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フランスの宇宙飛行士が宇宙からイスタンブルを撮影

2017年05月18日 | 文化
5月19日 フランスの宇宙飛行士トマス・ペケさんが、宇宙から撮ったイスタンブルの寫眞を自分のソシアルメディアの頁にシェアしたと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

ヨーロッパ宇宙局(ESA)の宇宙飛行士のペケさんは、5月17日、国際宇宙ステーションから、この写真を撮りました。「イスタンブルは戦略的位置にあり、黒海からのアクセスをコントロールしている。このエリアは海陸ともに活気に満ちている」と、彼は写真の下に書き込んでいます。
 

「YPGとの関係は一時的、戦術上のものだ」とアメリカ

アメリカとYPG(シリア・クルド人民の防衛隊)の関係について、トルコは執拗に反対していますが、アメリカ国務省が、YPGとの関係は一時的な、戦術上のものだと言いました。

 Hurriyet

「わが国はYPGとなんの約束もしていない。彼らはこの戦いに参加することを望んで参加している」と、国務省の「ギリシャ・キプロス、ギリシャ、トルコを含むヨーロッパ・ユーラシア問題」のジョナサン・コヘン事務局長補佐官が、5月17日、ワシントンの中東研究所の討論会で言いました。

「彼らが彼ら自身の動機を持って戦っているのは明らかです。わが国はイラクとシリアのテロリスト組織を殲滅するためにYPGと共闘しています。YPGとの関係は一時的で、戦術上のものです」と、国務省のコヘン氏は言いました。討論会は、エルドアン大統領とトランプ大統領の会談の翌日行われました。「わが国は、すぐに戦闘できる軍はYPGだけだから、YPGと共闘することにした」とコヘン氏。

アメリカはシリアでYPGと協力していますが、トルコは、YPGは不法テロ組織PKK(クルド労働者党)とリンクしているから、共闘は止めるべきだと主張しています。「わが国がYPGとなにをしようが、トルコのクルド人とは関係ないと、私は思う。シリアのYPGを消滅させることによって、PKK問題を解決できるとは思えない」と、コヘン氏は言っています。


テレコムの会社がギョクチェ島のギリシャ人学校に助力

トルコの有力な携帯電話会社「テュルクジェル」が、トルコ北西部の島ギョクチェアダのギリシャ高校の技術的インフラを刷新し、5月17日、オープニング式を行いました。

 Hurriyet

テュルクジェルは、ギョクチェアダ中学・高校のために、技術クラス、屋外スポーツ・ホール、円形劇場のほか、植物園などリクリエーション施設を設立しました。

再開校式には、テュルクジェルのCEOカーン・テルジオール氏、ギリシャ正教会のバルトロメウ総主教、ウムロス教育・文化協会のラキ・ヴィンガス会長、テュルクジェルの重役たち、ギョクチェアダのムヒッティン・ギュエル知事、ギョクチェアダのウナル・チェティン区長、同校のイオアキン・マキス・カムブロプロス校長と卒業生たちも出席しました。

式典で、テルジオール氏は、自身も第1次世界大戦後、トルコとギリシャの住民交換でトルコに来た家族の一員だと語りました。「ギリシャ・コミュニティの子供たちは、私自身同様、祖父母よりも幸せです。住民交換で、希望を持ってトルコに来た家族の一員として、父祖の地に帰った人々のストーリーを見てきました」とテルジオール氏は語りました。

  
ギョクチェアダに生まれたバルトロメウ総主教も、式典でスピーチをし、ギョクチェアダは、人々が互いに平和に暮らせる模範的な例だと言いました。現在、戸の学校には33人の学生がいますが、その家族はテサロニキ、クレタ島、イスタンブル、アテネなどにいると、ヴィンガス会長は言いました。「島は昔のように、多文化的環境を取り戻しました。この式典には大きな意味があります」


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