さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

働くジェンキンスさん

2006年08月30日 13時09分15秒 | ほろ酔い日記
テレビでみた。
新潟のお土産屋さんで働いている姿。
観光客との記念写真でてんやわんや。
バイクの免許も取って颯爽と風を切る。
などなどのショットの数々。

それにつけても、キャッキャとジェンキンスさんを
取り囲むオバサン達よ・・・・・・・・。
それは兎も角。
ジェンキンスさんがどうのと言っている分けではありません。
生き生きと元気そうに働く姿は微笑ましい限りです。

テレビは見世物小屋とは良く言ったもの。
切り口、こなし、が、どうもね、って事です。

戦争も、アザラシも、親殺しも、政治討論もハンカチ王子も
み~んな同じ視点から、同じ扱いで、同じレベルで良いのかしら?
そんな感じがちょっとしたもので・・・・・。

実際、現場じゃ
「そんな事は無い、深く考えているのだ」
だろうけど私には、そうは見えないのだ。

送り手、受けて。
どっちもどっちだ。
これじゃねぇ・・・・寂しいこっちゃありませんか。





噺家句

2006年08月30日 12時36分54秒 | 5.7.5
噺家や寄席に関係した句を。
分かったら寄席通。
分からなくても別段。


◎ 路地の奥ラッパの音がついてくる
  
   もちろん、あの師匠の事です
   ガーコンの・・・。


◎ 板に足踏み出すまえの顔はマジ

   すっと顔が・・・神々しい瞬間


◎ レーメンのスイカ取られてケトウ泣く
◎ 恍惚の快楽亭や肉喰らう

   こりゃ、マンマです。


◎ 肩が凝るたたむ着物は三遊亭

   本当に緊張するもんです。



◎ 噺家のお酒はムダに笑ってる

   悩みは無いのか悩みは



◎ 柏木と黒門町や色談議

   これが芸なんです。
   嬉しそうな両師匠。素敵な空間です。



芸人と何とかは三日やったらやめられねぇ
って、ヤツであります。