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エルドアン大統領がギリシャの西トラキアのトルコ人を訪ねた

2017年12月09日 | 国際
12月9日 エルドアン大統領が、ギリシャ公式訪問中、ギリシャに住むムスリムのトルコ人を訪ねました。

 Hurriyet

エルドアン大統領はアレクサンドロポリス空港に到着後、車で、西トラキア地方の大都市コモティーニを訪ねました。コモティーニには、ギリシャの少数民族であるムスリム・トルコ人が多く住んでいます。コモティーニで、大統領はキル・マハッレ・モスクの金曜礼拝に出席しました。

ギリシャの西トラキア地方には、少数民族であるムスリム・トルコ人が15万人住んでいます。トルコの大統領がギリシャを訪れたのは65年ぶりです。エルドアン大統領のギリシャ訪問には、ハカン・チャヴシュオール副首相、メヴリュト・チャヴシュオール外相、オメル・チェリキEU相、アブドゥルハミト・ギュル法相、シュレイマン・ソイル内相、フルシ・アカル参謀総長、ベラト・アルバイラク・エネルギー相が随行しました。


HDPのデミルタシュ共同議長が司法組織と裁判の遅れを非難

収監中の人民民主党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同議長が、トルコの司法組織を激しく批判し、収監から第1回審問まで399日もかかったことを非難しました。

Hurriyet

「私は司法組織から逃げているという罪状で投獄された。しかし、司法は13か月間、私から逃げていた」とデミルタシュは12月7日、自分の公式ツイッター頁に弁護士を通じて投稿しました。デミルタシュ共同議長の第1回審問はアンカラ第19高等犯罪裁判所で、本人欠席のまま行われましたが、共同議長のこのコメントはその審問後に投稿されました。

現在、トルコ北西部エディルネ県のエディルネ刑務所に収監されているデミルタシュ共同議長は、第1回審問に本人が出席することをくり返し要求してきました。裁判所は“治安上の理由”として、これを拒否しています。デミルタシュ共同議長がオーディオビジュアル・システムによって第1回審問に参加することを拒否したため、彼の弁護士たちは12月7日、この問題を憲法裁判所に照会するよう要求しました。

デミルタシュ共同議長とHDPの議員9人は、2016年11月4日、逮捕されました。彼らは不法クルド労働者党(PKK)と関係しているといわれていることを根拠にテロ容疑で告発され、検察に証明できなかったため逮捕されました。

デミルタシュの弁護士らは、起訴にも逮捕にも反対とし、このケースはすべて、デミルタシュの政治家としての公式スピーチを標的にしていると力説しました。


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