藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

おまけのはなし

2008年05月22日 | ピアノレッスン
昨日のおまけのはなしです。
そのAちゃんですが、ソナチネを開くとなぜか曲冒頭に印刷してある「SONATINE」の文字が、オレンジ色に塗られているのです。
「どうして?」とたずねると、「だってハ長調だから、こういう感じがして…」とニコニコ。
そういえば前回のソルフェージュで、調性の話をしました。
長調や短調のこと。長調同士でもその調によって曲の印象は全くちがってくること等…。
いろいろな調を感じた上でのAちゃん感じたハ長調のイメージが『オレンジ色』だったわけです。

分かるのであれば、年齢が低いうちから新しい知識や感覚にふれた方が良いと思うことがよくあります。
あくまでも、本人がそれを「面白い!」と捉えていることが大前提なのですが…。
音楽であれば、身の回りの音楽や自分が弾く練習曲を新しい知識や感覚で捉えることによって、興味もいっそう湧いてきますし、吸収する内容もずっと濃くなるはずです。
何より、大人の指示を待っている子供と、「これって何なんだろう?」と興味を持って進んでいく子供は、心の自由度が違ってきます。

自分で感じたことを自分で考えにまとめ、やってみる。
そうして身につけた「自信」は本物ですから。

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