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フロントフォーク、オイルシール交換

2021-07-11 08:18:10 | 日記
車体から外したフォークを分解していきます。
予め緩めておいた上側のキャップを外します。
するとキャップが弾けるように外れ、同時に内部で縮まっていたスプリングが伸びて中身が飛び出してきます。
これ、ねじ山壊れてないよなぁ…。
飛び出し方に驚きながらも部品を確認していきます。
筒の中には7センチくらいの鉄製の筒、ワッシャー、そしてコイルスプリングが入っていました。
向きが判らなくならないよう取り出した部品を並べて置き、次に繋ぎ目にあるダストカバーをマイナスドライバーで軽くこじって外します。
ダストカバーを外すと、中にはスナップリングで押さえられたオイルシールが見えます。
細いマイナスドライバーでスナップリングを溝から取り外し、インナーチューブ(上側の筒)を数回引っ張るとオイルシールごと外れました。
これで分解は一通り完了したので汚れをおとし、インナーチューブはオイルを塗って1000番の紙ヤスリで磨いていきます。
下処理が終わるとキレイなオイルを塗布して組み上げていきます。
インナーチューブを差し込みドレンボルトを電動インパクトで動かなくなるまで締め付けます。
オイルシールを入れる際には用意していた専用工具を使用します。

これを使わないと均一にシールが入らず、変形したり傷つけたりする可能性があります。
ちょうど工具屋さんで二輪フェアをやっていて通常より安く購入できました。
オイルシールを工具を使って叩き入れ、スナップリングが溝に固定されればOKです。
新しいダストカバーを手で押し込み消耗品の交換は一段落です。
次にオイルを入れ、エア抜き作業にとりかかります。

教えて頂いた情報により今回はノーマルの固さを選びました。

油量の調整は100均で購入した計量カップとタンクライナーに付属していた注射器を使用しました。


定量より少し多めに注ぎ、インナーチューブを上下させることでエアを抜いていくのですが、縮んだ状態で動かない。

あれ、伸びないぞ?組み方まちがえた?

力一杯引っ張ってもびくともせず、シールを組んだ後なので再度分解するか悩みました。
タイヤを固定する長いボルトをはめ込み、それを足で固定して両手で引っ張るとようやく伸びてきました。
底付きした状態だと伸びづらいみたいですね。かなり焦りました!
上下させていくとブシュブシュと音をたててエアが抜けていきます。
やがて抵抗力が強くなり音がしなくなってエア抜きが完了!
この状態で下まで縮めて油面高さを確認します。
規定の長さに印を付けた竹串を注射器のチューブにテープで固定したものを差し込み、規定以上のオイルを抜き取ります。
油面合わせ用の工具も売ってたのですが、これだけのために2000円くらいしたのでケチりました。
油面の高さを合わせたらスプリング、ワッシャー、カラーを元の通り入れ、Oリングを取り替えたキャップで蓋をするのですが1人では辛い!
スプリングを押し込みつつ、ねじ山を壊さないよう締め込むのがなかなか困難です。
安全策で息子に押さえてもらい、自分は締め込みに専念してようやく組み上げ完成しました。
縮めて見ると良い感じに抵抗があり、とりあえずオイルも出てきません。
もう1本も同じ作業をして車体に組み付け完成!
慣れれば半日くらいでできるかな?
工具も用意しましたし、次回があるとしたら固めのオイルを入れてみるのもいいかもしれないですね~。




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