佐渡の翼

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明治の文豪尾崎紅葉ゆかりの旅館(ごんざや)  投稿者:佐渡の翼

2010年04月03日 06時00分18秒 | 佐渡のお宿評価

朝食後、御主人にフロントの真向かいにある、お宝を陳列してあるお披露目部屋へと招き入れられた。そして「椅子に座りコーヒーを飲みながらゆっくり見学して欲しい」と言われた。「ごんざや」さんは小木ではオールド喜八と同じくらい古い歴史のある老舗旅館とのことで、それゆえ過去には著名な文人墨客が多数逗留したという。最も有名なのが金色夜叉(こんじきやしゃ)を書いた明治の文豪「尾崎紅葉」である。紅葉と小木の芸妓(げいぎ)「お糸」とのそもそもの馴れ初めは、旅館になる前の料理屋「ごんざや」であった。ここで意気投合した二人は「ごんざや」で飲食後、「ごんざや」の貸し座敷で寝泊りをした。昔だからそういう事は許されたのだという。かくしてお糸と紅葉は、紅葉の小木でのわずか十日間の滞在中に恋仲になり、お糸は、紅葉に妻子がある事を知りながら恋に落ちた。今で言う不倫である。つまり、紅葉の佐渡でのラブロマンスの舞台が他ならぬ、この「ごんざや」さんだったのだ。佐渡への来島時、紅葉は若干33歳にして、金色夜叉が大ヒットし、飛ぶ鳥も落とすほどの勢いで、文壇の大スターであり超有名人であった。その紅葉のハートを射止めたのが「お糸」さんだ。写真を見ると出っ歯で大した美人でもない、何故こんな女に紅葉は入れあげたのか?不思議で仕方がなかったが、一説によれば、お糸は、人気作家を銀座の高級クラブで接待する時にあてがわれる、今でいう文学ホステスのような文芸芸者だったらしい。「ごんざや」では二人は夜ごと文学の話で盛り上がったのだという。「ごんざや」さんのお宝部屋には、紅葉が俳句をしたためた直筆の短冊と掛け軸が飾られているし、「紅葉の間」という部屋も残されている。

お糸さんは、「金色夜叉」を愛読し、新聞に掲載された紅葉の写真を見て顔を知っていたらしい。紅葉は、もて男というよりも人気作家としての知名度を利用してお糸を口説いたのだろうか?しかし、紅葉の偉いところは、そういう色恋沙汰の経過を日記に書きとめ、後世の史家の研究対象になり得たことだろう。戦前は、大学生が紅葉をテーマにした卒論を書くために「ごんざや」をよく訪れたというが、戦後は紅葉は大学生からは顧みられなくなった。筆者は無論比ぶべくもないのだが、紅葉と自身を重ね合わせてみた。物を書く事で女性の人気を得ようとする手法が似ているように思えたからだ。勿論、文豪の紅葉にそのような意図は無かったのだろうが。。。決定的に違うのは、紅葉は本気で恋愛にのめり込みその熱い思いを文章に仕立て上げるほどの天賦の才を有していたが、筆者にはそのどちらも欠けている点だ。

尾崎紅葉と佐渡との関係を深く知る佐渡島民はそれほど多くはいまい。佐渡生まれで佐渡育ちのクラブのホステスさんに「今夜はごんざやに泊まる予定だよ」と言ったら、「え?ごんざやってどこにあるの?知らない」と言われたくらいだ。ごんざや旅館の歴史の古さを知る島民すらあまりいないのではないだろうか。ましてや、この旅館が明治時代の人気作家と今で言うクラブホステスさんとのラブロマンスの舞台だった事を知る島民はもっと少ないのかもしれぬ。筆者ですら、「ごんざや」旅館に宿泊して初めてその事を知ったくらいだ。ある人気ブロガーがクラブホステスさんとのラブロマンスを現在進行形でブログで書き始めたらどういう反響を呼ぶかを想像してみれば、現代版紅葉とお糸の関係を理解する一助になるのかもしれない。

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