さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

流行・連鎖。

2006年11月11日 12時36分34秒 | ほろ酔い日記
文科省にイジメ自殺予告の手紙が続々。
今日が、その当日11日ではありませんか。
一人が出したと分かると我も我もと・・・・・。

これは対処に困るしちゃんとした対処も出来ないだろう。
もっと言うと、しないし、みてるだけ、ですわな。


履修不足も何年も前から把握してたのに、見ぬ振り。
イジメ自殺は何年もゼロであると胸張っていたのだ。
ヤラセ問題も同様。
愚民は質問出来ないからコチラで考えてやったんだ。
タウンミーティングと教育基本法は関係ない!
しかし、それで、広く国民の声を聴取しました。
・・・・・・・・・・・その時点で終わってる。

予告は全部が全部、本当だとは思えないが
文科省にお願いするぐらいだから
最初の手紙の人は切羽詰って、藁をも掴むだったのだろう。

皮肉と言えば皮肉、ブラックジョークだ。
その切実さを大臣がしっかり受け止めているとは
とても思えない国会の答弁。

責任のたらい回し。
投函した人の落胆いかばかり。

と、言っても私に何が出来るのだ。
只の傍観者に過ぎないのだ。


郵便強盗した現職の警察官が泣きながら
自殺の予告風な電話を掛けて来たと云う。
コイツとしみじみ話をしていみたいものだ。

「鬼平犯科帳」・文春文庫  池波正太郎

2006年11月11日 12時08分56秒 | おすすめの本
睡眠薬代わりに読んでいる。
って、くさしてる訳じゃありませんよ。
落語でも本でも睡魔を誘うってのはウマイからなのだ。

皆さんも一度酷い落語聞いて御覧なさい。
よ~く、分かります。
分かっても仕方が無いのですが。

池波さんの文章のマが素晴らしい。
余韻がある。
行間の巧みさ。
季節の匂いがある。

声を出して読んでみると噺の勉強になる。

しかし、二十数巻もあるんだ。
それだけ、お楽しみが長く続くという事ではあるのだ。