1日のことども、出会ったことの感動、好きな音楽、絵、昆虫、花、
ましょまろ
心温まる師弟関係
主は戦前、旧制高校を卒業しています。
年2回、同窓会詩が送られてきます。
男ばかりの寮生活の思い出など、女には分からぬ、たくましい男の
青春が書かれています。
偶然にも、主とドクトルまんぼう記を書かれた北杜夫さんとは、
同じ寮に過ごしました。
先日の会報に物理の先生が、""惜別の詩""の中に書かれていた
いくつかの想い出ともに、北杜夫の試験問題の回答文が載せられていました
次ニツキ答ヘヨ
効果トイウ名前ノツク現象一ツ挙ゲ、是ヲセツメイセヨ
例ヘバ光電効果トカ、ドッブラー効果トカ
北杜夫 解答
★常ならば計算問題はできずとも かような問題はジッヘルならんと
なげいて詠める歌 ジッヘルは山登りのこと
★時により人のならいなり 松崎先生のなさけ待つ吾は
★為すすべも今はつきはて ダルマ描く 吾の心君は知らんか
★空白を埋めるもまたよからんと 出たらめばかり書きたてまつる
★でたらめをかきすぎたれば 吾師さえ あきれしならんと ひたにおそるる
★物理学は世にも苦手の学科なれば 白痴ならむと おもわれるなかれ
恩師は早くから北杜夫さんの希有な素質を見抜き、人間北さんを愛されて
いらっしゃった。
雑炊やサツマイモで空腹をしのぎ寝ている布団の上に雪が舞う寮に
起居するような生活と反比例して、よき師よき友に恵まれた内なる生活は
この上なく贅沢で豊かさに満ちていた
以上心打たれた文を抜粋して書きました、
羨ましい
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ぞう足
私は子供のころから、大根足で有名??なのです。
ところが、先日新聞の片隅に、大根足賛歌の記事が出ていました。
そんな記事には、敏感に反応するたちで、読んでみると、
いいことばかり、書いてある。
第一は、安定性がある。・・当然です
踝のもろい骨をがっちり保護し、骨折の危険性は少ない。
注意として、このような人は靴の細いものを履くと変形する
おお威張りで幅広の靴を履き、安定した足を貰ったことに感謝
しましょう
こんなことが、医学の立場からの所見が書かれていた・
ところで、大根足は、白くて美しいものです
私は、郊外・・田舎です・・育ち
素足や、下駄、ぞうりで走り回っていましたので
足は真っ黒、おまけに足首のくびれも定かでないほどの
大根足賛歌のモデルになれそうタイプ
しかし、大根ではない!!
そう足というにふさわしいのです。
50代からスラックスしかはかない私の足は、太陽を完全に遮断したので
少しばかり白くなったかなと、改めてわが足を眺めてみたら、
驚きました、!! 間違いなく ぞう足 でした
今度は、高齢の仕業でした、
しわしわ、まさに、ちりめん皺、ぞう足から逃げられない。
いとしの私の ぞう足よ・運命共同体。
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年寄りの症候群
ブログ、すっかりご無沙汰してしまいました。
いつも、夜にパソコンを見るのですが、その頃になると、晩御飯後の
・・腹が膨らむとまぶたが閉じる・・そのままに、座布団を折りたたみ
ちょいと失礼とばかりに、ぐうぐう、主の・おい! もう寝るぞ!!
時計を見たら12時・・寝ぼけ眼で、お風呂に入り・・私の死因は
溺死ではないか・内心恐れているが・・また、そのまま、本来の
お布団にもぐりこむぐうたら生活。
いや~、年をとったな~ 実感だわ。
私の一番嫌な生活・恐れていた生活に突入したような気がする。
根性を入れ替えよう、
バラのドライフラワー
生き生きとした花ばかりがきれいではないのですね
枯れた花にもそれなりの美しさが・・・言い訳かな・・
ありますよね。人間も同じと思います。
自信を持って生きていこう。
さて、これもまた、年寄りの症候群らしいが、父や母との
幼い日々の想い出が、花をみる、野に咲く草花に、自分の仕草に
よみがえってくる・
ほうずきと母の想い出
赤いほうずきを気長に揉んで、くちゃくちゃになるまで、
まだもむの? そうよ。 気長にもむのよ。
これが大切なのよ。 もくもくと揉む私、やっと出来上がった
横で母は針仕事。
鳴らして欲しいとせがむ私に種を取り出した穴を下唇の上に乗せ
鳴らしてみせる。
真剣に口の中を覗き込む私、真似てみても鳴らない。
同じようにやってみてもならない。
昔、昔私にもこんなことがあったよね。
やっとかすかに音が出たとき、本当にうれしかった。
到底母には及ばない。
親から子、子からまたその子、伝えていくものがあるのですね
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