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約7万9000人のシリアの子供がトルコで学校に通っている

2016年12月08日 | 国際
12月10日 約7万9000人のシリアの子供たちが、トルコの臨時難民センターで教育を受けていると、12月7日、ヴェイシ・カイナク副首相がアナドル通信に語りました。
 Hurriyet
トルコで学ぶシリア難民の子供たち


トルコは世界で最も多くのシリア難民を受け入れている国です。ビナリ・ユルドゥルム首相によれば、そのケアに、200億~250億ドルを費やしてきました。

「1万3600人の教師が、7万8824人のシリア人の子供たちを、臨時難民センター内の幼稚園、小学校、高等学校で教育しています。教師の中の1万2630人はアラブ諸国出身者で、その他はトルコ人です」と、カイナク副首相は言いました。

学校には数学、科学、社会科学、コンピュータのクラスがあり、また、トルコ語、英語、アラブ語の語学コースもあります。カイナク副首相はまた、現在、約13万3400人のシリア人学生・生徒が、教育省が運営する公立校に通っていることを強調しました。

副首相はまた、トルコ政府は2000以上の成人難民のための職業訓練コースを設け、これまでに22万2900人の受講生が、ヘアドレッシング、縫製、織物、手工芸、コンピュータ、言語のコースで資格を得ていると言いました。「臨時難民センターでは、1日24時間、週7日間、教育、保健、治安、宗教のサービスが提供されています」


イスタンブル大学の研究者51人がクーデター調査で警察が拘束

在米説教師フェトフラー・ギュレンとの関連容疑で拘留令状を出された、イスタンブル大学の研究者87人のうちの51人が、警察に拘束されたと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

イスタンブルの主任検察官オフィスはすでに、87人の教授、准教授、講師に、ギュレン運動に関与していた容疑で拘留令状を出しています。

メルケズ党のリーダー、アブドゥラヒム・カルスル教授は、拘留リストに載っていますが、現在、自宅で、肝臓移植の治療中のため、拘束されませんでした。黒海岸地方のアルトゥヴィン県守備隊司令官アドナン・ディンチソイ歩兵大佐も、ギュレン運動に関与した容疑で、アルトゥヴィン警察に拘束されました。


「PKKは2017年4月後、崩壊する」ソイル内相

非合法組織クルド労働者党(PKK)は2017年4月後に、崩壊するだろうと、シュレイマン・ソイル内相が予言しました。

 Hurriyet
ヴァンのAKPの会合で語ったソイル内相(右から3人目)


「PKKは、いまは力があるように見えるが、彼らはまもなく、想像もできな大崩壊に直面するだろう」と、ソイル内相は、12月9日、ヴァン県で行われた公正発展党(AKP)の会合で言いました。

「われわれは、この冬、断固たる戦いを挑む。わが治安部隊は“まかせておけ。われわれは彼らを叩きつぶす”と言い、ディヤルバクルからハッカリまで、多くの作戦を展開している。治安部隊は大作戦を敢行する。われわれはあらゆる計画を立てている。彼らに冬の基地をつくらせない。彼らに洞窟もシェルターも、隠れ場所を与えない」と、内相は言いました。「治安部隊は、最近、ビンギョル県のPKKのシェルター53か所を破壊した」

「PKKの戦闘員は町に現れては、人々や商店を脅し、PKKに甘い地方行政から金をせびり取り、その金を山のアジトへ送っている。そして、彼らはデモクラシーを語っている」


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