トルコは黒海で３００億ドル相当の埋蔵ガスを発見した

５月１９日　トルコは黒海で３００億ドルに価する７５０億立方メートルの埋蔵天然ガスを発見したと、エルドアン大統領が、５月１７日、発表しました。

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「この埋蔵量は、約３年半のわが国の住宅の需要をまかなうことができます」と、エルドアン大統領はイスタンブルでのスピーチで言いました。

掘削船「第７世代アブデュルハミド・ハン号」は、３月２７日から、黒海のギョクテペ―３ガス田で作業をしていましたが、５月１６日に、作業は完了したと、大統領は付言しました。

エルドアン大統領は、天然ガス発見の経済価値は３００億ドルに相当すると強調しました。新ガス田の開発には、水上作業場が使用されるでしょう。

今度の埋蔵ガス発見は、わが国の経済に大きく貢献してくれるだろうと大統領は付言しました。黒海の作業は、第１段階は終わり、毎日、９５０万立方メートルのガスが供給されていると、大統領は言いました。これは４００万世帯の使用量に相当します。

エルドアン大統領はさらに、目標は２０２６年までに生産量を倍にし、２０２８年までに４倍にし、トルコのエネルギーの完全自給を達成することにあると確認しました。

トルコの若者の人口が減少している

トルコ統計局（ＴＵＩＫ)の５月１６日の発表によると、トルコの１５歳から２４歳の若者の人口は着実に減りつづけ、２０２４年、トルコの８５６０万人の総人口の１４．９％になっています。

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１９５０年には、この年齢層は全人口の２０．８％を占めていましたが、２０１３年には１６．６％になり、それ以来、着実に減少しています。

２０２４年、約１２７０万の若者人口のうちの５１．２％が男性で、４８．８％が女性だと、ＴＵＩＫは言っています。トルコの若者の比率は減ってきているとはいえ、ＥＵ加盟国の平均よりは多いそうです。２０２４年、ＥＵ２７か国の若者人口の平均は、１０．７％でした。

この減少と並行して、ここ数年、トルコの出生率は着実に減少しています。当局はこれに対し、２０２５年を「家族の年」と宣言し、減少の原因と解決策を徹底調査しています。ごく最近、当局はこの問題に対処するために新しい児童手当計画に着手しました。

ＴＵＩＫによると、当局は出生率を効果的に増やす一連の対策を講じる高出生率シナリオによって、２１００年までに若者の割合を１１．４％にすることを計画しています。

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