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豊かな老いへ


ゆたかな老いへ

老いるということは、ワインのように豊熟な香りの
ある生き方のように思うときがあります、
人は生きたように老いていくとよく言われます。

若いときまっしぐらに走りとおして何も目に入らない景色も
今はゆっくりと楽しむことができる様になり
友との交わりも、たおやかに、以前より大人になった自分にきがつく。

そして、何よりも機嫌よく毎日が送れるように思います。
ゆとりの中から生まれる趣味、楽しみも発見できました

さらに70歳も過ぎると生きてきた日々が遠くの絵のように見えてきます
そして、まあ、上等に生きてきたかなと、こんなものだろうという
気持ちになってきます。 不治の病ですといわれてもあら、そうですか
思えるのではないかと思っています。

ご近所の長寿のおばあさまに、こんな話をきいたことがあります。
長生きはめでたいのよ。肉体が枯れていくように年とともに情念も
枯れていく。恨みつらみ、心配事も段々枯れていく。
だから長生きしたほうがいいんだよ。

人は生きてきたように老いていく、みんな大地に足を踏ん張って
生きてきたんですもの、あるがままに残りの日々を
絵を描くように彩をつけて生きたいと思います、自分なりの
満足した絵が描けるように、豊かな日を送りたいものです




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老いのみちしるべ3



去る日、アンチエイジングの講演を聞きに行きました。
聖路加病院、日野原先生のお話聞きたいと思い、申し込みました
講師は医師、看護士、介護ヘルパー、ボランイィア、それぞれの意見が
あり、なるほどと、思いました。・・がパネラーは、私の息子か孫の
年齢の方ばかりです、話は確かに現代医学の先端かもしれません

講演の後、希望者に五つくらいのグループに別れ、分化会のような
話し合いがありました。私が参加したグループは、医師2人、看護士、ホスピスの方
一般からは15人参加しました、高齢者は3人、今看護の現場にいる人
でした。それぞれに自分の日ごろ感じていることを話しました

私は、この年齢は、完全な看護より質の高い心のケアのほうが
高齢者は、求めているのではないかと質問し、親は子供に負担を
かけることに、罪悪感さえ持っている、よく言われるように母の、父の
看護のために職を辞めましたということをよくききます、
と話しました、医師はびっくりしたように、そんなことを考えているのですか
と、反対に質問されました、分かっていないのだ、医師は病気を治療する専門職、

でも、無理のないことです、私もその年齢では分かっていなかったのですもの、
医師はまた、僕は親であれば、一日でも長く生きていて欲しいと、思いますと
いわれ、心が熱くなりました。私も子供の心がわかっていなかったのです

この医師たちはきっと良い医師になられることでしょう。

この講演に参加して思ったことは、高齢者のみならず、、患者も看護する人も
話し合いがいかに大切なことだと思いました、

最後に日野原先生の言葉をかきましょう。
みんな、痴呆になる、自分らしさがなくなるということを恐れていますが
気持ちの持ち次第、何よりの医療です、


● 明日の訪れを待つ人は皆心健やかな人です


● 心の内面は顔に表れます、増やすなら微笑のしわを

● 貴方の心と体を守るのは、あなた自身です


全員が介護を受けるわけではありません、痴呆になるわけでは
ありません、いつでも与えられた日の大切さを存分に味わいたいと思いました

お読みいただきまして、有難うございました、
次回は  老いのゆたかさに  について書いてみたいと思います

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老いのみちしるべ 2



これからの道は・・未知へのおもい・・

友達の何人かは、千の風にのって色々と思い出を語りかけます、
幸せなこと、辛いこと、、喜び合ったこと、涙したことすべてよきことです

私の親の世代は、多くの家には、三世代住んでいて、祖母は孫の世話をし
歳をとった祖母を孫が世話をしました、物を運んだり、話しかけたり。
そして、人が老いていく姿を見て、死を学びました、

