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イスタンブルはウイルス規制を緩和する準備を始めている

2021年02月21日 | 国内
2月21日 イスタンブルはコロナ関連の規制の緩和を3月1日から始めることにし、そのために、政府の計画に従って、県ベースで正常化フェーズに移行する準備中だと、イスタンブル県保健部長が言いました。

 Hurriyet

イスタンブルの感染拡大パンデミックに関しては、ウイルス患者数は減り、集中治療室も以前ほど忙しくなくなりました。現在、イスタンブルは3月1日から始まる対策緩和の準備中です。

1600万の人口を有するイスタンブルのウイルス感染数は減少していると、ケマル・メミシオール教授は言いましたが、j住民は感染を低レベルに保つために、ルールを守りつづけるべきだと付言しました。先週、エルドアン大統領は、県ベースで、次第に正常な生活にもどす計画が3月から始まると、発表しました。

正常化計画では、各県は、感染とワクチン接種率をベースに、「低い」「中度」「高い」「非常に高い」というようにリスク度で分類されます。「政府は感染とワクチン接種その他県の基準をベースに、週末のロックダウンから始めて、順次、外出禁止を撤廃してゆきます」と、エルドアン大統領は閣僚会議後、語りました。

ファフレッティン・コジャ保健相も、正常化を始める日を3月1日とすると言いました。


トルコ副外相がハーナウ事件の犠牲者家族を弔問

2月19日、トルコのヤウズ・セリム・クラン副外相が、2020年、ドイツの町ハーナウで起こった人種差別攻撃の犠牲者の家族に会いました。

 Hurriyet

攻撃一周年記念に、クラン副外相は、アリ・ケマル・アイドゥン駐独トルコ大使とエルデム・トゥンジェル駐フランクフルト総領事とともに、セダト・ギュルビュスさんの墓に詣で、彼の家族にお悔やみを述べました。

その後、クラン副外相はスピーチで、人種差別は人類への脅威であると言いました。「われわれはいつも、このことをわが友人たちである同盟国の人々に警告しています」

「イスラム排斥、人種差別、外国人排斥の台頭は、トルコ人やムスリム社会にとってだけでなく、全世界、全人類にとっての共通の脅威です」と副外相は力説しました。「われわれはゾーリンゲン事件やNSU殺人で体験した苦痛をふたたび体験しました」と、クラン副外相は、1993年、ドイツのゾーリンゲン市で女性や少女が殺された放火事件に言及しました。

2020年2月19日、ドイツ西部ハーナウの町で、2軒のカフェが襲撃され、トルコ・オリジンの4人を含む9人の人々が、ドイツの極右集団に殺害されました。ドイツでは近年、極右集団と反ムスリム集団のプロパガンダにあおられて、人種差別や外国人排斥が盛り上がってきています。


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