが出ていましたが、3分の一ほど食べたところでお腹一杯になり、雑炊までは頂けませんでした。お料理を残したのを見た女将さんが「折に詰めてお持ち帰りになりますか」とお尋ねになりましたが、丁重にお断りしました。前横浜で現巨人のクルーン並みの内角ぎりぎりの160km台の速球に、調査員のバットはぴくりとも動きません。あえなく三振です。


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