「コンビニでこんな面白い物見つけたわ、スーパーでこんな珍しい物を売っていたのよ、誕生日プレゼントにこんな物もらっちゃった」と、佐渡の田舎でも読者受けしそうなアイテムを見つけると、「みんなに見せびらかせてあげなくちゃ」とばかり、得意げに、そして自慢げに、ブログにそれらの写真を掲載しては喜んでいる女性ブロガー達が、佐渡にはうようよいる。その持って生まれた自慢癖は、いくら叱ってもその欠点を直そうとしない児童と同じく、矯正のしようがないゆえ、ほおっておくしかあるまいが。。。
翻って当ブログは、何度も繰り返し主張しているように、自慢、ひけらかし、見栄張り、自惚れ、自己陶酔、決め付け、独断・偏見が満載の金満開き直りブログである。当ブログはそれを誇りとし、それが人気の源泉ゆえ、どんな大風呂敷を広げようとも、いや、むしろ広げれば広げるほど、読者は、その魅力の虜になる。だから毎日が高慢ちきな自慢話の連続なのだが、その種の話を読みたがる人々は絶える事がなく、一向にその人気は衰えない。
筆者は、7月6日の午前5時20分、朝食を食べるべく、ファミレスのロイヤルホストを訪ねてみた。ロイホの社長は、東京店の店長から昇格した叩き上げだ!従って、現場第一主義なので、全国のロイホの店舗に指導者コックを配置させ、味の統一に努めているそうである。最近、ロイホのお料理が美味しくなったとお感じの読者は多いと思うが、筆者もその一人である。ファミレスチェーン店と言う物は、店ごとに独自のメニューを展開できる「餃子の王将」(ブラック企業と言う噂があるが)のような例外は別にして、全国、どこの店舗でも統一したメニュー、味、接客サービスを提供しており、それらが強みの一つであり、又、没個性と言う弱みの一つでもある。筆者は、しばしメニューを眺めた後に、「夏野菜と魚介ラグーのスパゲッティ」(コーヒー付きで1428円)を注文した。出来上がるまでに20分ほどを要したので、丹念に調理したのかもしれない。筆者はまず、パスタが盛られた皿の底を見た。いずれ当ブログに掲載予定の、有楽町ルミネの「ル・プティ・メルスリー」で食べた、同様のパスタの印象記をお読み頂ければ分かるのだが、美味くないパスタの皿の底には必ずソースの煮汁が残っている。今回のロイホのパスタは、底に煮汁などはなく、パスタにソースを上手く絡ませてあった。具材の夏野菜は、ブロッコリー、ルッコラ、オクラ、プチトマト、ベビーコーンで、この他に、烏賊と蛸を細かく刻んだ物が入っていた。お味のほうは、やや塩味が足りないかなと言う感じで、筆者には丁度いいが、濃い目の味付け好みの人ならば、タバスコを振りかけたくなるほどの塩梅であった。ほんのりとにんにく味が効いており、パスタの茹で加減もアルデンテで、充分満足出来るパスタで、これならば、パスタ好きを公言する佐渡の女性ブロガーでも「美味しい」と叫んでしまいそうな出来栄えであった。だが、一流のイアタリアンレストラン(リストランテホンダ等)のそれに比べれば、ラグー(フランス語やイタリア語で煮込みソースの意味)の作り加減が極めて粗雑であり、ま、これがファミレスパスタの限界かもしれない。
トップ画像は、45度の角度で撮影した写真で、上記は、テーブルの下に体を潜り込ませ、レンズフードの先端を皿の上に乗せ、パスタぎりぎりまで近づき、真横から撮った写真だ!
真上から、夏野菜に焦点を合わせて撮ってみた。三枚のうち、どれが最も味のある写真かは読者にご判断頂こう。