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脚を骨折したニワトリを手術で治してやったおじさん

2015年03月14日 | 国内
3月15日 脚を骨折したニワトリさんが、マラティヤ県イエシルユルト市の獣医会が行った補綴手術のおかげで歩けるようになりました。

 Hurriyet

「みんな私に言いますよ。“たかがニワトリじゃないですか。なにやってるんですか。20リラで買えますよ。食べちゃえばいいじゃないの”ってね」と、ニワトリのオーナー、アイデミル・ギュルソイさんは言いました。ギュルソイさんは昔からニワトリや羊のような動物が好きで、いまも庭に30羽のニワトリと2羽の七面鳥を飼っているそうです。

ギュルソイさんは脚をひどく骨折したニワトリを治療するため、何人もの獣医を訪ねた後、友人に勧められて、イエシルユルト市の獣医会にニワトリを連れて行きました。「20日間、このニワトリはいろいろな治療を受けましたが、最後に脚を切断しなければならないと言われ、脚を補綴することを提案されました。おかげで、ニワトリは歩くことも、卵を産むこともできるようになりました」とギュルソイさんは嬉しそうです。

イエシルユルト市獣医会のアブゼル・カラタシュ会長は、「ニワトリの脚は壊疽(えそ)の症状が出ていたため切断し、補綴脚と取り替え、歩けるようになりました。結果にはまったく満足しています。オーナーさんも喜んでいますよ」と言いました。

カラタシュ会長のクリニックでは、いろいろな動物の治療をしているそうです。「このあいだ、ケガで盲目になったフクロウの治療をしました」


5人の代表が収監中のPKKの指導者オジャランと会談

3月14日、5人の代表団が、終身刑で服役中の、非合法クルド労働者党(PKK)の指導者アブドゥラ・オジャランと会談しました。

 Hurriyet
 1月22日、HDKのイドリス・バルケン議員がカンディルのPKK本部で、PKKの幹部に会ったとき、ツイッターにアップした寫眞。


代表団には、人民民主党(HDP)国会議員グループのイドリス・バルケン議長と、女性の権利活動家で作家のジェイラン・バールヤヌクさんも入っています。2人は3月13日、クルディスタン・コミュニティ連合(KCK)の幹部と話し合っています。KCKにはPKKも属しています。

代表団の他のメンバーは、HDP国会議員グループのペルヴィン・ブルダン議長、HDPのスルル・シュレイヤ・オンデル議員、民主社会会議(DTK)のハティプ・ディジュレ共同議長の3人です。バルケン議員とバールヤヌクさんが、カンディルのPKK本部から預かったメッセージをオジャランに手渡したと思われます。

トルコの和平プロセスに関する討論は、3月21日のクルドの祭ネヴルスへの助走となるでしょう。エルドアン大統領はネヴルスを6月の選挙への里標として重視しています。

・・・とにかくPKKと軍の紛争がなくなることを祈ります。


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