今は子供たちも遠くに住み、あるいは自身の生活に精一杯です、
親と、子はスープの冷めない場所に住み・・といわれたことがありましたが
看護の大変さは私がよく知っています。  そして、私の年齢は多くは
似たり寄ったりの経験をし、同じように考えています、

考えてみれば、私の母も(コロリと行ける様にお寺さんに参ってきた。)と
話していたことを思い出しました。あらそう!!
誰も気にしないで聞き流していたのでしょう。

健康に恵まれ、生きる尊厳を持って暮らせれば、100歳とて立派です、
なかなかすべての人がそんなにうまくいく訳には行きません。
介護や痴呆は望んでいる人は一人もいません。何故問題が出るのでしょうか
環境、食べ物が良くなり、健康への関心が深まり、医療が整ってきたと
思います。

友達と話すとき、全員マカロニチューブは、嫌だと子供に話してあると言います、
そうすると医師は治療の必要がなければ退院命令を出します
家庭で面倒を看ることは無理です、そして、病院のたらいまわしが始まります

そこで、新たに出てくるのが(終の住みか)です。
ケアホームに、グループホームに、あるいはお金で付き添いを雇い自宅から
離れないという、人もいる。誰もどれがいいかは分からないのです。

一つ例を挙げれば、独り暮らしの80歳の先輩が、足が不自由になり三人の子供に
相談したところ誰も手を上げる子供はいなかったそうです。
そして、今羽村にあるケアホームに入られ今年90歳になられます、
そのとき、子供たちは  お母さん有難う、すみませんと、言われたそうです、
このとき、私は涙が止まりませんでした、しかし、いま分かるような気がします
彼女のホームに毎週子供さんが尋ねてこられるそうです。
一つの生き方ですね。
重い問題でも、避けて通れるものではないのです。

明日続きを書きます

お読みいただきまして有難うございました






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老いの道しるべ



老いの道しるべ

日が沈み、朝日が昇ると、誰もが一つ 歳を重ねる。
ある人が、人の一生を三つに分け、
はじめの20年は育まれ、次の20年家族のために働き、
次の20年は自分のために使う、といったそうです。
昔は、平均寿命も短かったのですが、昨今は次の20年のことを
考えねばならなくなりました。  

私事ですが、一人っ子の所に嫁ぎましたので、嫁ぎ先の
両親を見ることは、当然と思いました、義父は心臓が弱く病院通いに
付き添いましたが、私が45歳のときに、あっという間になくなりました

義母は肝臓を悪くし5年の闘病生活を送りました、
入退院ののち、最後の1年、病院は嫌!!と言い張り、自宅療養を
しました。段々弱ってくる義母を、看ることは大変なことでした、
幸いに開業医の先生が実に親身に、夜中でも往診してくださいました
半年は私一人で頑張りましたが、後半は家政婦さんに週2回来て貰いました
お風呂は、子供たちも動員です。義母はいつも手をあわせて感謝していました
その姿に、みんな苦労も忘れました、そして、眠るようになくなりました。

さて、現実に考えると自分の場合義母のような幕引きが出来るでしょうか
答えはNOと思います。義母を見送った後、50代、60代、そして今70の半ばに
自分の老後の生活を描いてきました、50代にはこんな苦労は
子供に掛けたくない・・さっさと老人ホームに入るわ・・と簡単に
考えていました、60代になると、痴呆症、認知、看護、身の回りの
不安な言葉が、嫌でも聞こえてきます、歳をとるという事は、
簡単に解決するものではないということを、学習しました、

そして、今70代になり、自分の行く道を真剣に模索し始めました、

この続きは明日も書きます、



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サボテンとサンシュウの木


どこまで伸びるサボテンでしょうか、この近くでは、こんなに
のっぽのサボテンを見たことがない、サボテン園とか、南国では
見たことがあるが。・・ここのお家は、もう50年は住まれている。
建て替えられたが、、大切に育てられているのですね。
二階の窓まで届いている、何年経っているのでしょうか

