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大統領が初の声明で“強く先進的な”トルコを誓った

2018年07月10日 | 国内
7月10日 エルドアン大統領が、新しい行政権を持った大統領制の大統領としての初の声明で、“強く先進的な”トルコを誓い、今回、行政機関のすべての力を持った大統領に選ばれたことを力説しました。

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就任式のエルドアン大統領とエミネ夫人


「私は95年間の共和国をより強くすることを国民に約束します。わが国民が私に与えてくれた力を使って、より強い国会、より強い政府、より強いトルコのために邁進します」とエルドアン大統領は、7月9日の礼拝とともに始めた最初のスピーチで言いました。

彼は新しい制度の大統領として選ばれたことを強調し、行政機関の全権限を持った“大統領政府制”を説明しました。「私は国民にとって大切な存在であるよう努めます。私は私に票を入れた人々だけでなく、8100万人の市民の大統領であることを自覚しています」と、アンカラの大統領宮殿での就任式で言いました。

「公正発展党(AKP)が16年間、取り組んできた諸問題のために、憲法を変えざるを得なくなりました」と大統領は言いました。「この新制度は歴史がわれわれに示した選択です」

「われわれはいま、150年の民主主義の追求と、95年間の共和国の歴史における試練を越えて、新しい行政モデルを採用しようとしています」と大統領は言いました。「過去に起こった政治的、社会的、経済的カオスのために、重い負担となっていた制度を廃します」

「国民にその権限を与えられ、国民の前で責任を負った大統領は、いまから、立法機関と司法機関と折り合いながら、その仕事を実行していきます」と、大統領は付言しました。


大統領令で最初に任命されたのは参謀総長だった

トルコが正式に大統領制に切り替わった数時間後、7月10日の朝、官報に発表された最初の大統領令によって、ヤシャル・ギュレル陸軍総司令官が参謀総長に任命されました。

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フルシ・アカル参謀総長は、大統領令によって国防大臣に任命されました。新内閣発表につづいて、副大統領と閣僚の名が発表されました。ユミト・デュンダル副参謀総長はトルコ陸軍の司令官に指名され、メティン・グラク中将は副参謀総長に任命されました。

新しい大統領令下では、大統領が、大佐、准将、少将、大将、提督など上級軍人の昇進を決めます。士官の任命は毎年、8月30日の「勝利の日」に行われてきましたが、この日にちも大統領令によって変えられるかもしれえません。参謀長の任期は4年になるでしょう。


エルドアン大統領が新内閣の閣僚を発表した

トルコは正式に行政権を持つ大統領制に変わり、エルドアン大統領は7月9日の宣誓の数時間後に、官僚としてはあまり知られていない人物を含む、16人のサプライズ内閣を発表しました。フルシ・アカル参謀総長は国防大臣に、大統領の娘婿ベラト・アルバイラクは財務大臣に任命されました。

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副大統領にはフアト・オクタイ総理府次官が任命されました。彼は、昨年の国民投票で政府制度が大統領制に変わった後、官僚的行政的転換に携わった1人と見られています。エルドアン大統領は、アブデュルハミト・ギュル法務大臣、シュレイマン・ソイル内務大臣、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、新内閣でも続投させることにしました。

大統領は貿易大臣に、ビジネスウーマンのルフサル・ペクジャンを選びました。彼女は女性の企業家として、トルコ最大の貿易会議所の副会頭を務め、外国経済関係委員会(DEIK)でも執務していました。

エルドアン大統領に最も近い補佐官の1人ムスタファ・ヴァランクは、産業・開発大臣になりました。エネルギー省のファティフ・ドンメズ次官は、エネルギー大臣に任命され、幹線道路局のジャヒト・トゥラン局長は、運輸インフラ大臣になりました。

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閣僚の全リスト
エルドアン大統領は6月24日の選挙で52%の票を得て大統領に選ばれ、7月9日、国会で宣誓を行いました。大統領の宣誓後、昨年の国民投票で認められた憲法改正によって規定された新制度が実施されはじめました。

7月9日、アンカラの大統領宮殿で行なわれた就任式後、エルドアン大統領は記者会見で、以下のような閣僚の全リストを発表しました。

 副大統領:フアト・オクタイ
 法務大臣:アブデュルハミト・ギュル
 外務大臣:メヴリュト・チャヴシュオール
 内務大臣:シュレイマン・ソイル 
 国防大臣:フルシ・アカル
 財務大臣:ベラト・アルバイラク
 エネルギー天然資源大臣:ファティフ・ドンメズ
 産業・開発大臣:ムスタファ・ヴァランク 
 貿易大臣:ルフサル・ペクジャン
 環境・都市大臣:ムラト・クルム
 国家教育大臣:ジヤ・セルチュク
 保健大臣:ファフレッティン・コジャ
 運輸インフラ大臣:ジャヒト・トゥラン
 文化・観光大臣:メフメト・エルソイ
 労働・社会福祉・家族大臣:ゼフラ・ジュムリュト・セルチュク
 農業・森林大臣:ベキル・パクデミルリ
 青年スポーツ大臣:メフメト・ムハッレム・カサプオール
 
大臣たちは7月10日に宣誓を行ないました。


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