春から

発表会目前ですが、
新年度からのレッスンについてもそろそろご相談を受けています。

小学校高学年や中学生になると、
塾に勉強に部活にと忙しそう。
他の習い事だっていよいよ本格的になってきて、
片手間にという風にはいかなくなってきます。
そんな中で、ピアノをどうしていこうか悩みどころです。

私は音楽なしの人生なんて…といつしか信じ、
とてもありがたいことに、音楽とともに今まで歩んでくることが出来ました。
私にとっては音楽でしたが、
だれもがきっとこれなしでは…というものがあるのだと思います。
それが職業になってもならなくても、
その人が生きるときにいつも寄り添ってくれている何かが。

そんな通過点に差し掛かった生徒たちが、
ピアノなんて別にいいや！ではなく、
好きだからどうしようかな、と悩んでくれていること、
とても嬉しく感じています。

受験だからと悩んだあげくピアノをいったん中止。
けれどやっぱりと、少し大人になってからまたレッスンを楽しんでいる生徒もいます。
いつか時間が出来たらピアノをと思い続けてくれている生徒もいます。
音楽を仕事にするってどういう事だろうと想像している生徒もいるでしょう。

春からの歩みは、みんなどんな風になるのでしょう。
人生は不思議なことに、思っても思わなくてもどこかへ向かって流れていくのです。
その時々に頑張りたいことに、真正面から取り組める生徒たちです。
今はちょっと先の見通しが立たなくたって、きっと大丈夫！！！