この家の前を通る、人たち、腕白坊主、夜道を急ぐ人、小鳥、
大好きな夏の太陽、風のささやき。何でも知っているでしょうね
このサボテンは。





十一中の横のマンションの植え込みにサンシュウの黄色い花が
真っ盛り、青空に良く似合います。

咲いている花も誇らしげに見えます、
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かわいいわんちゃん


スーパーの前でであったわんちゃん
可愛いですね。  (^。^)  この犬の種類は何でしょうか
トイプードル、 プードル 間違っているかしら
飼い主のママの 行き先をしっかり見つめています。

いじらしいです。抱っこしたいでした、


このワンちゃんには以前会って、黙って写真を撮りました
今日はママがいました、伺ってみると親子だそうです

ねずみ色の服を着たほうが、おかあさん、首に名札がついていました
まりです。赤い服は子供です、名前はてんてんです。

あらっ、というと、ママが名前の由来を教えてくださいました

てんてんてんまり  思わず笑ってしまいました。やはり首に名札がついていました
もう一匹白い犬がいるそうです。犬好きなんですね。

今日はなんだか楽しくなりました。 テラピーですね。

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子供はたくまぬ詩人






月に1,2度慈生会のナザレットノの家の子供たちに、本を読む会を
友達と続けています・子供の学校で知り合った数人と
子供が成人した喜びを記念して始めました、

できる時に、2,3人組んで紙芝居、絵本を読みます、
子供の目の輝きに私たちのほうが、元気付けられます。

前回、庭に出ていると、青い透き通った空に、飛行雲が浮いていました
子供は空が大好きです、何人かの子供の一人が 
あっ!! お月さんが、  
私が・・どうして夜じゃないのにお月様が見えるのかな・・と口にすると
  ・・みんなと遊びたいんじゃない・・と、よっちゃんが・

素敵な言葉に感動しつつもう一度空を見上げると
お月様も嬉しそうに笑っているように見えました。
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ポンピドー・センター所蔵作品 異邦人たちのパリ


新国立美術館に行ってきました、素晴らしいです、 

以前、チャコママさんが紹介されていましたので、
一度行ってみたいと思っていました。 
:「ポンピドー・センター所蔵作品 異邦人たちのパリ」展をみたいと
いや~、参りました、 凄い行列です、30~40分待ちです。

そこで得た情報です
● 前売り券を買うと直ぐ入れます、
● 60才以上の人は水曜日は入場料無料です。(^。^)
● 前売りはピア、ローソンで買えるそうです。
会場は、パリムード一色で、食堂もフランスのシェフがサービス
疲れましたね



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我が家のお花・・2


我が家のプランターを住まいとしているお花たち・・と日陰に咲く花
クリスマスローズのピンク、いつも2月頃から、蕾が立ち上がってきて咲き始める。。こちらは白、恥ずかしいのか下を向いてばかり、手入れいらずのいい子です、。


ニオイスミレが、雑草のようにはびこっています、ほんの一株、数年前に買って植えたのが、私の家をかなり気に入っているみたい(^。^)。ゼラニューム、寒さにも熱さにも、雨にも風にも負けず、どんどん伸びていく。家人の都合で時々頭をちょん切られます。


ビオラ、クリスマス前に買ったのに暖かいせいか、ニコニコしています。でも、中にこんな住人がいました、蝶になる前の毛虫です、パンジーにつく毛虫です
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我が家の庭の木にも花がぼちぼち 1


上の段、黒い花は“カンアオイ”という花です、
真っ黒の小さい石が転がっているように見えますが、これはお花です。目を凝らすと花のようなものが見えます。誰もきれいね、と言わず、変わっているね、という、もう少し葉が茂ると花は葉の下に隠れて秋まで咲き続けています


ラベンダーが一年中咲いている、ひょろひょろと、変なラベンダー。ローズマリーが花を咲かせ始めた。いい香りが風に乗ってくる。利用方法を知らない。


アセビが春先から咲き始めている我が家に来て2年目、一代目のは、5年で枯れてしまった。夏の水不足がいけないそうです。エリカが色のない木の中で頑張っています。

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