専門家たちがワクチン反対論に警告

８月１３日　ワクチン反対派が人々に誤った考えを吹き込んでいると、専門家たちは言い、コロナ・ワクチンが心臓発作を引き起こすという主張に反駁する韓国の研究を評価しています。

　Hurriyet

「健康上の問題をなんでもワクチンと結びづけ、科学的根拠を無視して、ワクチンを信用しない集団がいます。多くの人々がこの誤った流言に騙されています」と、心臓病の専門医メラル・カユクチュオールさんは言いました。「ワクチンなしでオミクロン株に打ち勝つのは容易なことではありません」　

カユクチュオールさんは、コロナ感染後の心臓のトラブルは、ワクチンを打っていない人に多いという韓国の研究を指摘しました。「心臓病の発生率は、ワクチンを打っている人のほうが低いのです。科学的研究はワクチン反対派に反対です」

「コロナ・ワクチンがさまざまな病気を引き起こすという宣伝は、ソシアルメディアで３年間つづいています」と、もう１人の専門家エルダル・ヤンブルオールさんも言っています。「まちがった考えを信じて、命を落としている人々がいます。ワクチン接種を受けていない人のコロナ感染後の心臓発作のリスクは、受けている人の２倍です」

これまでの調査では、ＲＮＡワクチンによる心筋梗塞の副作用は、数百万例分の１例だそうです。「コロナに感染したら、ワクチンを打っていない人は、心臓発作のリスクがより高いことを知ってください」

政府が医療従事者の権利に関する新たな法規を発表した

医療従事者の権利の改善と追加支払金に関する新たな法規が、８月１２日、官報で発表されました。

　Hurriyet

ファフレッティン・コジャ保健相は法規の発表後、声明を出し、医療従事者に毎月１５日、追加金を支払うとソシアルメディアで報じました。「本日は，トルコの医師であることの意味が変わった日として記憶されるだろう」と保健相は付言しました。新しい法規によって、医療施設で働く職員に対する故意の侮辱行為も犯罪と定められ、保護対策を行うこともできるようになります。

医療従事者の権利に関する新たな法規は官報で発表されると、コジャ保健相は言いました。「トラブルが、医療従事者の満足がいくように容易に解決されるよう、法規の草案には医療施設の意見も取り入れられるでしょう」

この法規は８月１５日から有効になると、保健相は言いました。

　　　「ときどきダイアリー」ヘ