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「デミルタシュは逮捕を知りながら逃げなかった」と夫人

2017年11月14日 | 国内
11月15日 収監されている人民民主党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同議長の夫人が「夫は刑務所に入れられるとわかっていたが、外国に移住することを拒んだ」と言いました。

Hurriyet

「夫は数か月前から、逮捕されることを知っていました。友人たちが外国に移住するよう勧めてくれましたが、彼はそうしなかった。大勢の人が逮捕されても、彼は党の共同党首としてとどまり、抵抗すると言いました」と、バシャク・デミルタシュさんは言いました。HDPの多くの議員が、この決意をともにし、行動したとも、彼女は言いました。

デミルタシュ共同議長は、2016年11月4日、テロ容疑で逮捕されました。バシャク・デミルタシュさんは、「トルコで最近、投獄された政治家たちは、公正な審理を受けているとは思えない」と言いました。

「告発された人々に対する証拠は公的な発言です。発言のために政治家を投獄することはできません。政治家の発言が気に入らなかったら、それを批判し、その政治家に投票しなければよいのです」と彼女は言いました。

「大統領が私の夫に特別の敵意を持つようになったのは、2015年6月15日の選挙以来です」と彼女は言いました。バシャク・デミルタシュさんは、責任を持つことは、個人的な自由や平等や友愛より重要だと言いました。「問題を解決するために責任を持つことは、最優先されなければなりません。だから、私は、名誉のために戦い、問題解決のために責任を持つ夫を、いつも誇らしく思っているのです」

デミルタシュ夫人はまた、彼女の娘たちも父親が収監されている理由をよくわかっていると言いました。「娘たちは私を元気づけてくれます。娘たちは父親に週1回、手紙を書いています。夫が収監された後、孫娘はバイオリンを弾きはじめ、下の娘はギターを始めました。彼女たちは新しい曲を電話に記録して送っています」と彼女は言いました。


コロンビアのギャングが100万ドルのダイヤを強盗、アンカラで逮捕

100万ドルに価するダイアモンドを強盗したコロンビアのギャング団が、アンカラで捕まりました。

Hurriyet

女性1人を含む5人のギャングは、2か月前、ツーリスト・ビザでトルコに入国しました。その後彼らは、マルマラ地方のデュズジェ県で、11月3日午後11時、ねらいをつけていた車から100万ドルの価値のあるダイアモンドと現金2万5000ドルの入ったバッグを強奪しました。

アンカラ警察は、彼らを捕えるために特別チームを結成しました。容疑者たちの寫眞と詳細は、インタポールにシェアされました。警察によると、ギャングたちはイスタンブルとコンヤでも、同様の強盗を働いていたそうです。

警察は、アンカラ市内20か所の防犯カメラ300時間の映像を調べて容疑者たちを確認し、彼らを尾行して、アンカラ・イエニマハレ地区の、彼らが住んでいた借家を突き止めました。11月11日、警察はこの家を手入れし、コロンビア市民リリアナ・ゴメス・オスマ、ゲルマン・ベルナル・フエルタス、エルネスト・メサ、フリアン・ザバタ・マルティネスの4人を拘束しました。

警察はギャングが強奪したダイアモンドを押収し、容疑者らを拘束し、警察本部で取り調べを始めました。もう1人の容疑者ホセ・ギレルモ・ロドリゲス・カレスハスは逃走中です。


エルドアン大統領がシリアに関するアメリカ=ロシア間の談合を非難

エルドアン大統領が、ロシアのプーチン大統領とアメリカのトランプ大統領のシリアに関する合意を非難しました。両首脳は、戦争で疲弊したシリアに関して“軍事的解決はあり得ない”として合意しました。

 Hurriyet

シリアの軍事的解決があり得ないのなら、自国の軍を引き上げるべきだと、エルドアン大統領は言いました。「私には彼らの発言が理解しがたい。軍事的解決が問題外なら、自国の軍を引き上げるべきだろう」と、エルドアン大統領は、11月13日、プーチン大統領との会談のために黒海岸のリゾート都市ソチに発つまえに記者団に語りました。

「軍事的手段が解決策でないというなら、政治的手段を採用し、できるだけ早く選挙に持ち込む方法を見つけるべきだ。この7,8年間、政治的手段が採用されたことがあったか。われわれはこの件について、プーチン大統領と話す。われわれはこの地域を最もよく知っている。過去15年刊、この地域でなにが起こったか、われわれは最もよく知っている」と、大統領は言いました。

「シリア中央政府軍によって殺された人々の数は、もう100万人に達した」と、エルドアン大統領はシリア体制派に言及しました。「トルコ政府は長い間、シリア体制派は違法だと言ってきた。トルコ政府は、アメリカがイラクに介入し、サダム・フセインを転覆させるのを望んだことはなく、アメリカに民主的手段による決着を見つけるよう勧告していた」

「しかし、アメリカ軍は耳を貸さなかった。オバマ行政も、イラクにとどまりたくないと言いながら、撤兵しなかった。世界はバカではない。彼らは一方で話し合いながら、一方で活動する」とエルドアン首相は言いました


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