佐渡むじなが都会で得た情報~むじなのひとりごとblog ver,

佐渡出身の長男坊「佐渡むじな」が、都会で過ごす日々の記録。佐渡と東京で得た情報を公開しております。

2008/3/5~今日のねことわざ12…猫も杓子も(ねこもしゃくしも)

2008年03月05日 | Weblog
■今日の発見(ねことわざ)
 猫の日からスタートし始めた猫の言葉が付いた慣用句その12
 「猫も杓子も(ねこもしゃくしも)」

 簡単に言い換えれば、誰も彼もという意味を表しますが、この言葉の由来を調べてみると…かなり奥が深いです。「猫も杓子も」は正確に「禰子も釈子も」と表し、唯一の仏様関連のお言葉であり相当前から言い伝えられております。

 お釈迦さまの弟子、お釈迦さまの教えを受け継ぐ者(仏様の弟子)のことを「釈子(しゃくし)」といいます。その
 また、一方で神社などにいる神主(かんぬし)の下の位の者(弟子)を禰宜(ねぎ)と言うそうで、その禰宜の子孫の事を禰子(ねこ)と言うそうです。

 仏様の弟子…釈子→杓子(何故にしゃもじ?)
 神様の弟子…禰宜→禰子→猫(何故にねこ?)

 お釈迦さまの弟子も神様の弟子について、仏教と神道も同じ「宗教」というひとくくりです。なんで禰子や釈子というのは、誰も彼もという意味に結論づけられるのは分かりますが…。

 しかし何故に身分を表す漢字が、杓子(しゃもじ)や猫という漢字になるのか?
 直接的な理由はわからん…。
 誰か知っていたら教えてください。


■今日のひとりごと

 ここ最近、子供の食生活で乱れている事を「ニワトリ症候群」と言っているそうです。

 孤食(こしょく)…子供1人だけで孤独に食事を摂っている状態からの乱れ。
 欠食(けっしょく)…朝食抜き・昼食抜きなどからの食生活の乱れ。
 個食(こしょく)…家族で食べてるのに、それぞれ別の料理を食べている状態の乱れ
 固食(こしょく)…いつも決まった食べ物しか口にしない乱れ

 上記のような食生活を摂っている子供にとっては、栄養バランスに深刻な問題を引き起こすことから、このような食生活の子供に対して孤欠個固(こけこっこー)と書いて、「ニワトリ症候群」とよんでいるそうです。

 俺も1年ほど前はニワトリ症候群と呼ばれてもおかしくない食生活を過ごしているときもありました…。

 でも…好き嫌いがあったり、偏った食べ物しか食べないってのは、昔からよくあります。
 今でも大の大人の癖に「野菜は食べない」とか「これは嫌い」といって、好き嫌いする人(しかも男)は身近にもおります。好き嫌いする男の姿を見て、何ともみっともない…というか情けないというか…。

 大人がきちんとした食生活を過ごしていれば、子供のニワトリ症候群の発症を抑えることは出来るのでは?と思います。しかしながら、残念なことにこの時代の大人たち(30歳以上)の中でも、食べ物を好き嫌いしたりする情けない大人が多いため、子供たちのニワトリ症候群発症の抑制においては、世の中全体での相当な努力が必要なのではないか?と思うこの頃でありました…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする