佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

長崎到着(大浦天主堂)    投稿者:佐渡の翼

2014年08月20日 05時00分24秒 | 国内旅行記

羽田からの実質的な飛行時間は1時間27分ほどであり、ANA661便は定刻5分前の10:05分に長崎空港に到着した。ボーデイングブリッジに機体が横付けされるや否や、後方のエコノミー席から、紙袋をぶら下げ、くたびれた黒スーツでノーネクタイ姿のビジネスマン風の男性が小走りに搭乗口前に駆けつけて来た。CPの重枝さんが扉を開けると、この男性は脱兎の如く到着ロビーへと急いだ。筆者はその男性の後に続いたが結果的にはそんなに急ぐ必要はなかった。空港からは長崎新地を経由して長崎駅前に行く高速バスが出ており、料金はタクシーの11,000円に比べ遥かに安い800円である。今夜の宿であるANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルに事前に電話で問い合わせた時は、安い高速バスの利用を勧められていたので、このバスに乗った。するとバス乗り場に、あの脱兎まがいの黒スーツおじさんがいた。バスの出発時刻は10:20分なので、降機後ゆっくり歩いても充分に間に合う。そんなに急ぐのだったらタクシーで行けばいいだろうにと思ったが、余計なお世話であろう。バス車内はほどなくして満席となった。中華街のある長崎新地までの所要時間は35分。バスは5分ほど遅れて出発し、長崎新地に到着したのは午前11時丁度であった。ここから徒歩でもホテルまで行けたのだが、何せ見知らぬ土地である、近いにも関わらずたまたまバス乗り場前に待機していたタクシーに乗車してホテルへと向った。するとものの2分ほどでホテルに到着した。東京からならわずか3時間足らずで長崎市内に到達出来る。だが、もし佐渡から長崎へ行くとしたら、午前に佐渡汽船のジェットフォイルに乗り、新潟空港に到達したとしても新潟からは長崎への直行便はないので、大阪の伊丹経由となる。そのため長崎到着は夕刻頃になるので、ほぼ1日掛かりでの移動となる。ホテルスタッフのおねーさんにコンピューターと衣類が入ったUAのマリンバッグを預けた後に市内散策用のマップを貰った。そして路面電車の一日乗り放題券(500円)を購入した。時計を見たら午前11時15分、ホテル内レストランが開く11時半までマップを見ながらロビーで待つ事にした。午前11時半に2階のオールデイダイニングである「パヴエ」に行くと、休日ビュッフェが開催されており、生憎予約で満席ですと言われた。しょうがないので近くのグラバー園を見学していれば軽食が食べられる喫茶店くらいはあるだろうからそこで食べようと思い、炎天下の中、大浦天主堂とグラバー園を見学するため一旦ホテルの外へ出た。九州では梅雨が明けたらしく外はムットする暑さだ。

ホテルを出て左折すると登り坂になっており、その坂の両側には土産物屋が並んでいる。坂を登り切った突き当りに、国宝で、なおかつ日本最古のカトリック教会堂である大浦天主堂が見えた。 日本がまだ鎖国をしていた頃は、禁教令のためキリスト教を信仰することは許されなかった。だが、隠れキリシタンの名の如く、キリスト教徒である事を隠しつつ信仰に励む熱心な信者はいた。幕府は隠れキリシタンを炙りだすために、その疑いのある人物にキリストやマリア像が描かれた絵を踏ませた。信者でなければ平気で踏めるはずだから逡巡すれば直ちに首が飛ぶ。文字通りキリスト教信仰は命懸けだった。それ以来、「踏絵を踏む」とはその件に関与していない事の証明の意味で使われるようになった。しかしペリーの来航により、日本は開国し禁教令も緩和され、1864年にフランス人のプチジャン神父によって大浦天主堂が建てられた。大浦天主堂は、 かつて豊臣秀吉の命によって26名のカトリック信者が長崎で処刑され、殉教した26聖人へ捧げる教会として建てられたため、正式には 「日本二十六聖殉教者堂」と呼ばれている。そのため、大浦天主堂は処刑が行われた「西坂の丘」に向けて建てられている。昭和20年8月9日の原爆投下に寄り、天主堂の屋根、正門、ステンドグラスなどが吹っ飛んだが、7年後に国庫補助に寄り5年の歳月を費やして復元された。内部の写真撮影は禁止されているが、歴史が刻まれた場所なので、とても静かで神聖な雰囲気である。西洋の大聖堂に比べれば圧倒される迫力とは言い難いが、聖堂内にあるステンドグラスは100年前に作られた物もあり、その鮮やかな色彩と陰影コントラストに魅了されるはずだ。

この大浦天主堂へは観光客の訪問が絶えず、そのためしばしばミサの催行に支障が出たため、麓に新たに大浦カトリック教会を建て、ここで通常のミサを行うようになった。夜には大浦天主堂はライトアップされるが、大浦カトリック教会はライトアップされない。だが、大浦天主本堂の照明のお蔭で、筆者はEOS-1DXで楽々と夜の大浦カトリック教会の撮影に成功した。

長崎空港に到着

1階の到着ロビー

羽田ほど混んではいない

高速バスの切符売場

バス乗り場

ANAクラウンプラザホテルグラバーヒルに到着

生憎と二階の「パヴエ」は満席

大浦天主堂に至る道路の両側の土産物屋

昼の大浦天主堂

夜の大浦天主堂

昼の大浦カトリック教会

夜の大浦カトリック教会


i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

i8ロードスター動画その3

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